青年 第22巻第3号(昭和12年3月)
□表紙 職場(松山虎三)
□口繪 伊豆の春/研究室に於ける科學者/搏動する第七十議會/ナンダコツト/活躍する青年團
□もの識り繪讀本(二色オフセツト)
「御民我」の意識(卷頭言)(二荒芳徳)
明治天皇御製謹解
日本の行くべき道(近衞文麿)
名士談話室 統制と特色(徳富猪一郎)/英雄はどうして生れるか(鶴見祐輔)
偉人の面影 乃木大將(荒木貞夫)
梅花に對して(吉田絃二郎)
忘れ得ぬ人々…
◇人間漱石先生(眞鍋嘉一郎)
◇新渡戸先生の一面(前田多門)
◇生きた君子杉浦重剛先生(猪狩史山)
◇肝に銘じた霞山公の教訓(滋賀直方)
時事解説 今月の問題(平賀新一)
問題の人・蒋介石の全貌(石丸藤太)
吟詠の頁
青年春秋
青年團道の開拓(熊谷辰治郎)
再び戰爭か?(世界の動き)(大塚虎雄)
社會の動き早わかり(今月の話題) ・深い理解・家出娘の問題・黒色テロ・(岩崎榮)
科學のページ 時の話(べにたに・よしかづ)
ペン字上達の祕訣(井上千圃)
現代戲曲 化物退治((畫・高木清)/竹田敏彦)
連載現代小説 至聖者の棒杭((畫・林唯一)/賀川豐彦)
連載現代小説 次郎物語((畫・杉柾夫)/下村湖人)
連載時代小説 劍侠一代男((畫・岩田專太郎)/角田喜久雄)
すぐ役立つ農業手帖 マスクメロンの栽培・桐苗の育成法・富有柿の冬季剪定・
夏蔬菜の苗にはかうして温床を作る(高龜格三)
青年團ニユース ・黙々として盡す更生の先駆者・覺醒を説く支部長の父・「やれば出來るの信念」を實現・(編輯部)
何時の世も母は強し(母性實話) ◇尊し青年發明家の母(阿部靜枝)/◇愛兒を尋ねて十四年(永山佐治子)
川柳漫畫(谷脇素文)
青年のおつさん(第三囘)(田河水泡)
大笑ひ漫才大會‥
◇九州ハイキング(横山エンタツ/杉浦エノスケ)
◇發明談義(林田五郎/柳家雪江)
一人一研究 更生の恩人平井邦男君(本誌記者)
映畫物語 檢事とその妹(中代富士男)
懸賞入選 我が家の遊戲(選・編輯部)
私の工夫(入選)
青年覺書
努力奮鬪の人に訊く座談會 ジヤンパーとエプロン・蕀の道・肚と肚誠意と誠意・賣出しの祕訣・商人道(出席者 オリオン堂洋品店主・喜多村實紀/下野屋履物店主・茂呂嘉一郎/ワタナベ文具店主・渡邊重三郎/中外商業新報社商店課長・渡邊玄)
世相さまざま警察署長さん座談會 珍しい犯罪・乞食とルンペン・お天氣詐欺とペーパ詐欺・詐欺賭博の話・一杯喰された話・街の美談・一般への希望(出席者 淀橋警察署署長・木村彌三郎/元日本堤警察署署長・土屋米八/元西神田警察署署長・手塚春吉)
我等の冠句
我等の歌
我等の俳句
我等の詩と民謠
編輯室より
三月號懸賞問題並一月號懸賞當選者發表
原稿募集