小説新潮　第１２巻第１号（昭和３３年１月）

「小説新潮」新年特大號　目次
◇表紙（猪熊弦一郎）
◇目次（岡鹿之助）
口繪寫眞　カラー・日本百景香川（撮影・林忠彦）
話題の人たち（久保田万太郎・徳川夢聲・大下弘・中村寅吉）
新女性群像（女子醫大）
取材紀行（平林たい子）
脱線は禁句なり（十河信二／内田百閒／佐藤編集長）
（對談）國鐡一家の頭領と名にしおう汽車好きの長老が、酒興の裡に醸す滋味溢れる四方山話
或る夜の記録（村松梢風）
藝壇交友録（福田蘭童）
天性の二枚目役者（圓地文子）
投資では兎が龜に勝つ（盆田金六）
孤獨な山田五十鈴（田中純一郎）
有島さんの死の前後（佐々木孝丸）
女權の強い武家時代（田中純）
三大新連載
山肌（丹羽文雄）
男女の愛情とは一體何であろうか？妻の私には夫の心の深淵が摑めない！
赤と黒（立野信之）
陽炎の如く抹殺された共産主義者と無政府主義の權力に對する抵抗と鬪爭
新説　妲妃のお百（平林たい子）
その奔放さ故に惡名高い傅説の毒婦お百に、新しい生命を與る力作―
眉紅し夏子（舟橋聖一）
老いては（坪田讓治）
橋の下（山本周五郎）
その日（廣津和郎）
雀一羽（松本清張）
惡性者（今日出海）
ノイローゼ（里見弴）
赤ゲット（阿川弘之）
前途遼遠（源氏鷄太）
榮光を白き腕に（石原愼太郎）
雪どけ銀座（川口松太郎）
一九五八年各界展望（大宅壯一）
漫畫　政治（横山泰三）
ラジオ　テレビ（岡部冬彦）
文壇（境田昭造）
畫壇（改田昌直）
風俗（西川辰美）
野球（金親堅太郎）
映畫（荻原賢次）
演劇（加藤芳郎）
表紙の言葉
ルポルタージュ　東京女子醫科大學（高橋義孝）
人工衞星騒ぎ（桶谷繁雄）
ブームの作家（山本健吉）
西鐵制覇の波紋（大和球士）
邦畫の話題作（井澤淳）
漫畫（那須良輔／西川辰美／小林治雄）
洛東閑吟（歌）（吉井勇）
紅梅（詩）（草野心平）
避寒（句）（水原秋櫻子）
中間小説と夏子（十返肇）
カラー・日本百景解説
季節の旅
某月某日（小島政二郎／中河與一）
カラー頁　◇觀測氣球（加藤芳郎）
◇おじいさん（横山泰三）
◇マスコミ小僧（杉浦幸雄）
◇噂のア・ラ・カルト
◇艶笑民話
話題の人たち解説
小説新潮サロン　○詩欄（高橋新吉選）
○短歌欄（土屋文明選）
○俳句欄（加藤楸邨選）
○季節の味覺
○詰碁・詰將棋
○川柳欄（吉田機司選）
○懸賞コント（廣津和郎選）
○旅のパイロット（戸塚文子選）
○讀者の聲
◇映畫
◇株
◇圍碁
◇將棋
◇演劇
◇音樂
◇スポーツ
◇あの目この口
繪と寸感（井伏鱒二）