小説新潮 第14巻第15号(昭和35年12月)
小説新潮 十二月号 目次
表紙(猪熊弦一郎)
目次(野間仁根)
口絵写真 カラー・日本百景44山梨県(撮影・林忠彦)
かなわぬ時の(現在の生態)
ある日 ある時(曽根綾子氏)
季節の旅・あたたかい南紀
本年度の小説(文壇クローズアップ)(平野謙)
平行線時代(社会望遠鏡)(今日出海)
選挙目標で一応の利食(株式展望)(益田金六)
妍を競う監督(映画紹介)(荻昌弘)
監督残酷物語(球界展望)(吉田要)
葛原勾當(井伏鱒二)
男を酔わす女猫(北原武夫)
早池峰山(深田久弥)
女体帰趨(檀一雄)
芥川龍之介(一三〇枚)(小島政二郎)
己れの生命を自らとじた文壇の鬼才― 芥川龍之介の在りし日のその面影を語る
ピカソの女(田村泰次郎)
歪んだ複写(松本清張)
おくればせな娘たち(曽根綾子)
結婚を嫌う三十近い娘の孤独に隣り合う同じ年頃の娘を持つ父親の哀感!
鯉の行方(今東光)
帆の世界(室生犀星)
着流し同心(新田次郎)
栗むく夏子(舟橋聖一)
白痴美(吉行淳之介)
小さな家の小さなあかり(中里恒子)
恋人を、そして夫を喪った男女の虚ろな心に通う仄かな情感と冷酷な現実
壊滅(立野信之)
壁隣り(内田百閒)
孤独の吠え声(戸川幸夫)
女は夜化粧する(川口松太郎)
恋うる男の才能のため、その愛の空しさに涙隠す心 ―夜開く女の美しさ哀しさ
随筆欄 ベラの話(林房雄)
編集者時代の思い出(佐藤観次郎)
某月某日(井上友一郎/石原慎太郎)
カラーページ 雪どけ太平記(杉浦幸雄)
ぼんぼんキラー(境田昭造)
人間左衛門(荻原賢次)
噂のア・ラ・カルト
私は何でも知っている
柿を讃へて(句)(加藤楸邨)
雁来紅(詩)(堀口大學)
月あれば(歌)(生方たつゑ)
クリスマスツリー(表紙について)(猪熊弦一郎)
カラー・日本百景解説
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柳川の白秋詩碑(随想)(広津和郎)