婦人之友 第23巻第12号(昭和4年12月)
枇杷(表紙)(平福百穗)
◆住宅◆
同潤會分譲住宅
朝日住宅
田舎風な家
◆手藝・料理◆
二圓五十錢のセツト
クリスマスの童謠人形
美しい色彩のスウエター
一皿盛りの料理十種
◆その他◆
エバンゼリン・ブース女史を迎へて
アシジの聖者フランチェスコ
誌上見學秀英舎
婦人之友社出版書籍
時代は暮れる(巻頭)(羽仁もと子)
アシジの聖者フランチェスコ(石原謙)
知識階級(三宅雪嶺)
中流階級はどこへゆく(高橋龜吉)
『滅俸』の道徳に對する社會的反感(長谷川如是閑)
『家計簿』についての座談會(羽仁もと子/A─官束婦人/E─法學士婦人/O─實業家婦人/T─會社員婦人/K─官束婦人/S─教師夫人/W─医學士婦人/M─本誌記者)
沒落か更正か(消費組合について中流階級の女性に寄す)(羽仁説子)
百二十圓以下の家計
□日給職工の特殊な家計(富屋志津)
□九十七圓で六人の家族(川井きみ子)
□びつくり箱の新案(津村かすみ)
□陸軍中尉のやりくり家計(子母澤さだ)
□月収入六十三圓の警察官(松村なみ子)
□田舎町の小學校教師の家計(津島彌榮子)
□不足金十一圓三十八錢(三田秀子)
家賃調べ
排すべきプチブル根性
□中流階級の憂鬱(榊原千代)
□我が目のうつばり(説子)
中流階級の結婚費用
淺草公園に巣食ふ五種類の子供(上澤謙二)
ほくろの旅(外遊雑記)(吉屋信子)
身邊風景(生活藝術回文)
背廣服の日記(今和次郎)
自然と自分(村山知義)
若き辯護士の死(秋田雨雀)
萬事異常なし(犬養健)
食事風景(木村荘八)
ブルターニユの回顧(山本鼎)
十一月四日の記(佐藤功一)
緩衝地帯(福原信三)
實驗兒童學(誌上兒童研究室)(山下徳治)
異常兒論(醫學博士・下田光造)
家庭醫學
□小兒の發熱について(醫學博士・田村均)
□流産激増の傾向(醫學博士・佐久間兼信)
男兒のためのボーイスーツ(西島芳太郎)
一皿盛りの料理をおすゝめします(増田稻子)
今月の手藝
ビールの空箱で造つたテーブルと椅子(濱よし子)
こんな美しいスウェターをお編み下さい(豐川エルザ)
ほゝづきを持つた小熊さん(香月せき子)
富坂産院日誌(羽仁説子)
借家について(細木盛枝)
兒童畫について(山本鼎)
かなしき母の手紙(英芙美子)
ジミーと安全會議(松岡久子)
母のペーヂ
社會鍋と愛隣袋のゆくへ
自由學園運動會ニユース
昭和四年婦人之友索引
この月の惣菜料理
おいしい冬の野菜(鈴木孝太)
買物のしをり
友の會たより
友のおとづれ
編輯室より
長篇小説 月光曲(徳田秋聲)
歴史小説 三都物語(楠山正雄)
翻譯小説 鍵をかけて!(ジョンストン・マッカレイ/譯・松村みね子)
翻譯小説 戀をもてあそぶ勿れ(アルフレ・ド・ミユッセ/譯・森茉莉子)
入選 短歌とその選評(若山喜志子)