ヒロシマ・ナガサキの証言 第15号(昭和60年8月)
子どもの詩●原爆ドーム(矢野広美)
グラビア●韓国の被爆者(伊藤孝司)
会員・読者通信
反核・平和/海外からのたより
●特集1/新しい証言運動をめざして―ヒロシマ ナガサキの証言交流集会
新しい「証言運動」を―開会のあいさつから(秋月辰一郎)
わたしが証言していること(坂本キミ子)
被爆者の「悲惨」について(文沢隆一)
原爆被爆の「証言」―その広がりをめざして(広島の証言の会編集委員会)
■戦後四十年の総点検(舟橋喜恵)
■生き残るための証言に(古浦千穂子)
■語り部運動をさらに大きく(花山典子)
■戦争・原爆体験の活性化のために(栗原貞子)
○特集2/在韓被爆者40年目の証言と告発―日韓被爆者・市民の連帯を求めて
在韓被爆者の実情と日韓連帯の可能性(鎌田定夫)
四十年目の在韓被爆者を訪ねて―ソウル・平沢・大邱(大内要三)
韓国被爆者との連帯を求めて―大邱・陝川・釜山(柴田章子)
在韓被爆者の医療と救援運動の今後(井下春子)
償いと連帯を求めて(下平作江)
反核・平和のためにも救援の手を(沼田鈴子)
真の〝日韓親善〟への道(松尾松良)
韓国の側から日本を見直す(伊藤孝司)
被爆二世、報道人として(筬島成之)
私の中の在韓被爆者(柴田章子)
平和・自立・統一こそ悲願(柳樹重)
百時間の韓国旅行から(大内要三)
■被爆者訪問活動■「出会い」と「訪問」―活動をはじめた田中君の場合(杉山精一)
証言
家族六人の骨片を罐カラに入れて納骨(吉沢純一/記録・田中憲助)
生きることへの証言―若い世代に託す(片山文枝/記録・柴田和広)
原爆がにくい(絵と文)(原広司)
□アジアから□
反核にたつ中国(伊藤成彦)
サイパンからの報告―〝核・太平洋〟の企みがここまで進んでいる(清水靖子)
ある被爆者の心の軌跡―フィリピンの旅をして(久保美津子)
わたしの反核・平和/母と子と
「百番目のヒト」になろう―母と私と子の三代いっしょで(浜岡和子)
創作童話 焼けた熱い水(藤元智衣・作/伊藤美恵・絵)
ひろば
沖縄一フィート運動―その歩みと課題(我謝幸男)
国家地球から住民地球へ―第二回非核自治体国際会議に参加して(山田機平)
ヒロシマの記録を世界へ―コスモス・キャンペーンにご参加を(柴田郁子)
無理なくゆっくりしなやかに―私たちはHIPです(中川緑)
北欧の平和研究所めぐり(児玉克哉)
日蘭のつどい―R・シェーファー氏らを迎えて(鎌田信子)
■ヒロシマ案内センター設置のお知らせ(ヒロシマ・ナガサキ平和基金)
長崎の証言の会ご案内
広島の証言の会ご案内
表紙版画(吉野誠)「ヒロシマの春」
目次・扉・本文カット(版画)(吉野誠)
編集後記