新女苑　第２巻第８号（昭和１３年８月）

新女苑・・八月號
芥川龍之介夫人に訊く（村田義光）
上海にて（表紙）（小磯良平）
踊り子（原色刷）（木下孝則）
外人の見た日本の美（アート寫眞）
田園と都會（グラビア）
映畫と歌劇（グラビア）
八月詩畫譜　夏・こつじき（岡本かの子）
山麓の二人（高村光太郎）
鎮魂歌（吉田一穂）
曉の歌（佐藤一英）
縁野のうた（安部忠三）
名作指物語　サーカスの女（クープリン／米川正夫）
紫陽花咲けり（吉田絃二郎）
戰ふ國の一年（吉屋信子）
石の翼（西條八十）
日本女性の行く道（杉山平助）
新時代の戀愛（河上徹太郎）
支那論（龝井貫一郎）
事變下の於ける女性の責務（賀屋興宣）
長篇小説
花紋（猪熊絃一郎畫／大佛次郎）
青春の書（林唯一畫／丹羽文雄）
石の枕を立てて（富永譲太郎畫／賀川豐彦）
實いまだ熟せず（岩田專太郎畫／横川利一）
對談會　本を讀むこと（片岡鐡兵／阿部知二）
教養と趣味
雅小説の價値（日夏耿之介）
髪（繪と文）（伊東深水）
ゆかた（長谷川時雨）
金魚の話（吉田嘉四郎）
生活日記　生活日記（宮城道雄）
高原にて（呉泉）
大阪公演（山本安英）
座談會　若き東京の女性は答へる（杉山平助司會）
東京へ興へる（二階堂正子）
短編小説
伸る草（吉邨二郎畫／長谷川時雨）
月蝕（松野一夫畫／石川達三）
何れか一つ（嶺田弘畫／中本たか子）
どん底の祭日（保姆の手記）（碧川幾代）
戀愛はどうして生れるか（桑山眞）
FILM・REVIEWS
とびら
第九交響樂（大黒東洋士）
春愁（滋野辰彦）
綴方教室（飯田心美）
あゝ故郷
二條宮子に近況を訊く（A・B・C）
非常時女性診察（丘文子）
あなたが・いやあなたでなくとも（ナカムラ・トク）
船越三枝子さんの死（風間眞一）
ホームセクション
新女苑ボーグ（松野一夫）
大人のセーラー（中原淳一）
サマードレス（豐川珠子／中右須磨子）
手藝を應用した部屋飾り（平尾千鶴）
帶の表情（花柳嘉美）
清爽（盛夏の髪）（吉行あぐり）
舞臺と平常のお化粧（森赫子）
手編みレースの手袋（堀口路子）
朝御飯の工夫（風信子）
讀者文藝
コント（片岡鍼兵選）
詩（深尾須磨子選）
日記（編輯局選）
短歌（窪田空　穂選）
ペンルーム
讀者文藝募集規則
代理部案
卷頭言
編輯後記
座談會　若き服装を語る（関屋／藤川／田中／山脇／芝山）