茶道月報 第289-300号(昭和10年)
昭和拾年新年号
口絵写真
東伏見宮大妃殿下に献茶し奉る
寒雲亭に於ける清浦伯
隣松庵席披き
鳩林荘にて
円能斎記念碑
除幕式参列の家元
東京研究会
扉 今日庵の三ヶ日
年頭の辞(千宗室)
結束して大道を進まん(宗遍流家元 山田宗有)
日本庭園概説(箒庵 高橋義雄)
慶首座の歿年(渡辺虹衣)
島津義弘と千利休(前田幾千代)
茶人言行録-直澄,直弼,重宗(石田誠斎)
利休百会記抜書(五)(浜本宗俊)
上野山内春の茶会(理学博士 麻生三郎)
茶席の花-はしばみ,はたうこん(観風生)
「茶史」を語る(三三)(粟田天青)
雲山層々-邦菓之由来(小西大東)
大神宮の若水祭(竹園生)
懐石十二ケ月(四)(広瀬拙斎)
お道具草紙-軸物(てきすゐ)
日野宗瑞(佐々木宗基)
林園長に茶をきく
リタ嬢と語る(幽静庵)
うきくも漫談(平田重三郎)
太夫さんのお点前(市川松蔦)
落葉集-温石,五辛,五味,魚道,ノ観の生国(末宗広)
茶道問答(編輯部)
写真の頁
東伏見宮大妃殿下に献茶し奉りて(倉田宗錦)
東京研究会発会式
円能斎記念碑除幕式(田井つみ)
北野神社献茶
如水会創立祭
茶会消息
満州国教育視察団を迎へて
月報文壇
茶会記
編輯後記
付録 三千家薄茶運び平点前比較
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昭和拾年弐月号
口絵写真 東久迩師団長宮殿下をお迎へして,他一葉
扉 今日庵の二月
風興集-七事式に就て(千宗室)
茶器と漆器に就て(沢口悟一)
茶人言行録-入江育斎,上田重安,上田秋成(石田誠斎)
利休百会記抜書(六)(浜本宗俊)
茶席の花-きぬがさ草,たけしまゆり(観風生)
「茶史」を語る(三四)(粟田天青)
大阪町人と茶道-上田秋成(二)(石田千代子)
天の真名井(竹園生)
楽焼が出来る迄(撮影説明 井口三郎)
雲山層々-邦菓之由来(小西大東)
懐石十二ケ月(五)(広瀬拙斎)
お道具草紙-軸物(てきすゐ)
織部百首(一)(校註 佐々木宗基)
思ひやりの心を習ふ-郷長子夫人談(田井つみ)
うきくも漫談(平田重三郎)
落葉集-楽茶碗のよさ(末宗広)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
写真の頁
「女手前」拝見(田井つみ)
御存じでしやうか(不識漢)
茶会消息
今日庵の初釜式
会記
編輯後記
付録 惟新様より利休へ御尋之条
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昭和拾年参月号
口絵写真 山吹の水,今日庵の初釜
扉 今日庵の三月
風興集-花月式(千宗室)
外人の見た「茶の湯」の精神(一)(A・L・サドラー著 左右田道雄訳)
茶人言行録-円乗坊,義隆,大高源五(石田誠斎)
豊太閤の茶道に就て(文学博士 渡辺世祐)
宗旦伝授聞書釈義(田中仙樵)
茶道と「十牛」(一)(川那辺観風述,常盤井利夫記)
茶席の花-春の田村草,三色菫(観風生)
「茶史」を語る(三五)(粟田天青)
千年の家山吹の水(竹園生)
雲山層々-邦菓之由来(小西大東)
懐石十二ケ月(五)(広瀬拙斎)
お道具草紙-軸物(てきすゐ)
茶は「まごころ」-畠山一清氏談(田井つみ)
うきくも漫談-高谷宗範翁の事(平田重三郎)
井口宗博翁を訪ねて(滴水庵)
織部百首(二)(校註 佐々木宗基)
女学生に家元見学の感想を聞く
つれづれ抄(ゐぐち三郎)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
写真の頁
茶会処々
茶界消息
会記
編輯後記
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昭和拾年四月号
口絵写真 玄々斎筆立礼下図,千政興氏
扉 今日庵の四月
風興集-一二三(千宗室)
外人の見た「茶の湯」の精神(二)(A・L・サドラー著,左右田道雄訳)
茶人言行録-信長・貞昌・貞房(石田誠斎)
安政大疑獄勤王志士の茶事(旧幕府牢獄奉行 石出帯刀)
宗旦伝授聞書釈義(田中仙樵)
雁足(平田重三郎)
茶道と「十牛」(二)(川那辺観風述,常盤井利夫記)
「茶史」を語る(三六)(粟田天青)
斯て生れた立礼式(辻田公紀)
懐石十二ケ月(七)(広瀬拙斎)
よしなしぐさ(小西大東)
お道具草紙-軸物(てきすゐ)
政興氏の十三詣を迎へて
古今禅苑好話(川那辺観風)
うきくも漫談(平田重三郎)
スターはお茶がお好き-勝太郎さんとオリエさん(田井つみ)
落葉集-百科大事典の誤謬(一)(末宗広)
つれづれ抄-思ひ出すまゝに(一)(恩賜京都博物館鑑査員 吉田尭文)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
写真の頁
雁次郎の点前を見る仁左衛門
島原廓松本楼全焼す(平田重三郎)
茶会処々
茶道界消息
会記
編輯後記
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昭和拾年五月号
口絵写真 ストツクホルムへ寄贈の茶室五葉,今日庵利休忌
扉 今日庵の五月
風興集-旦座の式(千宗室)
昭和大茶会の記(浜本宗俊)
外人の見た「茶の湯」の精神(三)(A・L・サドラー著,左右田道雄訳)
茶人言行録-氏郷・北海(石田誠斎)
宮本武蔵の禅、茶道、絵画(男爵 九鬼隆一郎)
宗旦伝授聞書釈義(田中仙樵)
茶道と「十牛」(三)(川那辺観風述,常盤井利夫記)
明葉花(諏訪星夢)
「茶史」を語る(三七)(粟田天青)
雲山層々-邦菓の由来(小西大東)
懐石十二ケ月(八)(広瀬拙斎)
お道具草紙-軸物(てきすゐ)
うきくも漫談(七)(平田重三郎)
古今禅苑好話(二)(川那辺観風)
お嬢さん方の座談会(一)
落葉集(末宗広)
つれづれ抄-西川貞次郎翁のこと(ゐぐち三郎)
茶談抄-思ひ出すまゝに(二)(恩賜京都博物館鑑査員 吉田尭文)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
茶界消息
写真の頁
十三詣に就ての資料(山菊記)
政興さんの十三詣に随行して
瑞典に寄贈される茶室
嘉納玉泉翁の逝去を悼む(平田重三郎)
茶会処々
会記
編輯後記
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昭和拾年六月号
口絵写真 遠州作竹花入銘再来,修繕なりし東陽坊の席
扉 今日庵の六月
満州国皇帝陛下茶儀御高覧
風興集-廻り花(千宗室)
「利休客之次第」より(浜本宗俊)
茶室に於ける美的諸相(一)(重森三玲)
御所丸茶碗其他(渡辺虹衣)
茶人言行録-宗和・竹庵・守信(石田誠斎)
青藍舎女塾と利休茶の七則(宮崎好文)
宗旦伝授聞書釈義(田中仙樵)
「茶史」を語る(三八)(粟田天青)
お池通名付の水(竹園生)
雲山層々-邦菓之由来(小西大東)
懐石十二ケ月-六月(広瀬拙斎)
秩父両宮殿下を迎へ奉りて(柘植曹谿)
お道具草紙(てきすゐ)
根津家名宝展観の記(宗俊記)
お茶は心のために習ふ(レーモンド夫人)
うきくも漫談(八)(平田重三郎)
お嬢さん方の座談会(二)
古今禅苑好話(二)(川那辺観風)
落葉集(末宗広)
つれづれ抄-吉野棚(ゐぐち三郎)
視覚・味覚・形覚(初瀬川松太郎)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
大師会の記(広瀬拙斎)
桐陰会大会
お釜を掛るまで
地方通信
茶会処々
編輯後記
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昭和拾年七月号
口絵写真
満州国皇帝御成りの「可楽庵」
石州好みの茶室
瑞鳳寺の献茶
瑞新軒席開きの来賓
扉 今日庵の七月
風興集-員茶の式(千宗室)
松平不昧公無駄言-前編(校訂 勝井錦水)
茶室に於ける美的諸相(二)(重森三玲)
外人の見た「茶の湯」の精神(四)(A・L・サドラー述,左右田道雄訳)
茶人言行録-清正・長嘯子・高広(石田誠斎)
内外茶業の大勢(一)(農林省農務局 久木元猛)
石州好みの茶室(中堀敬三)
「茶史」を語る(三九)(粟田天青)
八坂神社御手洗の水(竹園生)
緑陰抄(浜本宗俊)
懐石十二ケ月-七月(広瀬拙斎)
お道具草紙(てきすゐ)
往年の女志士を訪ふ-一ノ宮操子夫人(田井つみ)
蕾会会員方の座談会(一)
古今禅苑好話(三)(川那辺観風)
かつぱ破りのお茶(平田重三郎)
落葉集(末宗広)
つれづれ抄(ゐぐち三郎)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
政宗公三百年祭献茶式(長沼白銀)
湊川神社献茶祭(平田重三郎)
東陽坊修築披露
お水屋のぞ記(田井つみ)
茶会処々
読者通信
編輯後記
三千家濃茶比較
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昭和十年八月号
口絵写真 久迩宮両殿下,東伏見伯をお迎へ申して,長次郎作東陽坊茶碗
扉 今日庵の八月
風興集(千宗室)
沢庵和尚の大津馬物語(渡辺虹衣)
内外茶業の大勢(二)(農林省農務局 久木元猛)
外人の見た「茶の湯」の精神(五)(A・L・サドラー述,左右田道雄訳)
茶人言行録-如水・正円・重春(石田誠斎)
茶道と宗教(一)(徳島毎日主筆 井上一)
茶室と家相(一)(佐々木宗基)
「茶史」を語る(四〇)(粟田天青)
瑠璃・玻[リ]の由来(浜本宗俊)
蹴鞠根元の水滋野井(竹園生)
よしなし草(小西大東)
懐石十二ケ月-八月(広瀬拙斎)
お道具草紙(てきすゐ)
淋しさを紛はすお茶-団芳子氏(田井つみ)
蕾会会員方の座談会(二)
銷夏漫話
瓢の話(左右田翠松)
逆屏風(山脇善五郎)
落書茶会記(渡辺虹衣)
極楽のお茶事(平田重三郎)
落葉集(末宗広)
つれづれ抄-東陽坊の席(ゐぐち三郎)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
今日庵東京研究会
茶会消息
今治茶道研究会発会式
茶会処々
五槐庵主人へお返事(粟田天青)
編輯後記
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昭和十年九月号
口絵写真 良寛の消息と鍋蓋の額,今治茶道研究会
扉 今日庵の九月
風興集-茶カブキの式(千宗室)
松平不昧公無駄言(後編)
茶人言行録-信尋・家熙・隆景(石田誠斎)
茶道と宗教(二)(徳島毎日主筆 井上一)
良寛和尚と茶(一)(浜本宗俊)
宗旦伝授聞書釈義(田中仙樵)
「茶史」を語る(四一)(粟原天青)
お竹大日如来の話(東京至誠病院々長・東京女子医専校長 吉岡弥生)
茶話真向翁乾(一)(校訂 平田重三郎)
雪山層々-邦菓之由来(小西大東)
懐石十二ケ月-九月(広瀬拙斎)
お道具草紙(てきすゐ)
古今禅苑好話(五)(川那辺観風)
不昧公逸話(落葉庵)
落葉集-如心斎の消息,めさまし草(末宗広)
つれづれ抄-左橋無聴のこと(ゐぐち三郎)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
写真の頁
庭園倶楽部員の正視(観風記)
謹で宇田敬学兄に答ふ(石田誠斎)
茶会処々
茶会消息
お茶を点る春坊
読者通信(粟田天青)
編輯後記
茶道月報主要記事目録(自二〇二号)
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昭和十年十月号
口絵写真 大徳寺新管長太田常正師,今日庵夏期講習会-御内口切の事
扉 今日庵の十月
風興集-雪月花(千宗室)
茶話真向翁乾(二)(校訂 平田重三郎)
茶人言行録(一二)-小堀正一・小島屋道察(石田誠斎)
宗旦伝授聞書釈義-数寄者に品々有事(田中仙樵)
良寛和尚と茶(二)(浜本宗俊)
「茶史」を語る(四二)(粟田天青)
茶室と家相(二)(佐々木宗基)
西鶴の一代男に現れた骨董と茶会記(渡辺虹衣)
雲山層々-邦菓之由来(小西大東)
縁高料理(一)(広瀬拙斎)
お道具草紙(てきすゐ)
織部点前拝見記(田井つみ)
古今禅苑好話(六)(川那辺観風)
随感録(浜本宗俊)
落葉集-珠光の歿年,大衆茶道(末宗広)
つれづれ抄-井口姓のこと職人気質(ゐぐち三郎)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
講習会断片
白鶴美術館開館(平田重三郎)
茶会消息
新刊紹介
読者通信
編輯後記
茶道月報主要記事目録(二)(自二四一号)
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昭和十年十一月号
口絵写真 近衛家熙公画像,光悦筆和歌巻物
扉 予楽院家熙公に就て
風興集-仙遊の式(千宗室)
茶話真向翁乾(三)(校訂 平田重三郎)
茶人言行録(一四)-小堀政峰・佐久間信盛・佐河田昌俊(石田誠斎)
坂本竜馬と茶の詩に就て(男爵 関義長)
漆器と蒔絵(弘田左秀)
落葉集-掘り出し南坊録・逆竹に就て(末宗広)
宗旦伝授聞書釈義(田中仙樵)
良寛和尚と茶(三)(浜本宗俊)
「茶史」を語る(四三)(粟田天青)
河原院塩竃の遺跡(竹園生)
よしなし草-方丈室(歌屋大東)
縁高料理(二)(広瀬拙斎)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
お道具草紙-茶碗(てきすゐ)
見たり聞いたり
つれづれ抄-椿(ゐぐち三郎)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
明治神宮献茶式
予楽院二百年祭茶会
神戸研究会慰霊法要
瑠璃渓の秋色を探る(平田重三郎)
和歌投稿に就て
茶界消息
読者通信
編輯後記
織部流茶道書院式茶事(織部茶道会編)
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昭和拾年拾弐月号
口絵写真
後亀山天皇御宸翰と大覚寺に移された沢村道範の席
広沢切と大覚寺望雲亭広間
後鳥羽院歌仙切
大覚寺献茶式
北野神社献茶使用の茶碗
北野大茶湯之図
扉 北野大茶湯の記
風興集-廻り炭(千宗室)
大茶会の俤を偲ぶ北野の御献茶(辻田無茶士)
茶話真向翁乾(四)(校訂 平田重三郎)
日本婦道と茶道(貴族院議員・陸軍大将 大島健一)
落葉集-哲学者の見たる茶道(末宗広)
茶人言行録(一五)-相阿弥・酒井忠次・珠光(石田誠斎)
茶の湯釜(酒井香嵒)
「茶史」を語る(四四)(粟田天晴)
茶室と家相(三)(佐々木宗基)
宗鑑と一夜庵(河端赤峰)
雲山層々-邦菓之由来(小西大東)
茶料理十二ケ月(魚谷常吉)
縁高料理(三)(広瀬拙斎)
お道具草紙(てきすゐ)
日時計のある庭-藤井米次郎氏邸(田井つみ)
茶の作法と仏法(聴聞生)
つれづれ抄-下手の味(ゐぐち三郎)
茶道問答(編輯部)
月報文壇
大覚寺開山親王御忌献茶式(宗俊記)
光悦会
札幌より(佐藤宗寿)
茶界消息
茶会処々-十月中
編輯後記
懸賞発表