婦人之友 第21巻第4号(昭和2年4月)
カアネーシヨン(表紙)(平福百穗)
題字(表紙)(星野天知)
天下泰平の春(卷頭)(羽仁もと子)
服裝と身だしなみの研究{服裝に就ての趣味 懐しい日本服 半襟と帶 今日の洋服將來の洋服 斷髪は是か非か 自主的意匠 日本服着附の急所 お化粧の意義 髪の手入 日本人に向く白粉 美容とは健康 清楚の要件}
(福原信三/前田房子/山本鼎/弘田百合子/木村莊八/松平里子/里見君子/羽仁もと子)
婦人と宗教法案(今泉源吉)
世界朝起同盟
婦人法律講座 妾の子供を妻の子供として届出づる效力(法學士/辯護士・片山哲)
三四千圓で出來る小住宅(遠藤新)
生活する者の立場(高橋泰)
美術雜話 古代希臘婦人の服裝に就て(足立源一郎)
劇と舞踊 三娘教子(支那劇)(松居松翁)
□各地の家庭説話□
ヘレンケラの讀書(譯・木村莊太)
喪服のフランス婦人(成田重郎)
支那の椅子(譯・吉田雪子)
雪害の北越に住みて(相馬御風)
傳説に富んだ新羅の古鐘(中村亮平)
アメリカのジヤーナリズム(田中綾子)
或る日の日誌(尾崎行雄/杉村楚人冠/石川義一/富本一枝/山田邦子)
□醫學と科學□
陥り易い育兒上の過誤をどうして防ぐか(醫學博士・鎭目專之助)
痳疹の話(醫學博士・豐福環)
腺病質や結核病者に効能ある肝油(醫學博士・小池重)
乳兒脚氣と離乳の問題(醫學博士・佐久間兼信)
家庭看護法(聖路加病院・湯槇まつ子)
難かしい子供の理科教育(理學博士・武田久吉)
石鹸道草話(帝國大學助教授・西澤勇志智)
服裝雜感(間野千代)
原料商の話(岡田寅三)
臺所に於ける玄麥黒パンの効能(ミセス・コーツ)
初めて小鳥をお飼ひになる方のため(平野寛次郎)
□洋服裁縫、手藝、料理、園藝□
便利な臺所道具
子供の好きなお辨當のお菜(松本幸子)
パンとカステラのおいしい燒き方
病人のよろこぶシヤーベツトの作り方
必らず上手に出來るサンドウイツチ數種
垣根や窓に匍はせて美しい蔓性植物(鈴木孝太)
洋服裁縫誌上講習 容易く縫へる女兒服三種(西島芳太郎)
洋服問答
手藝百科寶典
瀟洒な春の女兒用スウェター(豐川エルザ)
新手藝糸結(マクラメ)の仕方(土屋許子)
家庭のいざこざ(四篇)
アメリカ人形の歡迎會(K・M)
家中で人類學の研究をなさる鳥居博士の御家庭(松尾敏子)
正しかれ強かれ(松岡久子)
身邊雜話(羽仁もと子)
友のおとづれ
新婦人問題十講
世界平和と婦人(三宅雪嶺)
婦人參政權(らいてう)
新教育論(土田杏村)
自由戀愛論(原田實)
産兒制限論(賀川豐彦)
兒童保護(高野六郎)
國際勞働と婦人(前田多門)
女工と農村婦人(麻生久)
職業婦人とモダン・ガール(長谷川如是閑)
我國の廢娼論問題(久布白落實)
■■■文藝欄■■■
歴史小説 愛と戀(田山花袋)
短歌 このごろ(松村英一)
長篇小説 手を支ふる者(沖野岩三郎)
詩 獨り歩く(富田碎花)
譯編 カラマーゾフ兄弟物語(米川正夫)
戯曲 三娘教子(松居松翁)
入選詩 若き畫家の歌へる(品川陽子)
入選歌 眞冬(村山露江)
選評 募集作品について(徳田秋聲/佐藤春夫/若山牧水)
春光(寫眞版) 春宵(寫眞版) 戸口にて(寫眞版) 開く窓(寫眞版)(選・中島謙吉/(詩)・三木露風/(詩)・西條八十/(詩)・千家元麿/(詩)・大木篤夫)
ボー・ジエスト(寫眞版)(村山知義)