小説新潮 第15巻第6号(昭和36年6月)
小説新潮 六月号 目次
表紙(猪熊弦一郎)
目次(高野三三男)
口絵写真 日本の美6奈良県(撮影・林忠彦)
課題写真コンクール6(堀内初太郎)
ある日ある時(檀一雄氏)
各界のホープ(三浦哲郎氏)
某月某日(菊村到)
一筆随筆 「詩」の原稿料(室生犀星)
∞(戸塚文子)
晴釣風耕(林房雄)
小説とプライバシー(文壇クローズアップ)(十返肇)
見逃された「スト宣言」(社会望遠鏡)(唐島基智三)
投資者各位はご自愛を(株式展望)(益田金六)
欧州映画の佳作(映画紹介)(荻昌弘)
シーズンは始まった(無限球道)(吉田要)
能登半島(井伏鱒二)
共かせぎ夫婦(河盛好蔵)
青春時代(立野信之)
青いシグナルの夏子(舟橋聖一)
裏川(内田百閒)
長すぎる恋仲(尾崎士郎)
静かにそして激しく ―流れ去る日々の中にあって淡々として醒めぬ愛の絆!
虚空遍歴(山本周五郎)
南の肌(円地文子)
活動写真(北杜夫)
野の墓標(水上勉)
礼儀正しい殺人(柴田錬三郎)
錫婚式(藤沢桓夫)
妻となるべき人の隠された秘密 ―裏切られた思いに狂奔する激情の果ては!
叱られ役(源氏鶏太)
女の牧歌(檀一雄)
中年女(丹波文雄)
三大長篇力作 小さな赤い花(田宮虎彦)
(一一〇枚)日溜りに身を寄せ合う様な幸薄い少年少女の姿を描いて詩情溢るる
名残川(今東光)
(九〇枚)恋うる人のみ思いつつ寄す波にさらわれる女体の哀しさ、嬉しさ
三味線とオートバイ(川口松太郎)
(一〇〇枚)女雷族と云われても娘心は清浄な母への神聖感で生きていたのに!
★今月の旅(山歩きに湯の平温泉・旅の便利帖)
熊野路(歌)(木俣修)
祟り(詩)(山之口貘)
毛虫焼く(句)(鈴木真砂女)
「日本の美」解説
六月の公園(表紙について)(猪熊弦一郎)
カラーページ 笑止路線(加藤芳郎)
尼チャン(横山泰三)
我輩は神である(荻原賢次)
噂のア・ラ・カルト
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甘い空気を(季節の言葉)(石坂洋次郎)