婦人之友 第22巻第5号(昭和3年5月)
表紙(皐月)(平福百穗)
食堂(三色版)(マルセル・ギュイユマール)
廣隆寺彌勒菩薩(木彫)((解説)・石井鶴三)
◆寫眞と詩歌◆
牡丹(作・福原信三/歌・與謝野晶子)
あげしほ(作・掛札功/歌・若山牧水)
玉葱の圖(作・野島煕正/詩・深尾須磨子)
平和なる田舎の町(作・三宅克巳/詩・西條八十)
濱邊(作・細尾耕村/詩・宮崎丈二)
少女像(作・本田仙花/詩・大木篤夫)
草原に(作・徳堂堊仙園/歌・茅野雅子)
『婦人參政權問題』についての座談會
童話家の會と旅だつ人
足立源一郎氏の家
(手藝特輯)クルーエル・ウォーク
藝術的な蝋纈染
羽仁もと子著作集裝幀原畫
爽やかな毛糸あみもの
『時』の後姿(卷頭)(羽仁もと子)
回顧と展望(その二)(羽仁もと子)
高女卒業者へ(文學博士・三宅雪嶺)
『婦人參政權問題』についての座談會(市川房枝/星島二郎/和田富子/ガントレット恒子/吉岡彌生/高橋龜吉/田川大吉郎/奥むめお/赤松明子/平塚明子/羽仁吉一/羽仁もと子)
二十五年の私
◇花と子供に圍まれて――世界平和のために(和田富子)
◇かくあれかし!(吉尾信子)
◇三つの對話(山田やす子)
◇かくあれと希ふ(榊原千代子)
◇舞臺で勉強を續けたい(山本安英)
◇いつまでも(松平里子)
女學校卒業後の修養(1)
あちらむけうしろも床し花の色(別所梅之助)
英語を忘れぬやうにするには(山縣五十雄)
男の子の教育
◇性別意識に關して(倉橋惣三)
◇男の子を育てて(鷹野つぎ)
◇男の子を見るたびに『戰爭』について考へます(小川未明)
◇三人の男の子(宮田多嘉子)
◇男の子と女の子(千葉龜雄)
◇父親の心配(竹久夢二)
野田爭議をいろどる女と子供(上澤謙二)
共働學校を觀る(山本鼎)
世界の女性(6)ヘレン・ケラー(河井道子)
母親教育物語 父親の玩具(譯・松岡久子)
醫學講座 近頃意外に多い猩紅熱(醫學博士・田村均)
自由畫選評(山本鼎)
投資問答(齋藤信)
私たちの自慢話 五篇
二十五年後の私(羽仁説子)
朝鮮の人の行くべき道(松岡久子)
家庭之友 婦人之友 創刊號より愛讀者
洋服裁縫・手藝・料理
(洋服講習)着ばえのする婦人服(西島芳太郎)
【手藝特輯5】
クルーエル・ウォーク(高津鶴子)
藝術的な革細工(岩田藤七)
爽やかな女兒服・少女服(豐川エルザ)
五月の魚料理(田中よね子)
五月の野菜料理(増田稻子)
水無鍋(ウオータレス・クッカー)
理容・園藝・そのほか
洋風家具の手入と掃除(山本秀太郎)
春から夏へ(理容問答)(早見君子)
園藝その月々(鈴木孝太)
職業の實際と理想
愛讀者家族調べ
友のおとづれ
海外望遠鏡
ロシア大使館に於ける童話家會
近火に襲はれて
文藝そのほか
長篇小説 母の顔(加藤武雄)
詩 巨鱗(室生犀星)
歴史小説 寧樂秘抄(吉屋信子)
短歌 初夏風景(吉植庄亮)
名作梗概 仙女王物語(竹友藻風)
映畫講座 つばさ(村山知義)
入選短歌及びその選評(若山牧水)