演藝寫眞新報　第１７巻第７号（昭和１７年７月）

本号概要（次第不同）

表紙
夜討曽我狩場曙（歌舞伎座六月上演）（表）
八重桐（団洲当り藝百番の内）（國周筆）（裏）
口繪
嬉しい名残りの江戸ツ子気質（明治座六月上演）
（オグデン版）
大陸の野に骨を埋めん（同上）（オフセット版）
武士道の真髄を説く綱豊卿（新橋演舞場六月上演）
（オグデン版）
ふる郷の土に対する魅力（同上）（オフセット版）
名乗らぬ母の血の涙（歌舞伎座六月上演）
（原色版）
羽左衛門十八番の切られ与蔵（同上）（オフセット版）
人のシミまで洗い浄めて（東京劇場六月上演）
（原色版）
その身の潔白を死を以て証す（同上）（オフセット版）
クリーム・アート
男の意地に美事腹切る釣鐘庄兵衛（歌舞伎座六月上演）
単色オフセット版
運命に打克つ愛の強さ（明治座六月上演）
嬉しい意気の大口屋暁雨（歌舞伎座六月上演）
難苦十八年、本懐遂ぐる曽我兄弟（歌舞伎座六月上演）
人生のシミと共に洗ひ落す
単色写真銅版
二十年目に還逆に我子は貫き大僧正（歌舞伎座六月上演）
勇戦奮闘、父の仇討つ曽我兄弟（歌舞伎座六月上演）
義理を克服する烈しい愛の勝利（明治座六月上演）
崇高な人格に打たれて不良兒の更生（東京劇場六月上演）
愛着の故郷の土に鍬を執て立つ老夫婦
（新橋演舞場六月上演）
因果はめぐる悪逆光秀（大阪中座、同角座六月上演）
東京各座六月狂言抜萃
（歌舞伎座、明治座、東京劇場、新橋演舞場）
関西各座六月狂言抜萃
（京都南座、大阪歌舞伎座、同角座、同中座）
記事欄
漫筆、うつり箸（一）（伊藤晴雨）
「粹の藝術」（三上秀吉）
演藝福笑ひ帳