小説新潮 第12巻第11号(昭和33年8月)
「小説新潮」八月号 目次
◇表紙(猪熊弦一郎)
◇目次(吉岡堅二)
口絵写真 カラー・日本百景16福島(撮影・林忠彦)
話題の人たち(三島由紀夫・山中毅・辻猛・桂文楽)
取材紀行(尾崎士郎)
チャーム・フォト2(福田勝治)
随筆欄 恋の長崎(吉田機司)
大正八年の朝鮮(玉川一郎)
都の風格(佐藤観次郎)
季節の旅(秋ノ宮温泉郷)
一平卒と暴力団(佐々木孝丸)
随筆 硝子の女(室生犀星)
久我美子に漂うニュアンス(田中純一郎)
マネー・メーカーと生活態度(益田金六)
春日局(田中純)
逃亡の道連れ(広津和郎)
小柄な芸子が男の愛情への憧憬こめて差出す吸いつけ莨は虚しく哀しい
アジア大会行く夏子(舟橋聖一)
山肌(丹羽文雄)
伊豆のマンゴ売り(井上友一郎)
続 ある小説家の思い出(橘外男)
観念像(今日出海)
花井お梅(平林たい子)
大風さんと頂雲さん(尾崎一雄)
桜堤(森三千代)
翳ある落日(戸川幸夫)
国際情勢緊迫裡に日本を舞台に暗躍したスパイ、ゾルゲ事件を描く
法事帰りの女(田村泰次郎)
ある娼婦の行方(川崎長太郎)
赤と黒(立野信之)
親不孝通り(川口松太郎)
月のさやかなる夜(尾崎士郎)
素朴、飄逸の歌人糟谷磯丸を描きその魅力は時代を超越して今日に生く
釣随筆 平野屋さんの釣(井伏鱒二)
上質の鮎(滝井孝作)
ソ連の旅(野呂信次郎)
アジア大会の総決算(渡辺正治)
日本の新進監督(映画紹介)(荻昌弘)
書評のありかた(文壇クローズアップ)(山本健吉)
ユートピア(社会望遠鏡)(桶谷繁雄)
話題に富む月間(野球界展望)(大和球士)
漫画(那須良輔/小林治雄/西川辰美)
某月某日(坪田譲治/高橋義孝/有吉佐和子)
鷺山(句)(長谷川かな女)
紅絨毯(歌)(若山喜志子)
合図(詩)(北川冬彦)
カラー・日本百景解説
話題の人たち解説
噴水(表紙について)(猪熊弦一郎)
カラー頁 ◇観測気球(加藤芳郎)
◇おじいさん(横山泰三)
◇マスコミ小僧(杉浦幸雄)
◇噂のア・ラ・カルト
◇艶笑民話
小説新潮サロン ○詩欄(高橋新吉選)
○短歌欄(土屋文明選)
○俳句欄(加藤楸邨選)
○詰碁・詰将棋
○読者の声
○川柳欄(吉田機司選)
○懸賞コント(河盛好蔵選)
○旅のパイロット
○季節の味覚
◇映画
◇演劇
◇囲碁
◇将棋
◇音楽
◇株
◇釣
◇あの目この口
浅間山(絵と随想)(立野信之)