雑誌ホウセイ 100026592

法政 第9巻第1号−第12号(昭和35年1月−12月)

サブタイトル
著者名
出版者
法政大学
出版年月
1960年(昭和35年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
377
請求記号
377/H91/9-1
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

第九巻 第一号
特集「怒れる若者」たち “われらの時代”と“月蝕”を通して
解題“怒れる若者”について(日野啓三)
座談会
エネルギーの「正」と「負」(稲葉三千男/八木忠常/佐久間宏/中原祐介)
新世代の青年たち(副田義也)
青年とは過ぎさるもの(荒正人)
若い世代のこと(吉本隆明)
怒らない若者たち(長谷川四郎)
嘔吐の文学を(篠遠允彦)
テレビの功罪(中川秀秋)
人前での話(五)(池島重信)
<私の美術館>
クレーの仕事(堀文子)
映画
〔書評〕
アーノルド・トレンビー著 山本新/山口光朔訳『戦争と文明』(和歌森太郎)
R・Lミーク編著 大島清/時永淑訳『マルサス批判』(田代正夫)
マルチン・ブーバー著 長谷川進訳『もう一つの社会主義』(池島重信)
就職事情(鶴谷研三郎)
 
第九巻 第二号
特集 日本経済と国民生活
転機をむかえる日本経済(今井則義)
「消費革命」と「人間投資」(上杉捨彦)
景気上昇と国民生活(石崎唯雄)
座談会
インフレははじまっている?(美濃部亮吉/大島清/大谷泰子)
最近の物価の動き(田代正夫)
教育費の占める割合は大きい
株式投資は儲かるか(高木友三郎)
自家用車族にはいつなれる(西村閑也)
質問・反論・答弁(六)(池島重信)
<私の美術館>
子どもを魅了する作品(中原佑介)
映画月評
対談 心理学をどう学ぶか(1)(松本金寿/中川作一)
〔書評〕
エルゲン・クチンスキー著 宇佐美/良知/池田訳『戦後西ドイツの政治と経済』(菰淵鎮雄)
毎日新聞社『日本の百年』(小西四郎)
筑波常治著『日本農業技術史』(小田切秀雄)
小川先生と碁(松野良道)
 
第九巻・第三号
特集 全学連と学生運動
永遠の平和のために(服部賢司)
手をとりあって進みたい(森井昌江)
もっと学生らしい行動を(高森孝博)
自律の精神か他律の行動か(星崎昌旦)
座談会 緊密な統一を(家永三郎/芝田進午/日高普)
学生運動と大学の自治(田沼肇)
全学連(解説)
賢い認識を(野上弥生子)
学生運動の心理と論理(隅谷三喜男)
若さは尊い(近藤篤子)
毛ぎらいされた若ものたち(遠藤茂雄)
新しい学生歌も生れよう(唐沢富太郎)
<私の美術館>
機能的芸術としての舞台装置(田中千禾夫)
討論について(七)(池島重信)
映画月評
対談 心理学をどう学ぶか(2)(松本金寿/中川作一)
〔書評〕
宗左近著『黒眼鏡』『芸術の条件』(佐藤宏)
中川作一著『青年心理学』(南博)
 
第九巻・第四号
特集 学問と社会 新入生のために
学ぶことと遊ぶこと(谷川徹三)
大学と社会(北川隆吉)
大学生活の門出に(各学部長)
座談会 常に意欲をもって(藤田栄/平井豊一/森田茂介/瀬川行有)
往復書簡
学者であると同時に温い教師で(入江直祐)
炉の火を絶やさず燃やしましょう(池島重信)
女性は女性らしい声を(片岡美智)
崔圭・金沢君のこと(海老原光義)
小中学の教員と深い関係(香川亮二)
<私の美術館>
飛鳥の美(石井鶴三)
映画月評
自由濶達な学生生活(細野貞雄)
対談 心理学をどう学ぶか(3)(松本金寿/中川作一)
就職指導(鶴谷研三郎)
 
第九巻・第五号
紋切型青年像を排して(乾孝)
座談会 明確な目的への志向(重田定正/山本弘文/山根昇/青木宗也)
ファシズムの危険はあるか(増島宏)
<私の美術館>
素朴な美しさ(村井嵒雄)
アメリカのビート族と日本文化(山屋三郎)
映画月評
チェコの思い出(栢野晴夫)
「今年の春突然に」優勝を(松下崇夫)
社会学の学び方(1)(本田喜代治)
〔新刊紹介〕
『中性文学の世界』(阪下圭八)
益田勝美著『説話文学と絵巻』(むしゃこうじみのる)
高野岩三郎博士を偲ぶ集り(大島清)
就職指導(2)(鶴谷研三郎)
 
第九巻 第六号
セミ・タレントの弁(本多顕彰)
座談会 豊かな大学生活を(島崎伊代子/和田和子/吉田義夫/宮野雅人/斎藤春男/小安洋子)
西ベルリンの映画(長谷川四郎)
時計の話(田中準)
交通地獄と道路(中川秀秋)
<私の美術館>
版画の近代(小野忠重)
大井教授を悼む(多田基)
映画月評
〔新刊紹介〕
ソ連の科学を知る三つの本(柘植秀臣)
自由化と国民生活(吉野俊彦)
社会学の学び方(2)(本田喜代治)
就職指導(鶴谷研三郎)
 
第九巻・第七号
激動の一カ月学園の動き(解説)
私達は抗議する―6月14日 全学抗議集会から―
開会の挨拶(中島正)
民主主義と学園の独立自治(有沢広巳)
民主主義の大義を破る(谷川徹三)
いまこそ団結を(近藤忠義)
大学の自治に挑戦(吉川経夫)
民主主義の火はけせない(大島清)
勝手に入ることは許さない(松浦四郎)
民主主義を破る一連の動き(広末保)
一人一人に話しかけよう(藤原定)
責任の所在を追及する(安藤富士雄)
断乎たる態度をもとう(栢野晴夫)
学園を国家権力の道具にするな(穂積重行)
愛校の精神は愛国の精神に(柘植秀臣)
民主主義を守る原理的闘い(安西史郎)
未来を汚すものへの怒り(岡田隆郎)
座談会 抵抗と創造の論理(松下圭一/鶴見和子/橋川文三)
大きな声援にさらに飛躍を(好村三郎)
座談会 すべてを優勝へ(服部力/松下崇夫/船橋尚道/山本一義/室山皓之助)
 
第九巻 第八号
民主主義と政治意識(篠原一)
座談会
学生の意識と行動(加藤周一/穂積重行/藤田省三)
議会主義の正しいはたらきのために(杣正夫)
<私の美術館>
陶片小録(小山富士夫)
わかりにくい国鉄の規則(長澤規矩也)
映画月評
駅弁の包紙はたのし(瓜生忠夫)
社会学の学び方(3)(本田喜代治)
新しい躾(中川秀秋)
まことに理想的なスコア(小原元)
〔新刊紹介〕
佐々木学著「日本の風土病」
大内兵衛/細川嘉六監訳「マルクス・エンゲルス全集」第一・二巻
早川元二/辰見敏夫共編「児童心理学」
中川秀人著「母の本棚」
岡崎次郎/渡辺寛訳「マルクス年譜」
加藤正世著「昆虫の生活」
 
第九巻 第九号
「法政」100号に与う(大内兵衞)
大学・その自由を侵害するもの(渡辺佐平)
座談会 大学の役割(藤田信勝/久野収/北川隆吉)
大学教授と市民感情(平岩八郎)
そこに切手があるから(飯田貫一)
≪私の美術館≫
生活の中から(森田茂介)
映画月評
〔新刊紹介〕
『エコノミスト』別冊
アリックス・デュニヤンヴィル著 佐藤・原田共訳『スチュワーデスの日記』
太田青丘著歌集『アジアの顔』
西郷信綱著『詩の発生』
H・Jリービット著 川勝/石川/滝島共訳『経営の心理学』
「治安」ということの考え方(渡辺洋三)
熱帯魚(小林徳五郎)
法政二高甲子園で初優勝
 
第九巻 第十号
学生と帰郷運動(大島清)
座談会 ながい眼で(美土路達雄/増島宏/古賀照一)
共同討議 来年も、また次の年も(下村勲/寺元啓二/春日洋子/落合正行)
≪私の美術館≫
ナタ彫像の魅力(久野健)
映画月評
尊敬される学士さま(山村喬)
―メキシコだより―わかりにくい国鉄の規則(訂正篇)(長沢規矩也)
【新刊紹介】
H・j・ラスキ著 大内兵衛/大内節子共訳『岐路に立つ現代』(増島宏)
弥永昌吉、平野鉄太郎著『射影幾何学』(武田晋一郎)
荒正人著『評伝夏目漱石』(久保田正文)
母親は社会の歴史を仲だちする(乾孝)
横からのお手伝いではむづかしい(小松真由美)
物理学はいかに学ぶべきか(1)(谷藤悃)
 
第九巻 第十一号
空洞と鬼と(久保田正文)
座談会 集団の中から(荒正人/高瀬善夫/中川作一)
加害者と被害者(江藤文夫)
花の名からかずかずの空想(松岡磐木)
<私の美術館>
因縁めいたこと(三宅艶子)
日本の発展と科学開発(中川秀秋)
映画月評
オリンピックに参加して(三宅義信)
物理学はいかに学ぶべきか(2)(谷藤悃)
〔今日の問題〕
産学協同の意味するもの(高木純一)
〔新刊紹介〕
乾孝著『マスコミ時代と芸術』(岩佐氏寿)
H・ケッター著・秦玄竜訳『西ドイツの農村の変貌』(渡辺寛)
ローマのタクシー(平田孝)
 
第九巻 第十二号
「総長は必ずしも教育家ではない」(有沢広巳)
風雪にたえた学校経営(友岡久雄)
中途半端では困る(本多顕彰)
巨星墜つ―中野勝義君逝く―(大内兵衛)
教師と学生の間(船橋尚道)
誠実な人間(島秀之助)
部員とともに(鈴木秀丸)
戦争にあけくれた学生生活(根上淳)
淡い青春の思い出(真家ユリ子)
陽気なゼミの仲間(伊藤節子)
四年間の教訓(山本一義)
法政というもの(内海利朗)
<私の美術館>
仕事場の絵(安川加寿子)
映画月評
〔新刊紹介〕
ウイリアム・ジエイムズ著 桝田啓三訳『プラグマティズム』(今井仙一)
本田弥太郎著『社会過程』(関敬吾)
高藤武馬訳『椿説弓張月』(藤原定)
長沢規矩也著『国鉄を叱る』(大橋猛敏)
外国語の夢魔(藤田栄)
「読むことは生きること」(片岡美智)
秋の法大野球部を語る(成田理助)