雑誌マチカネヤマ ロンソウ 100029048

待兼山論争 第32号(平成10年12月)

サブタイトル
日本学篇
著者名
出版者
大阪大学文学会
出版年月
1998年(平成10年)12月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
55,52p
NDC(分類)
205
請求記号
205/Ma16/32
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

日本学篇
戦時下における教育紙芝居の上演現場-口頭芸と国家の関係をめぐる一考察-(真鍋昌賢)
沖縄初期県政の挫折と旧慣温存路線の確立-旧慣温存論争の政治史面からの再検討-(森宣雄)
研究室便り
漱石のスタイルシフト(渋谷勝己)
接続詞スルトについて-命題レベル/判断・発話レベルの観点から-(本多真紀子)
日本語母語話者と非母語話者による有効なコミュニケーションにおける調整過程(郷丸静香)
外国語要旨
哲学編
キェルケゴールの「想起」論(浅野遼二)
生の共同体について-ベルクソンにおける他者把握の可能性-(吉永和加)
個人主義的言語観の検討-チョムスキーのクリプキ批判をめぐって-(大石敏広)
前漢東海郡の学術的動向(釜田啓市)
マックス・シェーラーの共感論-ケアの哲学のために-(紀平知樹)
Sukhāvatīvyūha(梵文無量寿経)の研究-流通偈を中心にして-(福井真)
史学篇
一二世紀北フランス貴族の家門理解-アンジュー伯家の事例-(上山益己)
円珍請来の菩提流志訳『不空羂索経』一巻について(愛宕邦康)
ウイグル文契約文書補考(森安孝夫)
女性首長と軍事権(清家章)
文学篇
『高山寺明恵上人行状(仮名行状)』と『高山寺縁起』(山崎淳)
『偐柴田舎源氏』の仮名字体-作者自筆稿本と板本の比較考察-(内田宗一)
牧野信一の「父親小説」群と廉想渉の『三代』-父子関係を中心に-(任苔均)
明末における『捜神記』出版について-当時の知識人の小説評価にむけて-(大村由起子)
アイロニーの言語学(河上誓作)
The Humanistic Elements of Self-A Study of More's Life of Pico-(Nobuhiro KAWASHIMA)
書き換えられる未来-アイザック・アシモフの歴史改変小説と未来史-(小畑拓也)
Conceptual Basis of One-Cycled Syntax(Hiroyuki TANAKA)
トーマス・マン短編集『小フリーデマン氏』における語りの問題について(内田哲志)
La symbolique de la musique et l’espace autobiographique-autour de Moderato Cantabile de Marguerite Duras-(Midori OGAWA)
美学篇
歴史小説の間テクスト性-島崎藤村の『夜明け前』との関連において-(高暎子)
江戸期の日吉大夫(宮本圭造)
四条河原遊楽図の成立と展開(阿部彩子)
ヨーゼフ・ラスカ(1886~1964)と宝塚交響楽団(根岸一美)
日本学篇
戦時下における教育紙芝居の上演現場-口頭芸と国家の関係をめぐる一考察-(真鍋昌賢)
沖縄初期県政の挫折と旧慣温存路線の確率-旧慣温存論争の政治面からの再検討-(森宣雄)
漱石のスタイルシフト(渋谷勝己)
接続詞のスタイルについて-命題レベル/判断・発語レベルの観点から-(本多真紀子)
日本語母語話者と非母語話者による有効なコミュニケーションにおける調整過程(郷丸静香)
平成10年度大阪大学文学会委員
会長:川北稔/委員長:榎本文雄/委員:村田路人/和田章男/永田靖/冨山一郎/吉永和加/沈中埼/黒岡浩一/渡辺浩司/今石幸子/紀平知樹/上山益己/是澤範三/奥田雅信/伊達立昌/表智之