小説新潮 第12巻第9号(昭和33年7月)
「小説新潮」七月号 目次
◇表紙(猪熊弦一郎)
◇目次(野間仁根)
口絵写真 カラー・日本百景15奈良(撮影・林忠彦)
話題の人たち(織田幹雄・石原慎太郎・丸木俊子・宮城まり子)
取材紀行(川口松太郎)
チャーム・フォト1(中村立行)
随筆欄 初段披露(大木惇夫)
土左衛門の伝吉(花柳章太郎)
貞操無価値論(中川秀人)
話題の人たち解説
「一人三役」と御乱行(佐々木孝丸)
随筆 硝子の女(室生犀星)
マネー・メーカーの人間学(益田金六)
出雲お国と小野お通(田中純)
三大推理小説
巻頭句の女(松本清張)
埋葬された女の屍は、不治の病の妻であったか ―深夜の自動車の音は!
指輪(有吉佐和子)
或る人妻の死の哀しみを秘める華麗な指輪は醜い女の愛憎を鎧って光る
眠りの誘惑(加田伶太郎)
催眠術挑戦中に起った雨夜の主人の怪死!果してそれは殺人か過失死か!
鯉のぼり見る夏子(舟橋聖一)
鱈子(吉屋信子)
親不孝通り(川口松太郎)
街娼(池田みち子)
鉄道研修会(阿川弘之)
続 ある小説家の思い出(橘外男)
山肌(丹羽文雄)
空の青い国(小島政二郎)
妲妃のお百(平林たい子)
面影橋(内田百閒)
赤と黒(立野信之)
会わぬ人(由起しげ子)
恋する人の面影を胸に、夫の腕に抱かれる悲しみは、虚構の愛を生む!
ベストセラーズの映画化(映画紹介)(荻昌弘)
同人雑誌の時代(文壇クローズアップ)(山本健吉)
総選挙(社会望遠鏡)(桶屋繁雄)
新装なった平和台(野球界展望)(大和球士)
漫画(那須良輔/小林治雄/西川辰美)
新劇三十年の杉村春子(田中純一郎)
三枝祭(歌)(前川佐美雄)
たぬき(詩)(山之口貘)
薄暑雑唱(句)(山口青邨)
カラー・日本百景解説
季節の旅(北海道)
脚(表紙について)(猪熊弦一郎)
第五回「小説新潮賞」募集規定
カラー頁 ◇観測気球(加藤芳郎)
◇おじいさん(横山泰三)
◇マスコミ小僧(杉浦幸雄)
◇噂のア・ラ・カルト
◇艶笑民話
小説新潮サロン ○詩欄(高橋新吉選)
○短歌欄(土屋文明選)
○俳句欄(加藤楸邨選)
○詰碁・詰将棋
○読者の声
○川柳欄(吉田機司選)
○懸賞コント(広津和郎選)
○旅のパイロット(戸塚文子選)
○季節の味覚
◇演劇
◇映画
◇音楽
◇将棋
◇囲碁
◇株
◇スポーツ
◇カメラ
◇あの目この口
果物を讃える(絵と随想)(田村泰次郎)