雑誌目録クラシ ノ テチョウ 資料番号:100028709

暮しの手帖 [第1期]第96号(昭和43年8月)

サブタイトル
戦争中の暮しの記録
著者名
出版者
暮しの手帖社
出版年月
1968年(昭和43年)8月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
252p
NDC(分類)
051
請求記号
051/Ku55/1-96
保管場所
閉架雑誌
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

暮しの手帖 第96号 目次 特集●戦争中の暮しの記録
戦場
いろいろの道具
わたしの写した教科書(清水安子)
若き日よふたたびはかえらぬものを
焼跡の卒業式 壕舎にも召集令状は来た ちまたに雨の降る如く
この日の後に生まれてくる人に
日日の歌(勝矢武男)
配給食品日記(平岡峯太郎)
お願い申します
それでも私は生きる(田上ユイノ)
子供をたのむと一言(石井スエ)
さまざまのおもい(村上せん)
疎開
無理に疎開させた子が疎開先で爆死(柿谷実子)
捨ててあるものを拾ってたべる暮し(渡辺とよ子)
夫の出征中に強制疎開でついに廃業(森井勢以)
疎開荷物を預かるほうにも多い苦労(熊谷さち)
一家離散したまま再び揃うことなく(清沢ひろ子)
東京大空襲
火(島野康子) 死(黒岩保子) 熱(坂本千枝子) 命(谷口ますみ) 家(紀禮子)
隣(坂本千枝子) 傷(松岡婦志) 煙(藤木治子)
わが町は焼けたり
燃えたはずなのに(中杉知誉子) 手を振る敵機(服部秀子) タンスをお棺に(宮治千枝子)
豆粕を押いただく(神林範) 早よ降参したらええ(小森美恵子) 防空壕に埋まる(佐藤弘子)
くさった握飯(尾関岩二) 運命の給料日(西本恵三子) 逃げる(河原登志恵)
おしゃれの効用(高橋君子) 爆弾ともしらず(松田経子)
一九四五年八月六日
黒い雨(村上芳子) わが子(小久保よう子) 駅から(野村ぬい)
やけど(橋本朝江) 次の朝(星野佳以子)
大阪全滅
こんな所で負けたらあかんと人を押のけ(勝きみ子)
防空壕の中の物まで灰になってしまって(今田やす)
飢えたるこどもたち
お手玉の大豆(康本君子) 二日間歩いて脱走(上沢美和子) いなごの青い汁(渡辺玲子)
おやつの食塩(森川玉江) 食べすぎ(山下隆男) 腹下しをかくして(梅野美智子)
絵にかいたお菓子(中村桂子)
おてがみ
大和田一子
今泉タマ
村へやってきた町の子
食物やって歌わせる(土佐林信江) 先生が子供のぶんまで(藤原徳子)
防空壕と壕舎
トタン小屋(戸田達雄) 屋根のカボチャ(松本栄子) 役に立たぬ防空壕(江間道子)
まるで仙人の暮し(藤木治子) 機銃掃射で助かる(小久保勘市)
女手ひとつで作る(土屋義) 防空壕は断念して(中山筆子)
小学生
きたかぜがふいているときにつくったかんそういも(田中よし子)
のどがかわいてもみずものめないでざいもくはこび(富田美鶴)
ひもじさにひとのべんとうをぬすんでたべたこども(浦田邦子)
こわされたふろやのいろのついたタイルがほしかった(太田真理子)
きのみをひろったりまつやにをとったりしたやまのこ(中川三郎)
ひるはこどもよるはすいへいさんがつかうきょうしつ(小関春子)
あのころのこどもはこんなふうにしてくらしていた(太田芳江)
十五キロもあるとなりむらへひとりでかいだしにゆく(江川佐一)
まいにち四キロのみちをがっこうへはだしでいった(松本和子)
油と泥にまみれて
飛行場(横山譲二) 軍帽(梶川裕子) 放送(木内勝子) 機関砲(片山アヤ子)
検車(稲田好子) 撃茎(古橋賢造) 航空廠(森崎和江)

海水のおかゆ(戸原照子) 豆ご飯(喜多三重子) 糠の団子(新井オイツ)
日の丸弁当(草野知代子) 雑炊食堂(柏木七洋) ジャガ芋(小久保よう子)
かぼちゃの葉(岩崎道子) ごった煮(内田長三郎)
酒・たばこ・マッチ
石けん・長ぐつ・油
暗い灯(瑞慶覧長和) たばこをまく(細矢充栄) 手作りの靴(古川雅子)
あく洗い(高井薫) やみ酒(小久保勘市) 月下の食事(遠藤風子)
行列の場所とり(内田長三郎) 電柱の利用(神守きよ子) 海ほたる(横田好子)
松の明り(南郷よね子) 雪はだし(味方瞳)
路傍の畑
どぶ板の上にも野菜はそだつ(内田長三郎)
御堂筋の歩道を堀りかえして(守先花子)
三合程の大豆を一斗にせよと(山田千野)
産婆さんは大忙し
ろーそくの火の下で(石井園江) 産湯の燃料にこまる(高木ちよ)
ゆがめられたおしゃれ
佳人薄命(小久保よう子) 千枚通し(笠井幸子) 地下足袋(黒滝正子)
女子挺身隊の記念写真(岩瀬田鶴子)
恥の記憶
紀元節の買出し(内田長三郎) 女生徒の病気(木沢敏子) 先生のピンはね(山下隆男)
疎開地の女ボス(飯森加代子) 白米の弁当(上池達男) 疎開っ子(佐野寛)
乾パンどろぼう(藤原正高) 生めよふやせよ(内藤咲枝)
汽車は行く
宇都宮から大阪へ(山中二郎) 東京から静岡へ(山内祥子)
八幡-千丁間(芝崎総夫) 東京から山形へ(値賀アイ)
いろいろ
薪の塩だし(篠田良一) 血清(中村のぶ子) 千人針(土屋政江) 父の免職(岡井敏)
犬を連れて(池田ゆき子) 取急ぎ結婚(種岡敏子) つくろい屋(小幡玻矢子)
銭湯(原多美江) 女教師の宿直(安土文子) 戦死(内田茂子)
心の隅にのこる汚点(河原登志恵) 全羅南道光州東公立中学校(白土時雄)
ある教え子の死(小林綾子) 自分だけ白い飯を食べる神経(渡辺秀子)
カラフトのいも作り(山口清子) 東京の下宿(高畠健) 防空演習(柏木七洋)
台湾の嘉義の防空壕(太田光子) じゃま者あつかい(大山輝子) 竹槍(田島泰子)
ある微用工(吉本元太郎)
父よ夫よ
お通夜の炭(藤岡タヅ) 家の下に(矢島與志子) 駅頭のわかれ(向坂淑子)
君死に給う(久末栄) いわしの箱(三田庸子) 暮れかけた道(林優子)
百姓日記(田中仁吾)
●写真提供 朝日新聞社・毎日新聞社・読売新聞社・山梨日日新聞社・北日本新聞社・熊本日日新聞社・南日本新聞社
伊与田昌男・梶川裕子・岩谷圭江子・岩瀬田鶴子・丸静江・堀越千代子・大石孝

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