ビューティサイエンス 第3号(2014年4月)
巻頭言
「美質」の時代-いま新しい日本がはじまる-
(株)日本香堂ホールディングス
代表取締役会長兼社長(小仲正久)
第一章 衣装とBeautyScience
衣紋道 十二単にみる基本の型
国際文化理容美容専門学校渋谷校長
衣紋道髙倉流たかくら会東京道場頭(荘司礼子)
源氏物語「香染」再現
-香りから色を導き出す千年の美-
香染・染織作家(佐藤幸香)
大正のきもの
作家(近藤富枝)
アール・ヌーヴォからアール・デコへ
-ファッションの変容 西と東-
東京家政学院大学名誉教授(井上和子)
日本初のレース伝習施設
-東京府レース製造教場の設立-
中央区教育委員会文化財保護審議委員(野口孝一)
第二章
色材とBeauty Science
岩絵具とマティエール-近代岩絵具の黎明期-
東京藝術大学院准教授(荒井経)
大正・昭和期の鉛汚染-含鉛おしろいの影響-
新領域創成科学研究科准教授
(吉永淳)
化粧品としての綿臙脂
日本画家(沓名弘美)
国立科学博物館理工学研究部研究員(沓名貴彦)
第三章 医療とBeauty Science
唐代の美顔術-『千金方』面薬方-
一般社団法人日本医史学会理事長
北里大学東洋医学綜合研究所部長
北里研究所教授(小曽戸洋)
隠された口腔、開かれた口腔
日本歯科大学新潟生命歯学部
医の博物館客員教授(西巻昭彦)
歌川豊国、歌川国吉、月岡芳年の外眼部描写の特徴
エビスクリニック眼科
東京医科大学客員教授(田中孝男)
年齢によるエストロゲン減少に伴う肥満型の変化
株式会社村山 代表取締役
医学博士(村山舞)
プラセンタ療法
日本胎盤臨床医学会理事長
吉祥寺中医クリニック院長(長瀬眞彦)
白色顔料
-含鉛白粉による乳幼児鉛毒性脳症研究の歴史-
大阪市立大學名誉教授(堀口俊一)
胞衣の産育習俗-臍帯切断と胞衣納め-
一般社団法人日本医史会監事
ビューティ サイエンス学会評議員(蔵方宏昌)
胞衣の川柳 江戸川柳研究会幹事(橋本秀信)
第四章
美容とBeautyScience
手から伝わる思いやりの心
日本の美意識を世界へ!
美容研究家/メイクアップアーティスト
[フロムハンド]メイクアップアカデミー校長
青山ビューティ学院高等部校長(小林照子)
トリプルバーン痩身法におけるエネルギー
代謝及び血液成分変化について
学校法人ミスパリ学園理事長(下村朱美)
容貌のメッセージ性
北里大学名誉教授
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長
(塩谷信幸)
第五章 化粧とBeauty Science
江戸時代前期の化粧・髪型について
ポーラ文化研究員
ビューティサイエンス学会近世文化研究会代表(村田孝子)
中世絵巻に見るヒゲの研究
学校法人全国理容中央学園
中央理美容専門学校校長(堀純)
各種増毛法・かつらの接合技術について
株式会社アートネイチャー広報部部長(菅谷健一)
第六章 化粧品とBeautyScience
大正期の化粧品の化学
元ポーラ化成工業(株)袋井工場長
化粧史研究会参与(大郷保治)
御園白粉をめぐる人びと
ビューティサイエンス学会会員
ポーラ文化研究所研究員(富澤洋子)
第七章 香料とBeautyScience
大正期の化粧品業界
日本化粧品工業連合広報委員会参与
元ポーラ研究所部長(加藤精二)
宋代の香文化
ビューティサイエンス学会香文化研究会代表(松原睦)
第八章 食育とBeautyScience
ランビキ(欄引)について
ポーラ化成工業(株)横浜研究所開発研究部
ランビキ研究家(佐藤孝)
村井弦斎と食養法
慈誠会記念病院名誉院長(熊木敏郎)
第九章 大正期の文化と芸術
美容・健康食品における「プラセンタ」の機能と役割
株式会社コレコ
常務取締役 研究所長(石橋見衣子)
大正の行楽文化と武蔵野
東洋大学非常勤講師(小泉京美)
描かれた自然風景の所有者
-画家たちが捉えたものと伝えたもの-(南出みゆき)
大正期の少女-教育と美、文化学院の試み-
東洋大学東洋学研究所(矢部(水谷)真紀)
大正期の少女-教育と美、文化学院の試み-
大正期の三越
-震災下のPR誌に見る「学俗協同」-
(櫻井智佳恵)
『朝日新聞』に見る大正時代の化粧品広告(1)
ビューティサイエンス学会理事長(高橋雅夫)