雑誌アサヒ クロニクル シュウカン 20 セイキ ニホンジン ノ 100 ネン 100030703

朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 1号(1999年2月)

サブタイトル
1945 昭和20年 敗戦から再生へ
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)2月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
48,19p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/1
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(ジャーナリスト・辰濃和男)
巻頭特集 敗戦から再生へ
相次ぐ玉砕、特攻。大日本帝国「完敗」 真珠湾奇襲で始まった戦争は4年目に入った。沖縄が戦場となり、県民も総力戦を闘う。8月15日、日本は降伏する。(筑波大学教授・大濱徹也)
銃後もまた死と隣り合わせだった 連日の空襲に、国民の衣・食・住ことごとくが戦争の犠牲となった。(評論家・吉沢久子)
人類史上初の原爆、広島・長崎に炸裂 45年8月6日、アメリカ軍は広島に原子爆弾を投下した。そして長崎…。(ジャーナリスト・森暁雄)
焦土に舞い降りてきた新たな支配者 焦土の日本に、最高権力者としてやってきた連合国軍総司令官ダグラス・マッカーサー元帥。(長崎県短大助教授・荒敬)
戦火消え、世界各地に解放・独立の波 明日知れぬ〝夜の霧〟の時代を生き延び生きる喜びと自由を獲得する人々。(元朝日新聞論説委員・東洋大講師・深津真澄)
ひと
総司令部相手に堂々とわたりあった、ワンマン吉田の懐刀 白洲次郎(早稲田大・明治大兼任講師・川島高峰)
家族を失った悲しみを乗りこえ明るく歌った「リンゴの唄」 並木路子(朝日新聞社出版局編集委員・山下勝利)
クロニクル1945 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]初詣で風景/阿波丸撃沈/三河地震/ドレスデン大空襲
[3-4月]国産ペニシリン完成/閲兵するヒトラー/エルベの誓い
[5-7月]大相撲夏場所/ドイツ降伏/ポツダム会談/初の原爆実験
[8月]玉音放送/光復/自刃/戦勝に沸くニューヨーク
[9-10月]政治犯釈放/東京ローズ/枕崎台風/「証言」(河原匡喜)
[11-12月]戦犯裁判/第1回通常国会/浮浪者・浮浪児/引き揚げ者
20世紀社会面 朝日新聞、週刊朝日、アサヒグラフなどの記事に当時の世相を見る
正月にあらず、13月なり
マッカーサーが新婚旅行で泊まった宿
九州大学「生体解剖実験」の怪(ジャーナリスト・東嶋和子)
白いサツマイモ(ジャーナリスト・中居あさこ)
世紀残像「聞きそびれた玉音放送」(作家・水上勉)
こども百景ギブミイチョコレート(子ども調査研究所長・高山英男)
45年12月31日付「朝日新聞」天声人語
「朝日新聞」ラジオ欄「紅白音楽試合」
映画「そよかぜ」(評論家・村山匡一郎)
本『日米会話手帳』(評論家・塩澤実信)
冥銘録[物故者を追悼する]
西田幾太郎(哲学者・中村雄二郎)
F・D・ルーズベルト(東京女子大教授・猿谷要)
野口雨情(評論家・朝倉喬司) ほか
ふるさと人国記1 北海道(上) 北の大地に掲げられた自立の旗(元「アエラ」発行室長・西村秀俊)
素顔の宰相1 鈴木貫太郎 武骨にして大芝居をうつ老獪さ(政治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく まぼろしの地下大本営 長野市松代(ジャーナリスト・平見睦子)
広告と生きた世紀1 戦意高揚のポスターとなった国策グラフ誌の表紙(広告評論家・中井幸一)