朗 第10巻第3号(昭和17年2月)
口繪寫眞
茶室(五色刷)
間取と外觀に重點を置いた住宅を持つ醫院
垣根と塀
グラビヤ
農家の納屋を改造した子供の家
ブルナイ古銅器
表紙(ボルネオの水甕=朝倉文夫氏藏)
島のアンコ(地方風俗點描の三)(生澤朗)
上古の住宅(日本住宅の史的展望)(東京帝大建築科教授・藤島亥治郎)
八紘一宇と日本人の家(隨筆)(歌人・齋藤瀏)
北京の印象(隨筆)(洋畫家・橋本はな子)
㐧一特輯 日当りよく工夫した住宅
其一・日當りに重點をおいた住宅(厚生科學研究所員・幸田彰)
其二・一中流住宅の試案(建築家・吉井國雄)
其三・日當りの良い住宅(警視廳建築課員・杉山武彥)
竹ラスの知識(警視廳建築課技師・栗山寛)
㐧二特輯 多人数の住める住宅
(一)七人家族の住む和風住宅(建築家・熊谷吾三郞)
(二)九人家族の住宅(建築家・田中喜久雄)
(三)家族の多い勤人向健康住宅(建築家・佐竹義雄)
一つの設計圖をめぐる感想發表會(出題・山口茂)(文・中村篤久/土佐林テル/奥村鐵男/宮本惠美子/東京帝大大學院學生四氏)
㐧三特輯 六十坪の敷地にどんな間取の家が出来るか
No.1 敷地六十坪に建つ家(建築家・中野英三)
No.2 六十坪の敷地に建つ住宅(建築家・佐藤繼男)
No.3 小室を多く採つた住宅(警視廳建築課員・古松毅)
新しい塀のこころみ四種(建築家・山田寅男)
座談會・南洋に住む日本人と衣食住
これから南洋について東亞共榮圏民族の指導者となられる方の爲に開いた、在南洋何十年といふ尊い體驗を持たれる方々の『衣・食・住』について切実な座談會
出席者(商工省嘱託・渡邉薰/佛印の海運業・水谷乙吉/興南地元會理事・峰尾敬一/南洋興發代表社員・齋藤文也/三井物產・澤村隆/彫塑家・朝倉文夫/泰國の棉花栽培家・鄕隆三郞/千田商會支配人・植栗象一/日本水道株式會社専務・福島弘/
淺田商會・宮坂淑道/南洋林業・牟田敏崇/日本電建會長・平尾善保)
民家で描く日本地圖(建築家・山口正)
三月の庭園と園藝・その他(庭の科學十二月)(林學博士・上原敬二)
表紙について
住宅綺語
「寫眞の引伸」と「建築並に庭」の寫眞の撮影
第三十二回住宅間取組み合せ懸賞入選發表
第三十四回住宅間取組み合せ懸賞募集
誌上講座 戰時下住宅の基礎知識の三 生活の様式について(早大講師・明石信道)
讀者文藝(松村英一/野村泊月/岸本水府選)
讀者文藝投稿規定
住宅建築質疑應答
住宅建築質疑應答欄原稿募集
目次繪(生澤朗)
寫眞(朗寫眞部)
朗回覧板(編輯後記-出版部便り)