芸術新潮 第65巻第2号(平成26年2月)
グラフ
美の常識を破る五原則
その1 美人の条件を描き変えよう
その2 画家なら華麗な館に住もう
その3 天も地も描きつくそう
その4 お堅い時代に柔らかヌードを
その5 古代を過剰に演出しよう
ヴィクトリア朝美術、反撃の50年!(解説 荒川裕子)
Part1 われらラファエル前派兄弟団!
Part2 P.R.B.セカンド・ジェネレーション、結集す
Part3 ただ美しいって罪なこと?
ラファエル前派の“現場”レポート
恋愛なくして芸術は生まれない
19世紀ヴィクトリア朝美術の流れ
From the Pre-Raphaelites to the Aesthetic Movement
特集
英国ヴィクトリア朝美術の陶酔(エクスタシー)ラファエル前派から唯美主義まで
生活のなかの唯美主義―「ハウス・ビューティフル」(文 加藤明子)
英国カルチャーシーンの19世紀リヴァイヴァル(文 新谷洋子)
写真と絵画の蜜月(文 前橋重二)
もしかしたら“ヴィジュアル系”(文 嶽本野ばら)
少女マンガ家はラファエル前派の夢を見るか(インタヴュー 松苗あけみ/聞き手 藤本由香里)
連載
ぼくの採点症38(文 中原昌也)
ミュージック三昧38(文 西加奈子)
ランプの肖像23 GRAS N°206/GRASN°205フランス(写真+文 雜賀雄二)
わたし一人の美術時評42(文 藤田一人)
海外アートinfo-maniac⑥(文 前橋重二)
唄めぐりの旅21(安楽楽是者伊勢)(アララーコレハイセーエエ)(文 石田文)
失われたパリの復元 ⅩⅩⅤ続レ・アール 女魚屋は叫び 回廊商店街は消えてゆく(文 鹿島茂)
speak low
胸おどる装いの力を信じて阿部好世の美しき戦い
art news
クリスチャン・ボヌフォワ透過性のモダニズム(文 近藤学)
小津安二郎は細部に宿るその「偏愛とこだわり」
あなどれない清朝陶磁
ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ知られざる巨匠の古代幻想
特別対談
高階秀彌×原出マハ「美術史とミステリーには共通点がある」
talk about
○みる ○つかう
stardust
○クリス・ベーレンス○水野里奈
○「カソケキ+チカラ」展より大路裕也と藤岡祐機
○湯沢英治○大久保陽平
○「定窯 優雅なる白の世界 窯址発掘成果展」
○高谷史郎○「16th DOMANI・明日展」より吉本直子
○川﨑広平
world spacial
世界一高い絵と伝説のアート・ディラ―クリスティーズ秋のオークションより
world
○New York
「イザ・ゲンツケン 回顧展」
○London
「ジェイク&ディノス・チャップマン 観においで」展
○Bern
「脆弱な性 アートはどのように新しい男性を描くのか」展
○Basel
「トーマス・シュッテ」展
invitation
○これから見られる展覧会案内
○お薦めの書籍、舞台、CD
今月のとんぼの本(文 坂口恭平)