小説新潮 第14巻第5号(昭和35年4月)
小説新潮 四月号 目次
表紙(猪熊弦一郎)
目次(脇田和)
口絵写真 カラー・日本百景36兵庫(撮影・林忠彦)
歓楽ニッポン(現在の生態)
ある日 ある時(尾崎士郎氏)
空から鹿児島へ(季節の旅)
春の鮒(佐野孝)
火野葦平のこと(文壇クローズアップ)(平野謙)
風強き雪どけ(社会望遠鏡)(今日出海)
銘柄と取組め(株式展望)(益田金六)
春の異色作(映画紹介)(荻昌弘)
相撲界の現状と将来(神風正一)
青春小説 真説 空想部落(尾崎士郎)
馬込村に在住した今はときめく文人達のよき時代の不羈奔放の青春謳歌
陸奥の旅(今東光)
いっさいの権威を認めぬ若き文学仲間の迎合を厭う自由の心と現実は!
奇妙な夜(田村泰次郎)
「飢えたる狼」と呼ばれた筆者とその文学仲間が醸出す今は昔の新宿夜話
西海日報記者(井伏鱒二)
満員列車(梅崎春生)
歪んだ複写(松本清張)
生涯(丹波文雄)
同僚に高利の金を貸し、鬼と呼ばれて財をなした男に報いられたものは
半端(和田傳)
蘭の露(森山啓)
豆撒く夜の夏子(舟橋聖一)
大江山酒天童子記(川口松太郎)
移動演劇の巡業中「大江山の鬼」にまつわる一女性との奇しき一夜は・・・・・・
壊滅(立野信之)
新宿歌舞伎町(大原富枝)
殺さないで(菊村到)
夜霧が晴れたら海上に死体が浮かんでいた ―倦怠の渦まく港町の犯罪
題名のないバラード(石原慎太郎)
生活の中の虚しい喪失感。或る夜希望と安息を見出して彼女は蘇ったが
恋を演技する女(北原武夫)
笊ヶ岳(深田久弥)
雀の裸子(檀一雄)
随筆欄 半泊旅行(渋沢秀雄)
晴天祈願の秘法(水原秋桜子)
葦平が死んだ日のこと(劉寒吉)
某月某日(井上靖/石塚友二)
カラーページ 雪どけ太平記(杉浦幸雄)
ぼんぼんキラー(境田昭造)
人間左衛門(荻原賢次)
噂のア・ラ・カルト
私は何でも知っている
腐葉土(歌)(飯田莫哀)
富士山(詩)(北原冬彦)
春潮(句)(中村汀女)
カラー・日本百景解説
街の楽人(表紙について)(猪熊弦一郎)
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小説新潮サロン
青春(随想)(中山義秀)