ウニヴェルシタス 第2巻第1号−第3巻第1号(1973年3月−1974年3月)
第2巻 第1号
随想
壺(藤原定)
三方一両損(前田靖幸)
ベトナム和平に思う(内山尚三)
さらい(萩原仁)
風景(小野木学)
マネジメントと文化―個人的なさまよいの中で―(松岡磐木)
教育観・学校観の変革を―学校五日、週休二日制問題の正しい認識―(青木宗也)
特集・能と現代の創作劇
能の美しさ(谷川徹三)
能の中の無意識的なもの(戸井田道三)
最近の能楽研究(小西甚一)
<対談>野上豊一郎博士と仙台櫻間金太郎(櫻間金太郎/表章)
能楽研究所の歩みと現代的役割(古川久)
どのような代償をはらうのか―普遍主義による国際文化交流への疑問―(D・グッドマン)
<座談会>今日の演劇的状況―自由な舞台表現の可能性を探る―(津野海太郎/鈴木忠志/広末保/渡辺守章/観世栄夫/宗左近)
変貌する演劇(黒川欣映)
喜劇について(長谷川四郎)
芝居小屋の幻想(山口圭三郎)
地中海の空と海―最近のアルジェリア―(南美穂子)
読書の四季
■一冊の本
『西鶴の諸国ばなし ぬけ穴の首』(益田勝美)
■批評・紹介
『文学概論』(荒正人)
『偶然と必然』(筑波常治)
『北アルプス博物誌 I登山・民俗』(尾形憲)
『モンゴル国ものがたり』(栗林種一)
研究室(菅野文和)
メディア季評
大学の窓
表紙絵(小野木学)
題字構成(波多野富仁男)
カット(城所昌夫)
第2巻 第2号
随想
私の名前と父の就職(矢内原伊作)
酒と水(高藤武馬)
ヴェニスの夏(下森定)
郊外バスの中で(岡田秀子)
からだとスポーツ(安藤純光)
緑運動と地域社会―緑ネットワーク計画の展開―(田畑貞寿)
建築協定・市民協定の論理(河原一郎)
親と子―その深く重きかかわり(二村美朝子)
<対談>インフレーションと人間(大島清/伊東光晴)
ソ連邦における東洋学研究(B・ソンツェフ)
特集・沖繩学の課題
<座談会>新しい日本の綜合文化像を求めて 沖繩文化の独自性と普遍性(国分直一/伊藤幹治/益田勝実/外間守善)
幕末の薩摩と琉球――その経済史的側面からの研究――(山本弘文)
戦後沖繩の思想的状況――復帰思想の形成を中心に――(新崎盛暉)
雑学のすすめ(瓜生忠夫)
見習甲板員の二百十七日(鬼海弘雄)
詩 劇場のない激情の劇場(宗左近)
チュニジアの旅より(山本太郎)
読書の四季
■批評・紹介
『分析哲学入門』(中村秀吉)
『よそもの連合大平記』(小中陽太郎)
『現代経済を考える』(力石定一)
研究室(瀬部孝/船山栄一/野田正穂)
メディア季評
大学の窓
表紙絵(小野木学)
題字構成(波多野富仁男)
カット(城所昌夫)
第2巻 第3号
随想 課題 ネクタイ
父の片身(いぬい・たかし)
習い性(飯沼一男)
脱タイ(栢野晴夫)
自由化の波(尾形憲)
その美学(駒尺喜美)
<G・Eボアソナード博士来日百年記念座談会>ボアソナード博士の人と業績(吉川経夫/大久保泰甫/小牧近江/松尾章一/城戸又一)
<対談>平和主義の論理を明かす――長沼違憲判決の今日的意味――(新井章/江橋崇)
メコンとダニーュブ河の農民(小牧近江)
特集・現代の表現
人間存在の証としての表現(粟津潔)
言語・映像・音響についての五つの断章(川崎克己/佐野健二)
音楽と言葉――やはり気になるロックの歌詞――(三井徹)
音の世界から(長岡鉄男)
<討論>今日の写真表現とは何か(橋本賢司/渡辺直之/橋本治朗/宮本成美)
テレビは広告を解体した(天野裕吉)
撮像管時代から新しい時代へ(伊沼静男)
学生からみた表現の世界(大塚修一/森川進/並木均/三浦優美子/安斎辰幸)
最近のアルンハイム(中川作一)
詩 日本共和国初代大統領への手紙(第三信)(木島始)
読書の四季
■一冊の本
『オルレアンのうわさ』(平野秋秀)
■批評・紹介
『賃労働理論の根本問題』(筆宝康之)
『白雲幽石』(郡山澄雄)
『暴力のロゴス』(谷丹三)
研究室(鴨沢厳/五味健吉/成沢光)
大学の窓
表紙絵(小野木学)
題字構成(波多野富仁男)
カット(城所昌夫)
第2巻 第4号
随想 課題 かばん
身体の一部(西川清治)
風呂敷の妙(小峰王親)
深い関係(渡辺佐平)
必要度で使いわけ(小原元)
学者さまざま(舟橋尚道)
特集・現在科学と人間の問題
人間科学の位相と方法(千葉康則)
相対を通して絶対へ(山内恭彦)
<対談>生命科学と現代の思想――モノー『偶然と必然』にふれながら――(渡辺格/荒川幾男)
未来予測はどこまで可能か(高木純一)
核物理学にロマンの復活を(谷藤悃)
芸術と科学技術(城戸朋子)
詩 離別(冨澤文明)
環境問題への経済学的視点(中村孝俊)
日本インフレーションの展望(渡辺佐平)
スポーツと政治(福岡孝行)
疑いと調和の円環構造(佐藤一人)
読書の四季
■一冊の本■
『資本論五十年』(平林千牧)
■批評・紹介
『宗教との対話』(久保田正文)
『恍愡の王国』(野村太郎)
『イソップ三代目』(内海利朗)
研究室(杉本圭三郎/安江孝司)
メディア季評
大学の窓
表紙絵(小野木学)
題字構成(波多野富仁男)
カット(城所昌夫)
第3巻 第1号
特集・現代スポーツ批判
私のスポーツ観
スポーツ礼賛(山本太郎)
日常生活にスポーツを(山本弘文)
現代人と「するスポーツ」(小関三平)
スポーツの魅力と構造(中村敏雄)
社会構造の変化の中で――情報社会とスポーツ――(福岡孝純)
<座談会>現代社会とスポーツ(大島鎌吉/青木宗也/福岡孝行/井上俊)
世界の大学スポーツ・体育の現状と問題点(ラディスラフ・ライトマイエル)
ほんとうの言葉をもとめて(小田切秀雄)
<座談会>学問・知識・実践(馬渡尚憲/井出孫六/岸野淳子)
スェーデン知識人からの 金大中氏事件に関するアッピール スェーデン大学生の日本学研究と日本観(宗左近/グニラ・リンドバルク・ワダ/ファジャ・ウエドラルク/ラーシュ・ヴァーリエ/マッツ・オルン/オーケ・ペーターソン)
ロンドンのこの半年(時永淑)
「大学生の語学」というフイクション(西村閑也)
詩 練習風景(川崎克巳)
読書の四季
■一冊の本■
『昭和恐慌』(伊牟田敏充)
■批評・紹介
『辺界の悪所』(鈴木忠志)
『モンタージュ考』(佐藤毅)
『鑑賞百人一首』(諸田和治)
『ジプシー歌集』(栗林種一)
研究室(平井豊一)
メディア季評
大学の窓
表紙絵(小野木学)
題字構成(波多野富仁男)
カット(城所昌夫)