主婦之友 第11巻第2号(昭和2年2月)
◇(特別附録)御靈柩歯簿進御之圖
◇家庭手藝展出品募集
本號の特別大呼物記事
○日本名婦傅(第二囘 江馬細香女史)(徳富猪一郎)
○子供から觀た偉大なる父(東郷彪/三宅逸子/穗積歌子/中村扇雀)
◇私を今日あらしめた母の教訓
(一)古新聞に包んだ貮錢銅貨(山室軍平)
(二)稻荷へ日參した繼母の情(若槻徳子)
(三)新聞紙に頭を擦りつけて(幸田延子)
(四)忘られぬ母の無言の教訓(服部金太郎)
(五)眞似て欲しい子供の叱り方(一戸兵衞)
(六)寐物語に聽かされた教訓(道重信教)
○信仰によつて家運を挽囘した星野るい子刀自一族の繁榮振り(特派婦人記者)
○受驗準備の犠牲として愛兒を失ひし父の告白(三宅誠一)
◇愛兒の入學試驗と母の苦心(三村喜久子)
○初めて父となつた日の感想(三十五名士)
○我が子の名前と由來(十八名士)
◇産兒調節に成功した經驗(うめ子/白百合)
○京都西陣の富豪に起つた家庭悲劇(特派記者)
實際讀物
○異國にある婦人の自由とお轉婆娘の由來(ミセス・ハッヂス)
○良人選擇の祕訣百ケ條(某匿名氏)
◇小資本で出來る女の商賣十種(二)(本誌記者)
○左傾か右傾か(與謝野晶子)
○生田流お琴上達の祕訣(加藤柔子)
◇資本いらずに出來る副業の經驗(半澤美代/林寛次郎)
○婦人の運命判斷(船井梅南)
育兒・療法
◇神經痛を全治した實驗(佐倉いく子/滿津崎いそ子)
○恐ろしい寄生蟲の害と療法(磯田美知)
○死ぬ程の大火傷を全治した經驗(一記者)
○手輕に肩のコリを治す祕訣(丸島藏松)
○西洋の母が實行する育兒の祕訣(マーチン夫人)
○誰方も知つて頂きたい姙娠十ケ月の衞生(岩崎直子)
◇三年間の肺病自宅療養實驗(松野雅子)
○(冷性の婦人の福音)和漢藥處法箋の公開(本誌記者)
美容・編物・裁縫・料理
○誰方にもよくうつる素人の考案した若向の主婦髪(婦人記者)
○剃刀を上手に使つて美人となる法(守屋祐四郎)
○よちよち歩きの赤坊用の便利で可愛らしい毛絲編洋服(竹内華子)
○手輕に出來て趣味深い新案蓮根染應用のテーブル掛(富田輝夫)
○流行の皮製イタリヤ型婦人手提の作方(藤井達吉)
○便利で恰好よい割烹着の仕立方(八代常子)
○新流行の女兒外出着と帽子の仕立方(平岩●子(けいこ))
○殘り毛絲を利用して出來た防寒用婦人室内着肩掛の編方(日比萬代)
○御飯代りの温かい冬のお惣菜(六婦人)
○家庭で造作なく出來るお惣菜向の支那料理(小林定美)
○家庭で出來る納豆の拵へ方(婦人記者)
○中流家庭を標準とした二月の晩餐料理の拵へ方(宇野彌太郎)
○今が丁度季節の美味しい牡蠣の料理法(宇多繁野/川上清一郎)
連載小説
◇(戀愛小説)光の翼(福田正夫)
◇(戀愛小説)十字路の乙女(井手訶六)
◇(史材小説)聖火燃ゆ(生田蝶介)
◇(漫畫小説)丸と三角(池部鈞)
◇(女優情史)燃える星影(石上欣哉)
◇(世界漫遊)嫁を探しに(麻生豐)
△先帝奉悼
△(映畫)ウィンダミア(本誌記者)
△(映畫)新日本島(本誌記者)
△趣味深い盛物(高森梧堂)
△(漫畫)當世女見聞記(川原久仁於)
△温かい電氣蒲團(本誌記者)
△樂壇二大事件公判(中島六郎)
(表紙と口繪)
▲表紙繪(畫・岡吉枝)
▲浮世繪の風俗美人(畫・宮川長龜)
▲巴里娘の印象(畫・蕗谷紅兒)
▲流行の羽織姿
▲寫眞畫報(十二頁)
▲グラビア(四頁)
▲三月號豫告
▲家庭の歌
▲俳句
▲我家の實驗
▲家庭法律相談
▲家庭衞生相談
▲産婦人科相談
▲育兒衞生相談
▲美容理裝相談
▲お臺所の相談
▲家庭の療法
▲代理部品案内
▲懸賞考物新題
▲編輯日誌
▲誌上倶樂部
▲懸賞當選者發表
▲懸賞募集問題
懸賞
◇浴衣地圖案懸賞募集
◇萬葉百歌選投票募集