婦人之友 第23巻第11号(昭和4年11月)
菊(表紙)(平福百穗)
◆誕生前後◆
子供と言ふもの(池田信三郎)
最上の健康と幸福な精神(ベッキー・ヘルム)
戸外に置いて(中河幹子)
長女藍子(片岡鐵兵)
「武」のこと(河合國子)
和子について(野島稻子)
母の思ひ(羽仁説子)
赤ちやん九十一人
赤坊にお湯をつかはせるには
◆その他◆
外遊記念の寫眞帳より(吉屋信子)
大倉陶園
スウエター九種
今、生れしみどり兒(巻頭)(羽仁もと子)
近頃の疑獄(文學博士・三宅雪嶺)
アシジの聖者フランチェスコ(文學博士・石原謙)
赤坊一年間の育て方の懇談會
醫學博士 豐福環(酒井文子/矢川民子/寺尾千代/鳥羽靜子/鶴見英子/山田久子/根津みき/羽仁説子)
■■お産について■■
初産に失敗した苦い經驗(樋原雅子)
双胎分娩(松浦たか子)
破らなくてはならない田舎の習慣(惠以子)
産褥熱(野菊)
體力の問題(ゆかり)
二つ三つの注意(安子)
早産(川島久美子)
腎盂炎で悩んだ私の經驗(久子)
準備しておきたいこと(曾谷)
海上生活者の妻(水くさ)
十三年間の病気をまねく(今掘一枝)
産後一週間の献立
お産に關する費用
お産についての質問に答へる(醫學博士・佐久間兼信)
薦めたい書物──産後の休養の暇に──(鷹野つぎ/伊福部敬子/ガントレツト恒子/村山籌子/茅野雅子/榊原千代/羽仁説子)
暗黒に落ちてゆく前に(山室たみ子)
村を飛びまわる黒衣の天使(上澤謙二)
小兒保險とは
産科講座 人工流産の必要な場合と否らざる場合(醫學博士・佐久間兼信)
小兒科講座 初生兒の先天性畸形とその治療(醫學博士・田村均)
外遊雑記 ほくろの旅(吉屋信子)
美しいもの(生活藝術回文)
異常兒論(醫學博士・下田光造)
誌上兒童研究室 實験兒童學(山下徳治)
スウェター五種の意匠と編み方
朝鮮博覽會をみる(松岡久子)
兒を失へる母の手紙(羽仁説子)
映畫になつた『生ける屍』(國井俊子)
分娩具を自分で用意するならば
赤坊にために具へたい道具
赤坊の洋服とおしめの用意
兒童畫について(山本鼎)
霜除けの下に出来る花と野菜(鈴木孝太)
この月の惣菜料理
買物のしをり
友の會たより
友のおとづれ
編輯室より
長篇小説 月光曲(徳田秋聲)
歴史小説 三都物語(楠山正雄)
翻譯小説 鍵をかけて!(ジョンストン・マッカレイ/譯・松村みね子)
翻譯戯曲 戀をもてあそぶ勿れ(アルフレ・ド・ミユッセ/譯・森茉莉子)
入選 短歌と選評(若山喜志子)