小説新潮 第16巻第1号(昭和37年1月)
小説新潮 新年特大号 目次
表紙(猪熊弦一郎) 目次(脇田和)
三大新連載
台上の月(中山義秀)
新感覚派の旗頭といて文壇に登場した鬼才横光利一の文学への情熱と苦悩は?
対曲線(松本清張)
失踪か、誘拐か、北九州某市の市長が陳情のため上京、その儘行方不明となる
十二支館(村上元三)
殺人―それは政府の密偵や抜荷買いの女等がいるホテル裏の路地で起った!
龍沢寺(獅子文六)
ホテル氷河にて(新田次郎)
バーの女(石坂洋次郎)
落し穴(菊村到)
毒と花と陶器(阿部知二)
虚空遍歴(山本周五郎)
生命の糧(柴田錬三郎)
愛染時雨(今東光)
今夜の月(尾崎士郎)
ひよどり會(内田百閒)
坂の途中(丹羽文雄)
朔太郎達磨(橋爪健)
平野零兒のこと(井伏鱒二)
山茶花(森山啓)
<一頁随筆>
浅間山(立野信之)
名前・名前・名前(草野心平)
長与善郎の死(文壇クローズアップ)(河盛好蔵)
動揺する世界と日本(社会望遠鏡)(唐島基智三)
貧富決定の分れ年(株式展望)(益田金六)
ファニー他(映画紹介)(萩昌弘)
日本シリーズ総決算(球界放談)(苅田久徳)
新連載・中間読物
男子品評会(平林たい子)
わが文壇青春記(田村泰次郎)
アプレ永代蔵(邱永漢)
一九六二年各界展望(大宅壮一)
展覧会場にて(鍋井克之)
グラビア
日本をつくる人 その一(林武)
作品の跡を訪ねて(「碑」中山義秀)
日本の美13 茨城県(林忠彦)
★課題写真当選発表
★今月の旅(花の外房・旅の便利帖)
浅間山大爆発(歌)(窪田空穂)
至上(句)(山口誓子)
玫瑰の花(詩)(三好達治)
「日本の美」解説
新春の雪山
(表紙について・猪熊弦一郎)
カラーページ
男の眼 女の眼(久里洋二)
発明狂会(小島功)
オサガ氏(岡部冬彦)
噂のア・ラ・カルト
お洒落コーナー
◇囲碁
◇将棋
◇釣
◇映画
◇音楽
◇競馬
◇あの目この口
◇ラジオ・テレビ
小説新潮サロン
夢わすれ(随想)(水原秋桜子)