雑誌マル エキストラバン 100026697

丸 エキストラ版 第87集(昭和58年2月)

サブタイトル
航空決戦記 ゴールデン特集
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1983年(昭和58年)2月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
272p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/87
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

ゴールデン特集/航空決戦記
知覧の空に残すわが遺書を見よ 死への前進命令を受けた若き搭乗員が、愛機屠龍と戦友と自己の心中を吐露する過ぎし日の回想記!(当時神鷲第二〇三隊・陸軍中尉・大友夏男)
特攻基地「知覧」の雲は泣いていた 陸軍特攻の令名高き発進地に起居した記者がみた若き戦士たちの群像と燃ゆるが如き日々への回想!(元陸軍報道班員・森元朗)
書かれざる若き英雄たちの伝説 開校以来十余年、三万の若人を鳥人に仕立てあげた少年飛行学校の盛衰と非情なる大空への鎮魂歌!(元大津陸軍飛行兵学校一八期・加藤昌宏)
熱血“双襲隊”房総沖に敵艦影をみず 米艦隊発見の報に愛機屠龍と共に敢然と離陸したが前途をはばむ密雲に涙をのんだ無念の特攻出撃!(当時神鷲第二〇一隊・陸軍少尉・野中次男)
されど孤独な飛行に落涙するなかれ いまは亡き先輩の遺骨を抱いて特攻機に乗りこみながらも生き長らえた若き空の戦士がつづる手記!(当時神鷲第二〇四隊・陸軍中尉・野瀬清水)
グラビア
■新連載■林重夫傑作写真集一〇〇式重爆撃機「呑龍」
INACTIONシリーズ〔第七回〕マレー半島攻防戦
カラー口絵
零式艦上戦闘機五二型
〔第二次大戦機マーキング・シリーズ〕〕AVG(米義勇空軍)
カラー口絵解説
新編“神鷲隊”に秘命がくだった日 全軍特攻という非常事態の中に生まれた本土防衛の最期の砦・神鷲隊の知られざる全貌を記録する!(戦史研究家・秋月進三)
愛機“屠龍”で得た散華への片道切符 陸軍神鷲隊の戦陣をきって米機動部隊に散華した二人の戦友をしのんでつづる一特操の痛恨の手記!(当時神鷲第二〇八隊・陸軍少尉・樋口政市)
撃墜王が綴る大空の若武者エース列伝 かつて同じ釜の飯を食い共に決戦の空に出撃した撃墜王を偲んで屠龍の王者が語る勇者たちの素顔!(元陸軍大尉・樫出勇)
一〇〇式司偵に無敵の名を冠するとき 快速を誇った陸軍の花形偵察機「新司偵」がみせた中国大陸、太平洋戦線での活躍と知られざる戦歴!(元陸軍少佐・児玉真一)
熱血加藤はやぶさ戦闘機隊つよし 最長の飛行時間を自負するプロペラ記者が灼熱のビルマ戦線で目撃した豪勇加藤部隊のサムライ達!(元陸軍報道班員・鈴木英次)
鹿屋にひびけ神風昭和隊の詩 死ぬことの為に操縦を教えられ特攻の美名のもとに大空に散った戦友を偲んで綴る怒りと涙の手記!(当時神雷爆戦隊・元海軍中尉・佐藤孝一)
爆装・斬り込み隊マリアナ沖に突入せよ 爆装零戦をかって敵機動部隊を撃滅すべく出撃した歴戦のパイロットたちが演じた死闘を再現する!(元二五三空・海軍大尉・栢木一男)
殴り込み天雷特攻隊出撃せず 日本本土空襲の拠点、サイパン島のB29基地撃滅をはかった天雷特攻隊の勇気ある戦士たちの記録!(元海軍飛行兵曹長・小林孝裕)
これが零戦の必殺特攻戦法だ 教科書も経験者もなく、敵機動部隊に一発必中の体当りをするためあみだした特攻隊員への手引き!(元第五艦隊参謀・海軍中佐・野村了介)
翼なき精鋭“三四三空”戦わざるの記 悪夢の戦いも大詰め、本土を死守するため編成された“松山三四三空”の日々を綴る青年士官の日記!(元三四三空・海軍中尉・外海信雄)
疾風戦闘機隊“地獄のレイテ”に直進せよ 特攻機直掩の重責をはたすべく大空の墓場へ急行した戦闘機野郎が亡き戦友によせてつづく鎮魂歌!(元陸軍軍曹・福田瑞則)
カラーセクション
IN ACTION SERIES〔第7回〕 マレー半島攻防戦(S・BON・GROUP)
海軍局地戦闘機その華麗なる列線(村上洋二)
王者の後継“名機烈風”試乗報告(小福田租)
墜落王が綴る“わが練習生時代”回想記(坂井三郎)
☆第二十七回ミリタリークイズ/第八十六集当選者発表
悲運の精鋭“特攻二〇一空”始末記 太平洋戦争の終幕近く、レイテ沖で演じられた体当り戦術は二〇一空零戦隊の悲劇の始まりだった!(戦史研究家・若生崑)
わが胸の底に苦き別盃は消えず 離陸直前の空襲で搭乗機を焼かれたため生きながら“英霊”とされた特攻隊員がたどる苦悩の旅路!(元谷田部空・海軍中尉・丸茂高男)
忘れざるジャジャ馬“雷電”との対話 強力なエンジンと武装をもった新鋭機雷電をかって東京上空に舞いあがった“厚木の猛者”の奮戦!(元三〇二空雷電隊・海軍中尉・赤松貞明)
好評連載
★第八回★人間将軍 山下奉文 長い問答のすえ、奉文の義妹勝子は、七十才を越えて始めて、奉文との「くちづけ」を語った!(安岡正隆)
悲しき飛行靴(第十二回) 戦場へ帰る日が近づく頃、ブカではわたし イシカワ兵曹 に思いをよせるメラネマが……(市川靖人)
桜と錨(第三十一回) 連合国商船プロバンス号沈没の悲報の直後、佐倉大尉の前に思いがけぬ人が奇しくも出現した!(福永恭助)
綴込長編戦記 海底の死闘は果てしなく 北にアラビア半島、南にアフリカ大陸をのぞむ焼熱の戦場に潜入、獲物をねらう“海底の旭日旗”が告白する忘れ得ぬ青春の熱き日々!(小平邦紀)
写真あり 4つの星 撃墜マーク をつけた米空軍のファントムII戦闘機
■文字、さし絵、カット■(伊東莫/ケン・オヌキ/佐藤輝宣/斎藤寿夫/野原茂/吉田郁也/依光隆/岡田章雄)