主婦之友 第5巻第3号(大正10年3月)
繪畫
◇雛まつり(石版表紙繪)(畫・島成園)
◇時彌と初枝(三色版口繪)(畫・渡部審也)
◇ばら(三色版口繪)(畫・相田直彦)
◇桃の節句(三色版口繪)(畫・龜高文子)
○(實説物語)大石良雄夫人(下)(碧瑠璃園)
○新に實施さるべき少年保護法と家庭の自覺(山岡萬之助)
○銀行利用の方法と其のための利益(阿野季忠)
○肺炎と流感は何うしたら癒るか(原榮)
◇結婚に破れた若き婦人の告白
(一)結婚前の熱愛を僅か一年餘で裏切つた夫の薄情(靜代子)
(二)初婚に破れ再婚に敗れた出戻女の悲痛なる告白(花子)
◇井上子爵夫妻別居の眞相(記者)
○赤坊を育てる母親の心得(竹野芳次郎)
○入學試驗準備と學校の選び方(記者)
○同時に府立一中と府立三女に入學させた經驗(杉本千代子)
○二人の幼兒を抱へて女學校を經營した未亡人の奮闘(記者)
○精力増進祕藥何首烏に就て(記者)
○(寫眞鑑定)婦人の運命判断(船井梅南)
◇數奇を極めし故桂公爵令嬢の運命(玉堂生)
○藝術味ゆたかな紙雛と雛屏風の作り方(藤井達吉)
○屋根裏まで利用した新住宅(前田富子)
○小袱紗利用袱紗つき紙入の拵方(大妻こたか)
○何うしたら歌を自由に作れるか(窪田空穗)
◇私が日常實行している化粧の仕方(森律子)
○色を白くする美顔料の新研究(板橋敏行)
○簡單に縫へて恰好のよい女兒通學服(吉田壽代)
○火災豫防と失火時の心得(福島宅一)
○珍しい變り御飯と季節の酢の物(松田龍子)
◇お惣菜むきの西洋料理(山村とし子)
○家庭衞生問答(質問隨意)(吉岡彌生)
○美容理裝問答(質問隨意)(小口みち子)
○(繪畫小説)埋れ木(岡本綺堂/(畫・幡恒春))
○(諧謔小説)續珍太郎日記(佐々木邦/(畫・近藤浩一路))
◇長篇小説 燦く星(毒火の卷)(渡邊霞亭)
○(家庭笑話)茶目川一家
○お臍の遷座式
○誌上倶樂部
○特別懸賞大募集問題
◇賞金壹萬圓の懸賞小説募集