茶道月報 第301-312号(昭和11年)
昭和十一年新年号
年頭の辞(裏千家流宗家 千宗室)
大衆茶道とその用器(宗遍流宗家 山田宗有)
茶趣味と現代人の生活(林学博士 田村剛)
おゆどののうへの記(一)(浜本宗俊)
茶道と一般美術に就て(一)(下店静市)
春涛茶情(井上羽城)
茶人言行録(一六)-勝家・島井宗室・道閑(石田誠斎)
衛生上より見たる茶道(医学博士 岡田道一)
茶と現代インテリ(高原慶三)
鶴と亀の井戸(竹園生)
「茶史」を語る(四五)(粟田天青)
茶碗(三輪花影)
茶話真向翁乾(五)(校訂 平田重三郎)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
縁高料理(四)(広瀬拙斎)
お道具草紙(てきすゐ)
福喜多靖之助氏 洋行土産話(田井つみ)
新年の希望(素人茶客)
「一」に因む名称
見たり聞いたり
無茶苦茶之記(片山博通)
茶道問答
茶会記
月報文壇
北野神社献茶記
茶界消息
茶会処々
編輯後記
口絵
北野神社献茶に今日庵より奉納の台子皆具
北野神社献茶会協讃席
北野神社献茶代勤の今日庵老分
国宝曜変天目茶碗
有楽斎愛用の鶴亀の井戸
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昭和十一年二月号
風興集-大炉炭手前(千宗室)
茶道眼から見た朝鮮(箒庵 高橋義雄)
おゆどののうへの記(二)(浜本宗俊)
茶碗(二)(三輪花影)
茶杓の話(一)(坂東宗稜)
茶道漫言(御歌所寄人 千葉胤明)
茶史を語る(粟田天青)
付贅懸疣-すねた観雪宴(小西大東)
茶料理の変遷(魚谷常吉)
茶話真向翁乾(六)(平田重三郎)
お道具草紙(てきすゐ)
多宝塔と茶席-校訂仰木敬一郎氏を訪ねて(田井つみ)
「二」に因む名称
竹蔭抄-西象庵のこと(井口海仙)
茶話雑記(吉田尭文)
趣味饒舌録(小野賢一郎)
茶道問答
写真の頁
茶会記
月報文壇
今日庵初釜
茶界消息
茶会処々
編輯後記
口絵 今日庵初釜
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昭和十一年三月号
茶道と一般美術に就て(二)(下店静市)
将軍家光と毛利秀元(一)(渡辺虹衣)
外人の眼に映じたる織豊時代の茶の湯(今井林太郎)
落葉集-誤写・珠光好桐竹台子(末宗広)
茶人言行論-義弘,松花堂,利休(石田誠斎)
茶碗(三)(三輪花影)
「茶史」を語る(粟田天青)
茶室と家相(四)(佐々木宗基)
枯草庵と勤王志士(一)(浜本宗俊)
造艦の秘訣と人物養成の秘訣(造船大佐工学博士 桜井省三)
茶杓の話(二)(坂東宗稜)
聖徳太子浴水の遺跡(竹園生)
茶話真向翁乾(七)(平田重三郎)
お道具草紙(てきすゐ)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
縁高料理(五)(広瀬拙斎)
侘びとは?(長谷川時雨)
茶道問答(編輯部)
写真の頁
茶会記
月報文壇
狐怪談(大久保宗玄)
茶花川柳(藤田宗州)
茶界消息
茶会処々
地方通信
編輯後記
口絵 付藻茄子,枯草庵庭
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昭和十一年四月号
風興集-唱和式(千宗室)
三傑と茶会(浜本宗俊)
将軍家光と毛利秀元(二)(渡辺虹衣)
落葉集-宗句・長闇堂消息・利休消息(末宗広)
亡び逝くもの茶の湯の釜(一)(坂本星堂)
茶人言行録-道観,紹鴎(石田誠斎)
枯草庵と勤王志士(二)(浜本宗俊)
利休忌と現代茶道(山村宗謙)
茗茶苦茶之辞(尾道一郎)
「茶史」を語る(粟田天青)
表具と掛物に就いて(一)(陳原水黄)
付贅懸疣-応永北山行幸(小西大東)
茶話真向翁乾(八)(校訂 平田重三郎)
お道具草紙(てきすゐ)
玄々斎宗匠のことども-相沢英次郎翁を訪ねて(田井つみ)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
縁高料理(六)(広瀬拙斎)
竹蔭抄-大辻司郎君(井口海仙)
茶道問答(編輯部)
写真の頁
月報文壇
金沢から山中へ(広瀬拙斎)
顧みるの記(川那辺観風)
故師を偲びて(小串宗久)
茶花川柳(藤田宗州)
地方通信(白露)
茶界消息
茶会処々
編輯後記
三千家初炭手前比較
口絵 芦屋桐地紋釜,枯草庵茶室
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昭和十一年五月号
温故知新とは(文学博士 高楠順次郎)
「南方録」誤脱に就て(渡辺虹衣)
清水寺塔頭蓮乗院の茶室と庭園に就て(一)(川上邦基,工学博士 藤原亥治郎)
肥後の茶道(侯爵 細川護立)
亡び逝くもの茶の湯の釜(二)(坂東星堂)
茶人言行録-政宗,沢庵,道桂(石田誠斎)
陶片(前田幾千代)
落葉集-ものはためし(末宗広)
紹鴎の墓に就て(浜本宗俊)
「茶史」を語る(粟田天青)
表具と掛物に就いて(二)(陳原水黄)
茶話真向翁乾(九)(校訂 平田重三郎)
お道具草紙(てきすゐ)
お茶で改良されたい事-銭高静子夫人談(田井つみ)
見たり聞いたり
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
信実歌仙切を掛けて-長瀬宗趙氏の催
槻の下影(和歌)(藤瀬秀子)
竹蔭抄(井口海仙)
茶道問答(編輯部)
写真の頁
月報文壇
今日庵利休忌
地方通信
茶界消息
茶会処々
編輯後記
口絵 天猫竹梅地紋真形釜,丸屋文琳茶入
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昭和十一年六月号
茶の左千夫先生(斎藤茂吉)
肥後の茶道(下)(侯爵 細川護立)
清水寺塔頭蓮乗院の茶室と庭園に就て(二)(川上邦基,工学博士 藤島亥治郎)
落葉集-おかめ八目(末宗広)
茶人言行録-良斎,利世,広高(石田誠斎)
茶室と家相(五)(佐々木宗基)
大綱和尚と吸江斎(芦屋陶悦)
「茶史」を語る(五〇)(粟田天青)
京焼に就て(酒井香嵒)
付贅懸疣-応永北山行幸(小西大東)
嘉納鶴堂翁金婚自祝茶会(渡辺虹衣)
津村重舎氏夫人にお茶を聞く(田井つみ)
家庭で出来る煉羊羹の製法(平田重三郎)
花盗人(川那辺観風)
御存じですか?(川那辺観風)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
葦芦草(滴水庵)
竹蔭抄-送り鉦その他(井口海仙)
茶道問答(編輯部)
写真の頁
月報文壇
天臨閣茶会円能斎追悼会
桐蔭会大会
円能斎追悼茶会
地方通信
茶界消息
茶会処々
編輯後記
石州流一茶杓之伝二掛物表具之伝三花入切形之伝
口絵写真
大阪城天臨閣茶会に於ける今日庵の飾付
古門堂茶席内部と蓮乗院の庭園
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昭和十一年七月号
茶話真向翁 坤(一)
茶と健康(医学博士 武見太郎)
茶道漫遊(宮島翠華)
茶人言行録-石隠・統秋・秀吉(石田誠斎)
「茶史」を語る(五一)(粟田天青)
落葉集-田中居庸氏(末宗広)
根岸肥前守の茶事(石出帯刀)
付贅懸疣-泉の汲みやう(小西大東)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
随筆
野人の佗(浜本宗俊)
利休虚考(初瀬川松太郎)
ぼてぼて茶談(伊原青々園)
お道具草紙(てきすゐ)
古会記を観る(川那辺観風)
石川宗寂翁の川喜多久太夫氏訪問記(田井つみ)
竹蔭抄(井口海仙)
茶道問答(編輯部)
写真の頁
会記
月報文壇
円能斎追悼茶会
切抜帳より
編輯後記
口絵写真
竜光院井戸茶碗
円能斎追悼茶会
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昭和十一年八月号
瓢庵雪川と向月亭(渡辺虹衣)
茶話真向翁 坤(二)(校訂 平田重三郎)
茶人言行録-家康・秀忠・家光(石田誠斎)
落葉集-三ツ茶の湯・木たづ(末宗広)
近世的茶道人寛聴翁(辻田無茶士)
皿山の窯跡に就いて(渡辺宗清)
「茶史」を語る(五二)(粟田天青)
義士創製の祇園香煎(竹園生)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
竹蔭抄(井口海仙)
お道具草紙(てきすゐ)
新しく見出した日本趣味(田井つみ)
炭付花月が始る迄(浜谷とし子)
泡雪の製法(五槐庵)
名器と取合せ(洛隠生)
日活女優さんの「お茶熱」(田井つみ)
茶道問答(編輯部)
西郷山房雑話(岡本綺堂)
写真の頁
会記
月報文壇
円能斎追悼茶会(一)
尾の道から広島へ(広瀬拙斎)
時間制の旅行(左右田松翠)
切抜帳より-茶器供養・抹茶に味ふ日本
茶界消息
茶会処々
読者の声
編輯後記
石州流一茶杓之伝二掛物表具之伝三花入切形之伝(二)
口絵写真
管田庵内部とその外観
皿山の窯跡より発掘せられし陶器破片
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昭和十一年九月号
桂離宮の建築(川上邦基)
現代の世相と茶道(小笠原長生)
井戸茶碗のカイラギ(渡辺虹衣)
落葉集(末宗広)
茶人言行録-東陽坊・宗啓・収斎(石田誠斎)
「茶史」を語る(五二)(粟田天青)
付贅懸疣-井と釣瓶と杓(小西大東)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
濃茶付花月その他(浜谷とし子)
座談会
観世・今日庵両家元に聞く
小学校訓導に聞く
堺を語る座談会(一)
竹蔭抄-辻田君のこと(井口海仙)
お道具草紙(てきすゐ)
茶道の映画(坂東宗稜)
善男善女のお稽古ぶり(田井つみ)
茶席の塵(洛北道人)
お茶と踊の話-花柳寿美氏談
禅苑小話(川那辺観風)
茶道問答(編輯部)
写真の頁
会記
月報文壇
故辻田君を偲ぶ
働き者の無茶士君の霊に(渡辺虹衣)
辻田君のこと(初瀬川松太郎)
せみしぐれ(井口しづ)
無茶士君を偲ぶ(川那辺観風)
辻田氏の思出(浜本宗俊)
木綿豆腐(佐々木三味)
暁雲庵夜会(得叟宗見)
地方通信-尾道松風会,宇都宮通信
切抜帳より
茶会処々
茶界消息
読者の声
編輯後記
石州流一茶杓之伝二掛物表具之伝三花入切形之伝(三)
口絵写真 桂離宮御庭中島より御殿を見る
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昭和十一年十月号
続風興集-茶席の花(千宗室)
桂離宮の建築(二)(川上邦基)
茶話真向翁坤(三)(校訂 平田重三郎)
現代世相と茶道(下)(小笠原長生)
茶室と家相(六)(佐々木宗基)
「茶史」を語る(五四)(粟田天青)
千如心斎好松葉(洛隠生)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
お道具草紙(てきすゐ)
堺を語る座談会(二)
月見の名水に就て(平田重三郎)
名残の茶事(浜谷とし子)
茶道問答(編輯部)
北野大茶湯記念特輯頁
北野大茶湯の懐古(竹内秀雄)
茶を大衆の手へ(渡辺虹衣)
豊公北野大茶湯と聚楽行幸(糟谷原之)
北野大茶湯年代考(川那辺観風)
一恵の大茶湯図に就て(井口海仙)
三百年記念茶会々記
北野松原の大茶会(前記)
写真の頁
茶会記
月報文壇
今日庵夏期講習会
天下一鉦声
地方通信-鈴木先生を迎へて,岡山便り,朝鮮の巻
茶界消息
読者の声
編輯後記
口絵写真
桂離宮 古書院御月見台
一恵筆大茶湯図の一部
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昭和十一年十一月号
続風興集-茶席の花(千宗室)
まどふの説(松山吟松庵)
反古庵蔵帳(一)(高原慶三)
茶話真向翁坤(四)(校訂 平田重三郎)
茶人言行録-重能,宗庵,正則(石田誠斎)
宗旦と柳生宗矩(渡辺虹衣)
砧村閑話(飯尾のぶ)
病窓閑話(下田次郎)
「茶史」を語る(五四)(粟田天青)
黒雪と柳生但馬守(観世左近)
竹蔭抄(井口海仙)
茶道問答(編輯部)
お道具草紙(てきすゐ)
大徳寺納豆(洛隠生)
秀吉が天下一と賞したと云ふ茶入(田井つみ)
宗旦伝授聞書釈義(田中仙樵)
写真の頁
会記
月報文壇
東京茶道研究会
八木宗石翁逝く
茶界消息
読者の声
編輯後記
口絵
大名物 北野肩衝
牧渓筆 遠浦帰帆
豊公北野大茶会三百五十年記念 北野大茶会記
*
昭和十一年十二月号
続風興集-茶席の花(千宗室)
反古庵蔵帳(二)(高原慶三)
茶話真向翁坤(五)(校訂 平田重三郎)
神谷宗湛の書簡(井口海仙)
茶人言行録-ノ貫,光悦,肖柏(石田誠斎)
黄鐘調と銅鑼(宮島翠華)
伊勢の御師と杉木普斎(佐々木宗基)
落葉集-梅雪(末宗広)
茶と禅(中根環堂)
「茶史」を語る(五五)(粟田天青)
付贅懸疣-厨子台子棚物に就て(小西大東)
宗旦伝授聞書釈義(田中仙樵)
茶道問答(編輯部)
お道具草紙(てきすゐ)
北野大献茶会後記(浜本宗俊,川那辺観風)
長五郎餅(洛隠生)
三傑会茶会
素人茶道観(池田大伍)
写真の頁
大献茶会画報
会記
月報文壇
切り抜き帳-工房の秋
茶会処々
茶界消息
編輯後記
口絵写真 神谷宗湛の書簡