画報現代史 第1集(昭和32年7月)
切手に見る戦後の世界と日本(口絵)
1945年 原子力時代の開幕
焼けただれる国土=あいつぐ空襲
ドイツ・ファシズムの崩壊=ハーケンクロイツ地に落つ
ある市民の記録=戦時生活のアルバムから
決戦体制と終戦工作=一億玉砕か国体護持か
ポツダム宣言=平和と民主主義日本のために
原爆投下とソヴェト参戦=何が日本を屈服させたか
日本の敗北=黎明8月15日
第二次世界大戦の諷刺
東久邇終戦体制=〝一億総ざんげ〟の合言葉で
マッカーサー入城す=占領の開幕
〝私は日本の捕虜だった〟=汚されたページ
ミズーリ号上の降伏調印式
戦争は国民になにを与えたか=敗戦の墓標
権力の体制=対日占領機構
光りは盛り場から=バラック復興
焼土にさまよう人々=食を求め宿を求めて
〝歴史の批判にまつ〟=あいつぐ戦犯逮捕
さらば軍国主義=軍需生産の解体
開放された朝鮮=独立の日はいつ
中国統一への苦悩=アメリカ介入の足どり
インドシナ民族革命の烽火
ひるがえる民族独立の旗
報道の自由と統制=〝8000万人の強制収容所〟
東久邇内閣総辞職す=治維法の廃止
〝獄中十八年〟=政治犯の釈放
復員船故国に帰る=戦争の傷痕ふかく
新しいヨーロッパのあし音=廃墟の中から
新しい文化の息吹=〝歌声よ、おこれ〟
暗い谷間の画家=靉光・石村日郎
雨後のたけのこのように=政党の復活
財閥解体指令=その再編成のために
嵐にゆらぐ天皇制=近衛自殺が象徴するもの
軍事裁判の開始=裁かれた残虐行為
GIの街=祖国のなかの異国
飢餓の街=日給12円闇1000円
生活と生産のために=起きあがる民衆
〝大国一致の原則〟=モスクワ三国外相会議の成果
神国追放=天皇の人間宣言
復活するジャーナリズム=「民主化」の波にのって
追放旋風=危機に立つ幣原内閣
表紙 廃墟の広島(佐藤忠良,朝倉摂 作)