家庭 第2巻第11号(昭和7年11月)
表紙繪(オフセツト七色刷)(池上若榮)
口繪(三色版)(宮本三郎)
グラビア
一、秋うらゝか
二、母と子
三、熱砂の女王
四、家庭寮々生の製作品
アート寫眞
一、散策の秋
二、爽やかな華
三、めづらしカメラ‐
巻頭言(永井柳太郎)
評論
導くは父の權威か母の愛か(大妻コタカ)
まだ見ぬ坊やは申します(小原國芳)
婦人と犯罪(大森洪太)
随筆
秋、さうして昔の秋(小穴隆一)
老人(古谷綱武)
古驛の秋(俳句)(小尾範治)
家族連れの秋の旅の思ひ出
前の俥後の俥(金子薫園)
新しい旅古い旅(下村海南)
特輯記事
安心立命の境地へ(吉岡彌生)
衣食住のことども(内藤勝利)
坐するに邊せず(水野常吉)
つはりの献立(高鍋千代子)
容姿のよい妊婦服(菅谷喜代子)
妊婦の病氣(秋山瑞來)
安産のお守り(中山太郎)
親心をたづねて
病床のおもひ(安藤ウタ)
長男のこと(中野たみ)
丈だけの心配(藤村スヱ)
敎養便利帖
敏感な心で(相良德三)
世相は一大芝居
無理はいけない(谷川徹三)
洋樂を戀人に(牛山充)
少しづゝよむ(今澤慈海)
満州の女性
虚榮的な生活(後藤朝太郎)
幼稚園にも寄宿舎がある(上田恭輔)
趣味と娯樂(田代重德)
インタービユー・ヴアラエテイ
赤と白との交錯(九里四郎)
犬(川端康成)
遲々とした樂しみ(鳥居キミ)
女性相談に答へつゝ(河崎ナツ)
朗らかな夫朗らかな妻(吉行あぐり)
築地の風が身に泌む(小澤靜枝)
主婦の日課(武藤能婦子)
家庭記事
仕事着の作り方
五十六歳の可愛い袖なしセーラー 上品で氣の利いた八十九歳用外出着(家庭寮々生)
男子下着類(岩村秀太郎)
フランス風のお菓子(柴田十太郎)
凝ったお料理(雅叙園)
きのこ料理オンパレード(高橋次郎)
お茶の功德(諸岡存)
明朗な秋の髪(芝山みよか)
足の化粧法(吉行あぐり)
頭から爪先までの强健法(增田源三郎)
落語 娘尋ねて三千里(宮井一)
漫畫
赤穂義士録(吉田貫三郎)
秋たけなはにして(杉田三太郎)
和歌
俳句
新刊紹介
良心ナンセンス(岡田一雄)
よみもの
春の娘(大關花子/小林三畫)
子と哀愁(長篇叙事詩)(白鳥省吾)
靑春の夢いまいづこ(映畫物語)(松竹作品)
星の下で(長篇小説)(中河與一/さしえカツト・内田國三)
ア・ラ・カルト(編輯部)
會の消息
編輯後記
カット及さしえ(吉田貫三郎/小林三/館腰順也/濱田操)