主婦之友 第6巻第1号(大正11年1月)
表紙繪(尾形奈美子)
◇旭光照波(三色版)(本誌寫眞記者寫)
◇戀の惱み(三色版)(畫・初山滋)
◇手藝製作品(三色版)(作・藤井達吉作/作・元井三門里)
◇本誌に執筆の諸作家
◇婦人のゴルフ遊戯
◇流行の社交ダンス
○白鶴(室生犀星)
○男女初戀論(谷本富)
○(繪畫小説)虹の果(一)(渡邊霞亭)
○幸運への道案内(石川武美)
○産兒制限の合理的必要(石本靜江)
○肺病患者は如何に養生すべきか(原榮)
○神經質の子供の育て方(宇都野研)
◇中年婦人の戀愛
(一)中年婦人の性慾と戀愛(寺田清一)
(二)戀愛と年齢の關係に就て(島村民藏)
(三)人間らしい眞實の愛を(近角常觀)
◇男女初戀の思出
(一)恩師との間に生じた悲しい初戀(勿忘草)
(二)片思ひの戀に惱んだ私の思出(すみれ)
(三)初戀に破れた不具者の哀愁(唯夫)
(四)青年を失戀に陥れた私の思出(K子)
◇一家のために働く若き婦人の告白
(一)結婚を思ふ暇も無く働かねばならぬ今の私(小百合)
(二)藝者として暗い世界に働く私(蝶彌)
(三)破産した一家のために働く私(まさ子)
○信仰に生きて行く人の心得(賀川豊彦)
○(長篇小説)破船(一)(久米正雄)
○(海外小説)嘆ける曙(六)(三上於菟吉)
○(諧謔小説)ぐうたら道中記(一)(佐々木邦)
○(長篇小説)過ぎ行くもの(一)(湯淺賢吉)
○(新作脚本)節分(喜劇)(岡本綺堂)
○大正十一年の男女運勢吉凶豫言(古道山人)
○素人にわかる樂譜の話(續き)(田邊尚雄)
○米國で苦學した婦人音樂家(記者)
○お正月の面白い室内遊び(葉末子)
○私の工夫した勅題まき(佐藤あき)
○(漫畫紀行)異國膝栗毛(一)(近藤浩一路)
○(科學小説)水力電氣の話(眞隅隆介)
○安價で便利な中流向郊外住宅(記者)
○(寫眞鑑定)婦人の運命判斷(船井梅南)
◇私の趣味(五十餘名家の回答)
○喘息によく效く安價な藥(記者)
○カルシユーム飯の效驗保證(林四郎)
○安價で着心地のよい流行の常用着(記者)
○風變りな子供帽の拵方(藤井達吉)
○誰にも出來る描き更紗の製作法(元井三門里)
○子供用の毛絲編ゲートルの作方(葉留子)
○可愛らしい子供外套の仕立方(吉田壽代)
○和洋裁縫の祕訣百ケ條(記者)
○私の日常の化粧法と着附方(村田嘉久子)
○クリスマスの手輕な晩餐料理(川崎昌子)
○家庭法律問答(質問隨意)(尾立鼎三)
○家庭衞生問答(質問隨意)(吉岡彌生)
○美容理裝問答(質問隨意)(小口みち子)
○繪入家庭笑話
○懸賞短歌發表
○懸賞お客さがし新題
○特別懸賞大募集問題
○漫彫
○漫畫ページ
○紙上倶樂部
○懸賞買物さがし當選者發表
新年特別繪附録 島成園女史筆『初春』を添ふ {雑誌の中に挿入してありますからご注意下さい}