雑誌ホウセイ 100026588

法政 第5巻第1号−第12号(昭和31年1月−12月)

サブタイトル
著者名
出版者
法政大学
出版年月
1956年(昭和31年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
377
請求記号
377/H91/5-1
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

第五巻 第一号
敗者となるな(大内兵衞)
恋愛のズレ(玉城肇)
座談会 愛されるより愛されよ(高見順/朝倉攝/藤原定/由起しげ子)
恋愛の倫理(仁戸田六三郎)
抽象化された季節(十返肇)
トリスタンとイズー(長谷川四郎)
友情のなかの愛(福永武●)
西洋文学にあらわれた恋愛(山室静)
「暗夜行路」の恋愛(久保田正文)
健康な男女の交際(日高孝次)
恋の文章(串田孫一/田中澄江)
新しい時代の恋愛(舟橋尚道)
試練を経た愛(山根昇)
ヨーロッパ通信(谷川徹三)
私の美術館(村井正誠)
 
第五卷・第二号
特集 試験と人生
苦しいのは教師(大島康生)
座談会 試練に生きよ(古田拡/小川一/平井豊一/倉橋文雄)
試し験べる効能(大室貞一郎)
力を育てる機会に(勝田守一)
外国の大学の試験制度
勉強が主眼―イギリス―(吉田健一)
入学試験のない国―ドイツ―(篠原正瑛)
人格の養成―フランス―(片岡美智)
明るい雰囲気アメリカ(竹下和雄)
広い入学の門―中国―(市岡茂)
受動的態度を先ず精算(山口諭助)
試験期のカルテ(重田定正)
論文の書き方
実験項目にわけて整理する(武田晋一郎)
論述の為の前提条件(斉田隆)
人に読んでもらう態度(上杉捨彦)
のんき種(石田一松)
試験官の苦しみ(中川秀秋)
望ましい数回の試験―父兄からの意見―
ヨーロツパ通信(10)(谷川徹三)
対談 法律学をどう学ぶか(2)(川島武宜/渡辺洋三)
〔書評〕
石田英一郎著「文化人類学ノート」(宮本延人)
笠原千鶴著「農協簿記講義」(戸沢仁三郎)
小田切秀雄著「近代日本の学生像」(藤原定)
試写室
法政歌壇・俳壇
納得のいく試験を(学生共同討議)
東海道の決戦(霞五郎)
 
第五卷・第三号
特集 「自由」について
「欲することをする」自由(谷川徹三)
日常の実感として(石上良平)
座談会 世界史の流れのなかで(上原専祿/加藤周一/中村哲)
まつわりつく悲しい宿命(家永三郎)
女の自由(丸岡秀子)
貧困からの解放(猪木正道)
感性でとらえた自由(安部公房)
保障か束縛か(吉川経夫)
自由を求める心の団結(小牧近江)
私の美術館(阿部展也)
われわれの求める自由
学ぶことの自由(清水節治)
性急なものでない(渡辺光二)
処置に困る自由(日高普)
対談 法律学をいかに学ぶか(川島武宜/渡辺洋三)
試写室
自由な人間をつくる教育(早川元二)
就職状況と明日の構え(鶴谷研三郎)
附け焼刄は駄目(斎藤成一)
努力を惜しむな(吉良卓美)
 
第五卷・第四号
特集 新入生歓迎
大学においていかに学ぶべきか(大内兵衞)
新しく学ぶ人達に(各学部長)
座談会 法政いまとむかし(池島重信/片山敏彦/堀真琴/奥沢篤次郎/岸本誠二郎/青木宗也/藤原定)
学問への門出のために
学ぶことの厳しさを知れ(渡辺佐平)
なげやりの気持になるな(田中直吉)
共に手を携えて(西尾実)
考える練習を積め(松浦四郎)
明るく潑刺と(山口諭助)
法政の発展をめざして(友岡久雄)
大学の環境と建築(大江宏)
良き市民・社会人の養成(多田基)
自由な新鮮さ(平岩八郎)
私の美術館(山本正)
法政昨日と明日の間
法政の良さと伝統(花田義人)
歯科大生と立廻り(中村武志)
試写室
社会問題をどう学ぶか(村山重忠/栢野晴夫)
瞼に残るパイプの横顔(喜多野清一)
<書評>
ハワード・フアスト 松本正雄/藤川健夫訳「ぼくらは無罪だ!」(小原元)
白石大二著「日本口語文法」(石井庄司)
大学を自家の利益にするな(安倍能成)
永く記念さるべき人(大内兵衞)
法政歌壇俳壇
附録
 
第五卷・第五号
特集 青春の希望
大地に目をそそごう(高島善哉)
座談会 混迷のなかから(亀井勝一郎/奥野健男/真山美保/福田定良)
青春に悔(本多顕彰)
古く新しく生きるもの(窪田啓作)
若々しい生命の充足(田中喜一)
わが青春(長谷川四郎)
青春の夢と現実(佐藤康二/阿左美進/三浦昇)
うちから湧きたち燃え上る(田中澄江)
あの頃の友人(原四郎)
つよくのこる乱世の意識(加藤子明)
わが青春の記(迫間真治郎)
私の美術館(中村哲)
殺風景な青春(大森真一郎)
伝統は簡単につくれるものではない(大内兵衞)
対談 社会問題をどう学ぶか(村山重忠/栢野晴夫)
試写室
<書評>
川島武宜著「日本の社会と生活意識」(池島重信)
福島敏行著「欧米飛行紀行」(北村猛徳)
ボイド・オーア著 逸見謙三訳「白人のジレンマ」(大島清)
法政野球部を診断する(鵜沢七郎/福田定良/船橋尚道)
 
第五卷・第六号
特集 正しい教育を
教育の基本は憲法に(長田新)
対談 われわれの責任において(末川博/大内兵衞)
ある午後の対話(野上弥生子)
教師の役割(留岡清男)
ピアノを習う子供の話(加藤周一)
うれうべき文教政策(伊藤昇)
<ルポルタージュ>
教えつつ学ぶ人々(本誌特派記者)
習得の三段階(布川角左衞門)
学ぶ厳しさ(金久保通雄)
くりかえすまい同じこと(本田弥太郎)
カケはカケにあらず(林田不二生)
現場の声(渡辺武)
<私の美術館>
生活のなかから(棟方志功)
教師から父兄から
信号はいつでも青(沓水勇)
「ちょっと困る」希望(法大後援会)
日本の教育の悲劇(内山明範)
対談 社会問題をどう学ぶか(村山重忠/栢野晴夫)
夜の名物叩き売りバナナ(中村武志)
試写室
書評
西郷信綱著「日本文学の方法」(秋山虔)
法政歌壇・俳壇
お濠と土堤か(霞五郎)
 
第五卷・第七号
特集 夏休みと学生生活
学生の特権をどう生かすか(久野収)
座談会 秘境をもとめて(串田孫一/戸塚文子/永田一郎)
夏休みと読書(大島清)
山のお鷹(千葉源蔵)
北京大学在学のころ(尾坂徳司)
楽しい幸福な季節(川路柳虹)
休暇の醍醐味(小田嶽夫)
ビヴァク(黒田初子)
夏の保健(重田定正)
現代学生サマー・スタイル(岡部冬彦)
海と人類(日高孝次)
中房温泉での夏(有泉亨)
ドリュのビヴァク(キードレイ/福岡孝行訳)
建築学の学び方(大江宏/森田茂介)
<私の美術館>
写真を考える(大竹新助)
夏のプラン(栗真清/猪苗代広剛)
試写室
〔書評〕
石田英一郎著「桃太郎の母」(関野雄)
大原社研編(失業者の存在形態)(逸見重雄)
井手成三著「京都案内記」(間下長一)
 
第五巻・第八号
特集 機械の発達と人間性
科学革命の現実と将来(菅井準一)
座談会 科学の発達と人間性(辻二郎/荒正人/杉靖三郎/相島敏夫)
機械時代の人間(池島重信)
発明(山田真一)
ことばの世界を結ぶ機械(和田英一)
サイバネティックスとオートメイション(池原止才夫)
後の向きのロボット(埴谷雄高)
アイソトープで稲作(為郷恒淳)
低い日本の水準(美濃部亮吉)
私の美術館(徳川夢声)
世界は本当に狭くなった(海老原光義)
<対談>
建築学をどう学ぶか(大江宏/森田茂介)
法政歌壇・俳壇
東京→大阪 ワンダホーゲル部同行記
 
第五卷・第九号
特集 知識人の役割と運命
知識人の役割(松田道雄)
座談会 知恵と力(加藤周一/高島善哉/埴谷雄高)
知識人の責務(白石凡)
観念性は罪悪か(加藤子明)
庶民(福田定良)
民衆とともに(岩村三千夫)
キャラメル文化の弊害(船橋尚道)
知識人とサークル(藤島宇内)
魔法使のような言動(森本貞子)
責任は大きい(桶谷繁雄)
世代論と知識人(長谷川克彦)
庶民のたちばから(佐藤忠男)
北海道紀行(大内兵衞)
私の美術館(小山田二郎)
<対談>
建築学をどう学ぶか(大江宏/森田茂介)
映画時評
〔書評〕
片岡良一著「近代日本の小説」(瀬沼茂樹)
乾孝著「心理学」(世良正利)
漱石と岩波茂雄(中川秀秋)
 
第五卷・第十号
特集 現代ジャーナリズム批判
国民生活とジャーナリズム(中野好夫)
ジャーナリズムと大衆(久野収)
科学的にやれるものは科学的に(大熊信行)
新聞より強い影響力(乾孝)
民衆のための言論に(荒瀬豊)
ほしい蛮勇的精神(大島清)
少い学生の文章(日高普)
座談会 大衆紙の使命と限界(城戸又一/原四郎/池島重信)
新聞発達の日本型(伊藤愼一)
北海道紀行(下)(大内兵衞)
ヘルシンキでの十日間(海老原光義)
日本語の外国雑誌(定村忠士)
ぼくらの発言(大蔵周/渡辺亮次郎)
<私の美術館>
ニセモノの効用(久富貢)
対談 近代経済学をどう学ぶか(1)(岸本誠二郎/沓水勇)
書評
周はじめ著「カラスの四季」(内田清之助)
ボヘンスキー著・桝田啓三郎訳「現代のヨーロッパ哲学」(大島康生)
東井金平著「欧米における日本農業の研究」(大島清)
三宅泰雄「日本の雨」(畠山久尚)
法政歌壇・俳壇
<アンケート>
野球部がんばれ
 
第五卷・第十一号
特集 大学生の生態 調査と報告
現代学生の生活と意識(大島清/まんが・岡部冬彦)
座談会 もっと現実に厳しく(多田基/友岡久雄/奥沢篤次郎/本多顕彰/斎田隆/香川亮二/栢野晴夫/瀬川行有)
第一回法政大学 写真コンクール入選者発表
 
第五卷・第十二号
特集 今日の大学
わが願い(大内兵衞)
理事会のはなし(友岡久雄)
私の見た法政(安井郁)
学生とともに(本多顕彰)
われ―自分・自我―をつくる(小田切秀雄)
世の中を良くする知識(渡辺佐平)
上海の一日(谷川徹三)
座談会 時流をこえて(乾孝/小原元/青木宗也/日高普/増島宏/森田茂介)
親和的で明るい雰囲気(藤原定)
いま一度ゆくべきならまたこの道を(草部和子)
たえず疑いをもって(尾形憲)
学園の昼さがり(小山田二郎)
清新で自由な環境(大平清良)
香奠保険(中川秀秋)
王さんを想う(戸倉勝城)
<私の美術館>
グロテスク美術館(針生一郎)
青春・情熱・学園(岸野康吉/大石準平)
対談 経済学をどう学ぶか(岸本誠二郎/沓水勇)
〔書評〕
大内兵衞著「社会主義はどういう現実か」(船橋尚道)
大島清編「日本の農業」(石渡貞雄)
A・Aローバック著 堀川直義・南博訳「アメリカ心理学史」(中川作一)
長谷川四郎訳詩集「海」(栗林種一)