雑誌キカン ステレオ サウンド 100029305

季刊ステレオサウンド 別冊(昭和49年12月)

サブタイトル
レコードと音楽とオーディオと
著者名
出版者
ステレオサウンド
出版年月
1972年(昭和47年)12月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
327p
NDC(分類)
761
請求記号
761/Ki21/B1974
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

序章
二枚のボレロ カラヤンとオーマンディ
WIDE VIEW
ラヴェル「ボレロ全曲」
オーケストレーションの図表
カラヤンとオーマンディのレコードにおける
ボレロ全曲/ダイナミックレベルの記録

第一章
ハイファイからオーディオへ
レコードと音楽のかかわりあい
はじめてLPを鳴らした頃から
今日のオーディオへ
オーディオ機器と音楽性の関連
ピアニスト無用論の投じた問題
ピアノの音についての外国の研究
タッチについてのピアニストの意見
ソ連のヴァイオリンの音色の研究
レコード再生の問題について
カラー口絵
レコードとその技術の歴史

第二章 エディスンから電気録音へ
レコードとその技術の歴史 1
トマス・Aエディスンの発明したフォノグラフ
ベルリーナのディスク録音法の出現
日本の蓄音器の渡米とグラモフォンの発展
レコード産業の成長
草創期のレコード録音技術
電気録音法の技術的背景
〝クレデンサ”に象徴される
アクースティック時代の銘器

第三章 電気音響以後―ステレオまで
レコードとその技術の歴史
長時間化とステレオ録音の先駆的試み
SP時代のレコードの音質
FFRRによる広帯域録音の実現
LP誕生とその技術的背景LPのもたらした
HIFI時代
そしてステレオ・ディスクが

第四章 レコード再生のためのテクニック1
プレイヤー・システム
モーターとターンテーブル
ターンテーブルに要求される性能
トーン・アーム
トーン・アームのの問題点
インサイドフォースキャンセラー機構
アームリフターについて
カートリッジ
スタイラス・ティップ
カートリッジの音について
プレイヤー・システムとしての問題点

第五章 レコード再生のためのテクニック
アンプリファイヤー
コントロール・アンプ
パワー・アンプ
トランジスターか真空管かということ
A級アンプとFET
アンプのパワーはどのくらい必要か

第六章 レコード再生のためのテクニック3
スピーカー・システム
バッフル/エンクロージェアの役割
なぜスピーカー・システムにまとめられるのか
スピーカーに要求される音響特性
スピーカーの能率とアンプのパワーの関係
アンプのダンピング・ファクターとのかかわり

間章 デシベル(DB)表示についての知識

第七章 レコード再生のためのテクニック
リスニング・ルームの音響条件
残響特性というものについて
コンサート・ホールの残響と音響特性
リスニング・ルームの残響時間
定在波と部屋のプロポーション
リスニング・ルームとスピーカーの設置位置
ルーム・アクースティック処理のむずかしさ
リスニング条件と制限する騒音について
遮音と吸音を両立させるむずかしさ
ルーム・アクースティックをカバーする
リスニング・テクニックの重要さ
カラー口絵 現代のレコード録音
各社のレコーディングスタジオをみる

第八章 現代のレコード録音
今日のレコーディング
ハイ・ファイ録音のありかた
磁気録音法の歩み
テープ・レコーダーのもたらした
録音テクニックの拡大
現代のマルチ・トラック・レコーディング
マルチ・トラックのレコーディング・テクニック
ノイズ・リダクション・システムの問題点
新しい録音法系の可能性
今日のレコード録音の豊かな多様さ

第九章 カッティング・プレス
レコードができるまで
カッティングのメカニズム
歪補正カッティング
カッティングによる音の違いについて
レコード・プレスの工程
レコードのノイズとクリーナーについて

第十章 再びレコードと音楽とオーディオと
レコードのもつ主体性について
録音今昔
≪ツァラトゥストラかく語りき≫の
三種のレコードの
録音とその再生について
ベートーヴェンの第五の録音の検討
さまざまなジャンルの音楽のレコードと
その録音・再生について
ピアノのレコードとその再生
現代音楽における音響的問題
音楽とその再生のかかわり
オーケストラ再生のためのひとつの実験
ハイ・フィディリティ再生の目標と
これからのオーディオ・ソフトウェア

あとがき