小説新潮 第14巻第8号(昭和35年6月)
小説新潮 六月号 目次
表紙(猪熊弦一郎)
目次(鈴木信太郎)
口絵写真 カラー・日本百景38福井(撮影・林忠彦)
郷愁ニッポン(現在の生態)
ある日 ある時(井上友一郎氏)
☆季節の旅・橋がかかった城ケ島(三浦半島めぐり)
事実と真実の問題(文壇クローズアップ)(平野謙)
左右は日本を二分している(社会望遠鏡)(今日出海)
株価動態は変化する(株式展望)(益田金六)
予想は当らない(球界展望)(吉田要)
赤い目(藤原審爾)
真夏の太陽の下で赤い目の殺し屋が私を狙っている!黒い絶望に苛まれる女
西海日報記者(井伏鱒二)
玉の輿(富田常雄)
姦通のあとさき(芹沢光治良)
ゆくえも知らず(井上友一郎)
豊かな天分に恵まれながら、遂には落魄の身を死に追いやる数奇な運命の男
歪んだ複写(松本清張)
サッコヴァンゼッティ事件(大岡昇平)
集団就職(遠藤周作)
懸想(今東光)
血湧き肉踊る青春の日 ―貧困の中で咲いた肉と魂との愛は妖しく哀しく!
娼婦光子(池田みち子)
代読(畔柳二美)
待子の手記より(森山啓)
壊滅(立野信之)
赤い袈裟(水上勉)
観智院住職の失踪、そして殺人 ―秘仏歓喜天を巡って解き明かされる謎は
三人目の妻(耕治人)
しみ拔き(内田百閒)
夏子のきぬぎぬ(舟橋聖一)
随筆欄 春の鯛釣(滝井孝作)
パリの新旧(向井潤吉)
けしけし祭(福田蘭童)
暗がりの中の獣(北原武夫)
守門山(深田久弥)
妖精(檀一雄)
某月某日(阿部知二/曽根綾子)
カラーページ 雪どけ太平記(杉浦幸雄)
ぼんぼんキラー(境田昭造)
人間左衛門(荻原賢次)
噂のア・ラ・カルト
私は何でも知っている
童牛(歌)(坪野哲久)
底を歩いて(詩)(山之口貘)
えごの花(句)(石田波郷)
カラー・日本百景解説
犬と街(表紙について)(猪熊弦一郎)
◇映画
◇演劇
◇音楽
◇将棋
◇囲碁
◇ラジオ・テレビ
◇あの目この口
小説新潮サロン
湖畔の城(随想)(井上靖)