小説新潮　第２０巻第３号（昭和４１年３月）

小説新潮　三月号　目次（昭和四十一年）
◇表紙（猪熊弦一郎）
◇目次カット（石川滋彦）
グラビア　カラー世界の日本15（撮影・林忠彦）
作家の顔（15）（永井龍男）
お久し振り　同じ釜の飯
現代のおんな（その三・新劇）
なつかしい顔（小島政二郎）
百団作戦（伊藤桂一）
青春ざんげ帖（柴田錬三郎）
伝記文学のさまざま（文壇クローズアップ）（山本健吉）
惰性化した南極報道（社会望遠鏡）（飯沢匡）
株で儲けたい女のひとに（益田金六）
女の中にいる他人他（映画紹介）（荻昌弘）
球場の広さ（球界展望）（佐々木信也）
百枚の長篇力作　美の巨象（松本清張）　画壇の大家が折り紙をつけた泰西明がの贋作説を追う男が知った意外な真実
北区老松町（藤沢桓夫）
新史太閤記（司馬遼太郎）
再婚の戒め（今日出海）
二大時代小説
ながれ（子母沢寛）
幕府陸軍の俊才と嘱目されていた男が徳川の天下崩壊後に辿った数奇な人生
へちまの木（山本周五郎）
家出した旗本の三男坊が瓦版屋に勉めて見聞きした様々な人間模様とは―
向ヶ丘彌生町一番地（内田百閒）
風になじんだ歌（佐多稲子）
暗闇の声（石原慎太郎）
実名小説特集
敵はわが腹中に入れり（戸川幸男）
山下奉文九〇枚　“マレーの虎”として内外に喧伝されていた猛将が無防備に等しい比島で不本意な戦いを強いられた真相とは
反骨政治家の悲劇（杉森久英）
中野正剛八〇枚　民主主義者から日本のヒットラーへと変貌を遂げ、大戦末期に東条英機への反逆を試みて空しかった政治家
壺の中の女（由起しげ子）
たまゆら（川端康成）
母という女（平林たい子）
随筆　破滅した日本郵便（桶谷繁雄）
あれは鷗！（玉川一郎）
ぼくの宗教（大町糺）
寒い夜の女（丸尾長顕）
テレビCM繁昌記（志賀信夫）
アーケード（歌）（鈴鹿俊子）
春寒し（句）（三神良三）
つぶやきごと（詩）（金子光春）
「世界の日本」解説
歌謡曲（表紙について）（猪熊弦一郎）
作家の日記（井上友一郎／芝木好子）
★今月の旅　雪の奥日光（事故に備えて）（戸塚文子）
■カラー・ページ■　マンガの悪知恵（久里洋三）
ブラボウ・ケチンボ！（佐伯光一）
古今たべあるき（多田鉄之助）
愛情ワルヂエ教室（塩田丸男）
お遊び時間（いちかわ・さぶろう）
旅ごころ（安岡章太郎／小島功／高橋義孝）
◇囲碁・将棋
◇演劇・音楽
◇あの目この口
◇お洒落
◇釣り・乗合便覧
小説新潮サロン
■季節の言葉■かまくら（永井龍男）