季論21 第26号(2014年10月)
【対談】歴史の岐路で問われる国のかたち、人のかたち(憲法研究・奥平康弘/教育思想・堀尾輝久)
【特集1】丸山眞男生誕100年記念シンポジウム
丸山眞男の社会科学(社会学・竹内真澄)
丸山眞男の「思想的方法」はどのように継承されるべきか(哲学・清眞人)
丸山眞男と戦後思想―「民主主義の永久革命」論=〈真性近代〉論を中心に(吉田傑俊)
丸山眞男の思想と科学(社会経済学ト・角田修一)
●巻頭言 「放射線」問題の深い闇(ジャーナリスト・田代真人)
21世紀アメリカの軍産複合体(アメリカ経済史・西川純子)
「砂川裁判」の再審請求に向けて(「伊達判決を生かす会」共同代表・塩川喜信)
民主主義論と「実現可能な社会主義」 25号特集「ポスト資本主義へのアプローチ」に寄せて(社会主義経済論・芦田文夫)
ポスト資本主義左翼=ドイツ左翼党の軌跡と課題(ドイツ現代史・星乃治彦)
【特集2】戦争と音楽
作曲家ブリテンは何を訴えたか(日本近現代史・佐々木隆爾)
吉田隆子の戦中・戦後の日記を読む(音楽評論家・小宮多美江)
橋本國彦―暗転する時代を生きた作曲家(音楽評論家・小松公次)
極限状態のなかでの演奏の意味 ひのまどか『戦火のシンフォニー』を読む(音楽評論家・宮沢昭男)
京都朝鮮学校襲撃事件とその後(ジャーナリスト・中村一村)
「布の炭」―建物と人をやさしく守る魔法の布(NPO法人事務局長・太田晴夫)
自立と生きるための親子三代の農民の闘い 野里征彦『こつなぎ物語』に寄せて(英米法・戒能通厚)
小説 叫び(作家・稲沢潤子)
書評
津上忠著『評伝 演出家 土方与志』(演劇評論家・村井建)
鶴岡征雄著『私の出会った作家たち 民主主義文学運動の中で』(作家・旭瓜あかね)
私の読んだ本 田中伸尚『未完の戦時下抵抗―屈せざる人びとの軌跡』(文筆家・新藤謙)
観測点
翁長知事候補を先頭にオール沖縄で新基地建設阻止へ(ジャーナリスト・豊見城明)
キューバの変化とオバマ政権下の米国の対応(ジャーナリスト・岡田則男)
グラビア 怒りに燃える島 沖縄・辺野古2014夏(写真家・森住卓)
●読者のひろば
●グラビア解説
●編集後記