雑誌インテリジェンス 100030667

Intelligence 第14号(2014年3月)

サブタイトル
日本と東アジアの検閲史再考 占領後日本と冷戦期米国の文化的諸相
著者名
出版者
20世紀メディア研究所
出版年月
2014年(平成26年)3月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
198p
NDC(分類)
361
請求記号
361/I57/14
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

特集:日本と東アジアの検閲史再考
【対談】検閲研究の最前線―― 戦前と戦後をつなぐ(山本武利/浅岡邦雄/司会・土屋礼子)
韓国における通信検閲の歴史的展開―― せめぎあう国家安保と人権:張勉政権から盧武鉉政権まで(小林聡明)
移動する検閲空間と拡散する朝鮮語―― 一九二八年「三・一五」と一九二九年「四・一六」の間から(高榮蘭)
戦後台湾における検閲制度の確立―― 検閲関連法とその執行機関の変遷を中心にして(何義麟)
日本統治期台湾での「検閲」を理解するために(河原功)
占領期の軽演劇検閲(中野正昭)
日本のキス検閲に見る戦前戦後レジームの連続性――接吻表象の多義性(ジョナサン・エイブル/訳・杉本文四郎)
幻の出版検閲改革―― 昭和初期の内務省と出版者の相克(安野一之)

特集:占領後日本と冷戦期米国の文化的諸相
ロックフェラー財団と文学者たち――冷戦下における日米文化交流の諸相(梅森直之)
冷戦期ハリウッド映画における日本表象――『サヨナラ』(1957年)の生成過程をめぐって(志村三代子)
占領期の大学生新聞(土屋礼子)
戦後における「中野正剛」の語られ方――反軍・革新のイメージ再考(吉田則昭)

「抗日ドラマ」から見る中国の政治宣伝の変遷(趙新利)
【資料紹介】占領期における再刊小説の本文改変――吉屋信子の作品を例に(藤田篤子)
新着図書紹介2013年