時局情報 第3巻第9集(昭和14年9月)
一 ソ聯と歐州の現地視察報告
トハチエフスキー事件と日支事變
クレムリンの恐怖
スターリンの抗日秘命
虎穴に入らざれば虎児を得ず
外國人大警戒
遂にモスクワを去る
滯歐二年・東奔西走
オレルスキー駐支大使の死
ジユダノフの登場
最高軍治會議への進出
ソ聯外交の新動向
ソ聯の對日政策
スターリン獨裁政治下のソ聯
一 トハリエフスキー事件まで
ソヴイエト政治廿二年
巨頭悉く落第
スターリンとトロツキー
トロツキー放逐の後
クレムリン最大の危機
物心併重主義と物質偏重主義
フルンゼ手術臺上の死
消された月
ウオロシーロフの長所短所
赤色軍の白化
クレムリン空爆の計
ラデツクの親展書
故國へ歸る夢
白系中の白系露人
赤色軍巨頭一毛陀盡
一 大獄の二年
その後に來たれるもの
上層から中層へ下層へ
粛清の嵐は海軍へ空軍へ
國寶的存在影を消す
頭だけ助かり部下は数珠つなぎ
捕へてみればわが子なり
反政府陰謀續出
密告地獄
敵は地下に潜る
國民の怨府
一 大嵐一過の後
鬼面を外して菩薩面を
ジユダノフの登場
盟邦見殺し
相互援助條約は一片の反古
國威挽回三策
軍部重壓の怪腕
かかし的こけおどしの必要
英佛ソ交渉
英佛の弱體暴露
クレムリンの本音
布施勝治氏にソ聯最近の裏面を聴く座談會
前後九回のソ聯旅行
ゲ・ペ・ウの闇の眼
スターリンの個性の強さ
スターリンの背後に女?
トロツキストはまだ殘つているか
獨ソ裏面の接近事情
ノモンハン事件と援蒋の肚底
米ソ海軍の接近工作
ユダヤ人問題の行方
英佛ソ交渉の結末はどうなるか
一 ソ聯の極東軍備とその擴充強化
張鼓峰、ノモンハン事件は軍擴の口實
極東兵力四十五萬
整備の重点
ソ聯極東海軍
苦しい海相の豪語
一 八方塞がりの日ソ關係はどうなる
日ソ衝突は宿命的か
通商關係または斷絶同様
利権權企業の壓迫深刻化
ソ聯の眞意
一 獨逸とソ聯はなぜ握手したか
スターリンの特使
双方利害の一致
包獨陣晝餅
攻撃一國に集中
敵を味方に
失墜國威挽回策の一つ
東西同時作戰回避
巨頭肚藝外交
一 日英會談の終幕とその後に來るもの
現地軍代表に引揚げ
遷延を重ねて破局へ
日英兩國政府の聲明
一 新税制はどう改正されるか
税制改正案解剖
税制改正の四大目標
負擔の均衡を圖ること
彈力性をつけ増収を圖る
經濟諸政策との調和を圖る
税制の單純化を圖る
税制改正案の特徴
税制的改正の骨組
國税體系
一 時局日誌