主婦之友　第５巻第１１号（大正１０年１１月）

表紙繪（畫・島成園）
◇坐せる女（三色版）（畫・埴原久和代）
◇菊（三色版）（畫・有田四郎）
◇刺繍座布團（三色版）（作・藤井達吉）
◇理想的の田園住宅
◇洋裝の女學校めぐり
◇蔦で飾つた住宅
○男女再婚論（谷本富）
○肺病患者は如何に養生すべきか（原榮）
○軍備廢止は全人類の幸福（安部磯雄）
◇無實の罪に苦しめられた四人の若き婦人の告白
（一）貞操上の濡衣を被せられて悶へ苦んだ女學生の告白（HY子）
（二）良人に疑はれた無實の罪から遂に離婚する迄の告白（渚女）
（三）公金窃盗の嫌疑で懲役六ヶ月に處せられた女事務員の告白（ひさ子）
（四）不義の汚名を被せられ學校から追はれた女教師の告白（文代）
◇病弱の體を丈夫にした私の健康法
（一）肺病で全滅した家に生殘つた私の健康法（すみれ）
（二）形式に囚はれぬ健康増進法の實驗（TT生）
（三）自分の體質を理解しての健康法（てる子）
（四）三たび死線を越えた私の健康法（ひさ子）
◇再婚男子の求むる理想の妻
（一）失敗の經驗から得た再婚の條件（十郎生）
（二）再び妻帶せんとする青年の希望（信一生）
（三）初婚に失敗した私の望む理想の妻（日出男）
（四）自由結婚で失敗した私の希望（MF生）
（五）妻に去られた中年男の再婚條件（露石生）
○（寫眞鑑定）婦人の運命判斷（船井梅南）
○米國から英國へ來て（小橋三四子）
○懺悔と奉仕の聖き生活の一燈園主天香氏を訪ふ（一記者）
○未婚婦人に多い熱烈なる同性愛（記者）
○家族揃うて行樂するピクニック（葉末子）
○（表情遊戯）をどれ（土川五郎）
○素人にわかる樂譜の話（田邊尚雄）
○我が子を如何なる職業に就かしむべきか（安田龜一）
○誰にも出來る描き更紗の製作法（元井三門里）
○刺繍應用の座布團の作り方（藤井達吉）
○（科學小説）無線電信の話（記者）
○どうして齒を健全にするか（岡田滿）
○新時代の理想的田園住宅（記者）
○僅か八分間で沸く金時風呂の實驗（記者）
○男兒用合着洋服の作り方（吉田壽代）
○婦人用コンビネーションの作り方（吉田壽代）
○寒くならぬまの園藝家の仕事（野川夏雄）
○流行の一變した今年のショール（記者）
○季節向きの晩餐西洋料理（指原乙子）
○我家で自慢のお惣菜
○家庭衞生問答（質問隨意）（吉岡彌生）
○美容理裝問答（質問隨意）（小口みち子）
○日常禮法問答（質問隨意）（主婦之友編輯局）
○素人寫眞問答（質問隨意）（主婦之友寫眞部）
○（繪畫小説）埋れ木（岡本綺堂／（畫・幡恒春））
○（諧謔小説）續珍太郎日記（佐々木邦／（畫・近藤浩一路））
○（海外小説）嘆ける曙（三上於菟吉／（畫・初山滋））
◇長篇小説　燦く星（懺悔の巻）（渡邊霞亭）
○繪入家庭笑話
○懸賞短歌發表
○我家の實驗
○懸賞落度さがし當選者發表
○家庭笑話
○誌上倶樂部
○懸賞姉妹あはせ新題
○特別懸賞大募集問題
□本誌愛讀者の爲に　家庭法律相談部を開設