主婦之友 第7巻第5号(大正12年5月)
名古屋に於いて家庭手藝品展覽會開催{五月五日より五日間本誌主催にて名古屋市いとう呉服店で開催いたします}
繪畫と寫眞
◇表紙繪(HB版)(畫・岡田三郎助)
◇登校(三色版)(畫・田中良)
◇靜物(三色版)(畫・袖木久太)
◇漫彫(三色版)(作・田中比左良)
◇家庭手藝品(三色版)(作・藤井達吉)
◇裏表紙(HB版)(畫・結城素明)
◇東京新名所(その六)
◇職業に働く婦人(その二)
◇少女向の八代結び
◇家庭手藝展覽會
◇薄茶の飲み方
◇懸賞當選寫眞
○絲ぐるま(作歌・渡邊増三/作曲・中山晋平)
○婦人の立場から(記者)
○(時事感想)内の事・外の事(田中大吉郎)
○新夫道と新婦道(谷本富)
○懺悔によつて復活した男女の物語(綱島佳吉)
◇罪に泣く男女の懺悔物語
(一)前科を祕めて結婚した良人の懺悔(福田滿)
(二)裏切られた愛人の不幸な死(石田邦子)
(三)父の猜疑心の犠牲となつた愛兒(奥秋郎)
(四)獄中の夫を捨てんとした妻の懺悔(大藤秋子)
○信仰に生きた二人の若き女性(椿純一)
○長野・山梨縣婦人界の活動(服部桂子)
◇大野事件に鑑みての婦人貞操保護問題
(一)貞操保護の根本問題(大町しづ)
(二)悲劇の原因は性的無智(奥田秀子)
(三)死を以て當るの覺悟(新井壽子)
(四)大野事件を中心として(石橋初子)
(五)婦人の服裝を改良せよ(北上京子)
○家出した娘の生靈と語る記(津彌子)
○子供片手に家政整理の研究(棟居久子)
○變つた校風の新女學校訪問記(田中比佐良)
○荒野の花(二)(齋藤小鶴子)
◇社會の迫害に泣く部落の若き婦人の叫び
○(寫生旅行)山陰印象記(第四信)(織田一磨)
○肺病患者は如何に養生すべきか(原榮)
○腦溢血の豫防と療法(下田光造)
○精神病の原因と其養生法(氏家信)
○美容上から見た婦人と眼鏡(前田珍男子)
○恐るべき齒槽膿漏に注意せよ(岡田滿)
◇生活苦と鬪ひつゝある悲慘なる農家の家計實況
○誰にでも出來る椎茸栽培法(三村鐘三郎)
○趣味と利殖のカナリヤの飼方(一記者)
○三色版印刷は如何にして出來るか(記者)
○藤井達吉氏一家の家庭手藝品展覽會の記(記者)
○西班牙風を加味した新住宅(記者)
○洋傘と帶地の流行と値段(富貴子)
○男子の洋服と附属品の流行と値段(葉留子)
○素人にも出來る臈纈染の仕方(藤井達吉)
○姙娠嘔吐は必ず癒る(森種太郎)
○洋服ばかりで赤坊を育てる母の經驗(森田咲子)
○新型の上品なエプロンの仕立方(吉田壽代)
○外出のお化粧と手輕な化粧直し法(ふみ子)
○簡易で美しくなる女學生の化粧祕訣(中村葉子)
○誰にも必要な茶の湯の作法(一記者)
○便利で上品なハウス・ドレスの仕立方(高橋美代子)
○流行のセル・ネルと仕立の祕訣(記者)
○手輕で氣の利いた家庭的客膳(北大路魯郷)
○子供のお辨當一週間分の献立(松村愛子)
○我家で自慢のお惣菜(懸賞當選)
○腦溢血の治療と豫防の最良藥(瀧田専治)
小説
○(繪畫小説)焔の歌(三上於菟吉)
○(長篇小説)嘆きの市(久米正雄)
○(探偵小説)妖姫(菊池寛)
○(長篇小説)星は亂れ飛ぶ(沖野岩三郎)
○(漫畫紀行)異國膝栗毛(近藤浩一路)
◇懸賞寫眞發表
◇連載小説梗概
◇童謡と小曲
◇經驗と主張
◇懸賞短歌發表
◇懸賞俳句發表
◇産婦人科相談
◇育兒衞生相談
◇美容理裝相談
◇家庭衞生相談
◇家庭法律相談
◇家庭療法
◇我家の實驗
◇誌上倶樂部
◇記者のページ
◇懸賞當選發表