主婦之友 第6巻第10号(大正11年8月)
表紙畫(畫・山岸元子)
◇夏の江畔(三色版)(畫・石井柏亭)
◇おはじき(三色版)(畫・櫻井知足)
◇漫彫(三色版)(作・田中比左良)
◇團扇と電燈覆(三色版)(作・藤井達吉)
◇懸賞當選寫眞發表
◇懸賞當選寫眞發表
◇懸賞當選寫眞發表
◇懸賞當選寫眞發表
○きぎす(作曲・草川信)(森田國)
○婦人の立場から(記者)
○奇蹟に生くる良人に侍して(橋井芳枝)
◇惱みから救はれた婦人の告白
(一)病と貧に虐げられ幾度か自殺を企てた私が幸福に復活した喜び(笹川菊子)
(二)混血兒と生れ少女時代を涙で送つた私が愛の信仰に生きるまで(鈴江百子)
(三)財界不況の爲めに陥つた貧のドン底から漸く浮び出た私の思出(明石美子)
(四)夫の海外旅行中に若き異性との戀に惱んだ私が夫の愛に復る迄(柴崎澪子)
(五)海外で夫を喪ひ幼き愛兒を抱へて途方に暮れた私の悲嘆と感謝(正木露子)
◇現代婦人の煩悶と解決法(賀川豐彦)
○肺病患者は如何に養生すべきか(原榮)
○自分の短所を補ふ化粧の仕方(懸賞當選)
○朝鮮の別天地・金剛登山記(山内神斧)
○失戀の惱みから出家した青年僧侶の戀のロマンス(水倉生)
○初めて母となつた時の育兒日誌(二)(土屋たみ子)
○青年團の力で出來た禁酒村を訪ふ記(一記者)
○不姙の原因と其の治療法(川添正道)
○乳の出る原理と新催乳劑(土肥衞)
○(漫畫)半蔵のページ(田中比左良)
○肋骨カリエスを手術で全治した經驗(中山武陵)
○小兒の消化不良と其の看護法(宇都野研)
◇旅館の茶代・女中の心附をどうするか(五十二名士の囘答)
○(寫眞鑑定)男女運命判斷(船井梅南)
○趣味と實用とをかねたカラー入の作り方(藤井達吉)
○實物を應用した素人圖案(藤井達吉)
○夏の夜を涼しくする電燈覆の作り方(藤井達吉)
○汗よけの方法と暑さ時の着附方(葉留子)
○輕快で可愛らしい子供の遊び着(吉田壽代)
○肩のコリや肋膜の痛みに效く妙藥(記者)
○夏向きの變つた味の漬物九種(懸賞當選)
○夏向きの美味しい惣菜料理(懸賞當選)
○清新と涼味に富む麺類の美味しい食べ方(松田龍子)
○安價で榮養に富む鮭の罐詰料理數種(山村とし子)
○流行の一變した髪飾のいろいろ(一記者)
○下痢に最も良く效く家庭用新藥(記者)
○趣味と實用のために傳書鳩をお飼ひなさい(記者)
○女學生の夏の高原天幕生活(野田昇平)
○旅行用具には何が便利か(記者)
○素人流の西洋洗濯の仕方(ガンドレット恒子)
○家庭法律問答(質問随意)(尾立鼎三)
○家庭衞生問答(質問随意)(吉岡彌生)
○手輕に出來て珍らしい盛夏の飲物(記者)
連載讀物
○(繪畫小説)虹の果(渡邊霞亭)
○(長篇小説)破船(久米正雄)
○(海外小説)嘆ける曙(三上於菟吉)
○(諧謔小説)ぐうたら道中記(佐々木邦)
○(漫畫紀行)異國膝栗毛(近藤浩一路)
○(長篇小説)過ぎ行くもの(湯淺賢吉)
○(戯曲)親鸞(山中峯太郎)
◇懸賞童謡と小曲
◇連載小説の梗概
◇懸賞寫眞當選者發表
◇我家の實驗
◇懸賞俳句發表
◇懸賞短歌發表
◇誌上倶樂部
◇懸賞家族さがし新題
◇順序當て當選者發表