雑誌ホウセイ 100026590

法政 第7巻第1号−第12号(昭和33年1月−12月)

サブタイトル
著者名
出版者
法政大学
出版年月
1958年(昭和33年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
377
請求記号
377/H91/7-1
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

第七巻・第一号
特集 日本の動向 1958年の展望
暗い谷間を通る日本経済(有沢広己)
本格的な反動の年か(石上良平)
座談会 民衆の叡知を信頼して(日高六郎/小西四郎/武田泰淳)
歴史はくりかえすか(久野収)
1958年日本の表情
或る編集者への手紙(斎藤一郎)
現実の壁を乗越えて(原田勇)
固い因習の砦(井出美奈子)
師弟再会 資格をとらない伝統(城戸幡太郎/乾孝)
宇宙時代はよしてくれ(佐藤康二)
主婦と職業と母親と(田沼祥子)
座談会
日本への認識は低い 見たままさいたまま留学生活(2)(宇佐美誠次郎/瀬川行有/青木宗也)
はやり言葉化した教育問題(古田拡)
<私の美術館>
深き傷痕の中から(宗左近)
対談 日本主義の学び方(1)(大島清/今井則義)
〔書評〕
大内力著「肥料の経済学」(渡辺寛)
田中準著「上田敏と海潮音」(川路柳虹)
 
第七巻・第二号
特集 ぼくらの主張 大学生の生活と意見
戦後世代の自己形成(吉田栄治)
座談会 自分をも社会をも(船水/井下田/矢崎/大蔵/千葉/田村)
往復書簡
無限の砂漠は歩けない(北河廉吉)
砂漠にも緑の木を育てよう(石川守)
学生運動と僕達(山口昌宏)
「俺たちは俺たち」ではすまされない(菅原亮)
頼りになるのは自分の力(飯島秀洋)
師弟再会
閉ざされた自由の時代(友岡久雄/高野善一郎)
ぼくらは存外モラリスト(河畑房次)
率直で合理的(菅一道)
私達はいびつでない(佐藤一衛)
ぼくだったらこうする(碧川伸平)
対談 日本資本主義の学び方(2)(大島清/今井則義)
私の美術館 私の結んだ紐(竹谷富士雄)
【書評】
尾坂徳司著「中国新文学運動史」(さねとうけいしゅう)
本多顕彰著「聖書」(荒正人)
クルッケン・ハウザー著 福岡孝行訳「オーストリアスキー教程」(山口諭助)
磐石の土台にたって大飛躍を(小宮山弘)
 
第七巻・第三号
特集 現代人の肖像
生活報告
矛盾の上にあぐらをかいて(室聡)
かぞえどし三十才の抵抗(市橋寿夫)
忘れていた放浪の記(笠井平司)
自分自身を欺くとは(金井純)
現代人の輪郭と条件(橋川文三)
「生活」が生み出す機能主義的合理性(北川隆吉)
座談会 明日の実りのために 現在文明の断面(芝田進午/奥野健男/佐々木斐夫)
<私の美術館>
静炎(式場隆三郎)
師弟再会
活溌だったゼミナール(岸本誠二郎/迫間真治郎)
相撲あれこれ(山根昇)
対談 日本主義の学び方(3)(大島清/今井則義)
〔書評〕
矢口新著「社会科教材研究」(梅根悟)
中村哲著「憲法案内」「政治と憲法の話」(国分一太郎)
就職カルテ(鶴谷研三郎)
 
第七巻・第四号
特集 学問と友情 新しい門出のために
常に試錬にたえよ(大内兵衞)
真実を尊ぶ精神(金子武蔵)
新しく学ぶ人達に(各学部長)
大学生と青春(藤原定)
座談会 混乱のなかから(田沢重昭/小池孝一/泉順/加藤晃義)
自らの運命を力強く切り開け(香川亮二)
師弟再会特集
激動の時代に(大島清/阿左見進)
学生・女房・母親(中村哲/黒川万千代)
大切な人間的なふれない(平井豊一/山口啓三郎)
法政の将来(編集室)
<私の美術館>
身辺のアール・ポピュレール(木内克)
フアンは期待している(石母田正)
対談 日本資本主義の学び方(4)(大島清/今井則義)
〔書評〕
松成義衛・田沼肇 泉谷甫・野田正穂共著「日本のサラリーマン」(増島宏)
M・フォックス著 朝日稔・藤本佳祐訳「動物の知恵」(筑波常治)
乾孝著「女からの開放」(田中澄江)
相談室
各部課の紹介
 
第七巻・第五号
特集 現代学生の理想と現実
大学生の社会的位置(永井道雄)
座談会 戦後世代の生活と意見(淡野安太郎/池島重信/後藤宏行/筑波常治)
歴史はくりかえすか(尾崎盛光)
現代学生の動向
「三月の憂鬱」とよろこびと(小田切秀雄)
つみ重ねていく努力を(上杉捨彦)
鮮やかにあらわれる創造力(大江宏)
「地の塩」に「一粒の麦」に(船橋尚道)
巾広い卒論のテーマ(増島宏)
<私の美術館>
生活に根ざした美(柳宗理)
読書にも方法がある(1)(池島重信)
師弟再会 欲しかった師弟の交歓(渡辺佐平/岩井主蔵)
国鉄談話(上)(長沢規矩也)
〔書評〕
藤原定著「友情と恋愛」(串田孫一)
高橋喜平著「ノウサギの生態」(阿部徹)
福島敏行著「東南アジアの片鱗」(平井平治)
第二回学生歌入選発表
相談室
学園造りの夢(鳥海栄一)
 
第七巻・第六号
特集 ヨーロッパ文明と日本
日本文化の創造(和歌森太郎)
座談会
強い秩序と重圧 今日のヨーロッパの文化(宇佐美誠次郎/青木宗也/瀬川行有)
毛虫と女学生(椎名其二)
The Very English(平松幹夫)
深い東洋への関心(岡田謙三)
にぎやかな国静かな国(森田忠孝)
やはり「未来の民族」(原田義人)
孤独を知らない日本人(高田博厚)
アメリカの大学と図書館(布川角左衞門)
<私の美術館>
私の好きな三つの画(村山知義)
学習とは復習である(池島重信)
<師弟再会>
みんながロマンチスト(金子武蔵/長谷川鉱平)
国鉄漫話(下)(長沢規矩也)
対談 日本近代文学の学び方(1)(平野謙/小田切秀雄)
〔書評〕
片岡良一著「日本浪漫主義文学研究」「自然主義研究」(久保田正文)
ルソー著 長谷川克彦訳「孤独な散歩者の夢想」(池島重信)
ラジオ東京社会部編「科学への招待」(松浦四郎)
座談会 欠けていた精神力 6大学春季リーグ戦をかえりみて(鵜沢七郎/松下崇夫/船橋尚道/松野知広)
 
第七巻・第七号
特集 夏休みの読書案内
若いころの苦行が大切(瓜生忠夫)
最近の文明論を中心に(山本新)
機械時代の新たな課題(佐々木斐夫)
資本論はとばしても読み通せ(日高普)
社会との関係の理解を(柘植秀臣)
入門からの必要はない(増島宏)
習うより慣れろ(藤田栄)
川路柳虹と現代詩(村野四郎)
座談会 詩壇に新風 川路柳虹氏を中心に(山宮允/川路柳虹/伊藤信吉/藤原定)
<私の美術館>
古筆とわたし(町春草)
実際的な読書家(3)(池島重信)
<師弟再会>
権威があった知新会(薬師寺志光/中村梅吉)
対談 日本近代文学の学び方(2)(平野謙/小田切秀雄)
〔書評〕
中野正著「価値形態論」(時永淑)
西郷信綱著「万葉私記」(田辺幸雄)
アンリ・アレッグ著 長谷川四郎訳「尋問」(瀬川行有)
就職案内(鶴谷研三郎)
相談室
 
第七巻・第八号
特集 科学の成果と人類の将来
科学の技術の発達とその矛盾(向坊隆)
重点をおく基礎産業(竹中規雄)
技術面では外国のサル真似(丹羽小弥太)
繁栄か戦争か(菅井準一)
座談会 宇宙旅行はいつできるか?(糸川英夫/相島敏夫/畑中武夫)
科学はどこまで可能か(三田孝)
臓器のすげかえ(杉靖三郎)
地球のこれから(鈴木敬信)
深海へのファンタジア(香山滋)
<私の美術館>
部室に飾ってある絵(山田智三郎)
一意専心の読書(4)(池島重信)
<師弟再会>
飲んだり食ったりいたずらしたり(内田百閒/北村猛徳)
対談 日本近代文学の学び方(3)(小田切秀雄/平野謙)
〔書評〕
大島清著「農地改革と農業問題」(硲正夫)
法大英文学会「ブレイク文献展示会出品目録」(尾島庄太郎)
デッチ・フェルカ共著 武田晋一郎訳「二次元ラプラス変換の理論と応用」(飯沼一男)
国鉄漫話補正(長沢規矩也)
就職案内II(鶴谷研三郎)
法政日文科の弱点(高崎隆治)
 
第七巻・第九号
特集 マス・コミュニケーションと地方文化
「貧困」こそ重要な問題(内野茂樹)
民俗文化は崩壊するか?(加藤秀俊)
地方文化運動の現状
花さかす月おくれの東京文花(北田寛二)
ラジオがたったひとつの「現代」(真壁仁)
谷間の独裁者北国新聞(森直弘)
マス・コミも山奥では別世界(寒川光太郎)
勤評をめぐるマス・コミと大衆(越智昇)
天にのびる大衆の森(椋鳩十)
座談会 現実に密着して(福武直/芝田進午/石田明/鈴木繁/千葉克郎)
地方文化と映画(佐藤忠男)
<私の美術館>
寝寥ある恵み(宇佐美英治)
数学と人生(望月新八)
書物の活用(5)(池島重信)
師弟再会 のばしたい仏法の伝統(有泉亨/青木宗也)
対談 日本近代文学の学び方(4)(平野謙/小田切秀雄)
就職案内(3)(鶴谷研三郎)
 
第七巻・第十号
特集 大学生の生態 第三回 調査と報告
学生に新興の意気(尾崎盛光)
座談会 行動的だがもろさもある(北川隆吉/山根昇/鈴木徹三/吉本正樹)
共同討議 危険な不感症・無気力(星野/桐生/岡松/石川/猪熊/小山/井下田)
<私の美術館>
私を看守る絵(串田孫一)
師弟再会 師弟とは違った関係(村山英太郎/瀬川行有)
就職案内(4)(鶴谷研三郎)
 
第七巻・第十一号
特集 法政大学八十年の歩み
学問について(谷川徹三)
八十年昔の法政(友岡久雄)
今日の法政(多田基)
法政大学略年表
法政大学の歴史(1)(小田切秀雄)
座談会 ながい歴史のなかから(中村梅吉/西村虎一/中野勝義/平岩八郎/倉光俊夫/海老原光義)
法政大学通信教育の十年(香川亮二)
最新の精華(中川秀秋)
未知数のカクテル(長谷川四郎)
あふれる進歩の精神(浜野清)
法政大学学生歌
法政の印象
校歌の生れるまで(霞五郎)
二五年の貞潔(松下崇夫)
生きている回想(片山敏彦)
二十年前(田中澄江)
開放っしで学生を迎えた昔(小林延夫)
第三回法政大学写真コンクール入選者発表
<私の美術館>
ほらを吹く(高田博厚)
法政スポーツの歴史(田沢重昭)
法政文化の歴史(菊藤義夫)
 
第七巻・第十二号
特集 日本の現実
寛容を忘れた政治(新井達夫)
民主主義のあらたな危機に(久野収)
座談会 日常の感覚に根ざして(遠藤湘吉/増島宏/小田切秀雄)
漫談的社会時評(本多顕彰/まんが やなせ・たかし)
ケチくさい自由から(高田一路)
いわしてもらおう(野沢新)
わからぬ教育政策(高橋重子)
<私の美術館>
思い出すままに(佐々木基一)
手も使う読書(6)(池島重信)
<師弟再会>
嵐のまえの自由の時期(中島健蔵/海老原光義)
(遺稿)
人権への大きな脅威(田中吉備彦)
対談 教養としての自然科学の学び方(1)(菅井準一/筑波常治)
〔書評〕
小田切秀雄著「現代における自我」(中島健蔵)
石渡貞雄編「図説日本農業ハンドブック」(大島清)
毎日新聞社会部写真部編「月を歩く」(谷藤悃)
相談室
法政を愛するの弁(小林典司)
母校への郷悠(越光信一)