雑誌ニホン エイガ 100023133

日本映画 第4巻(昭和12(1937)年4月号~6月号)

サブタイトル
資料・<戦時下のメディア> 第1期 統制下の映画雑誌
著者名
出版者
大日本映画協会(復刻版 東京:ゆまに書房)
出版年月
1937年(昭和12年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
622p
NDC(分類)
778
請求記号
778/N71/4
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

四月号
映画の国際政策-特に日本映画について(長谷川如是閑)
特輯
映画批評の基礎的諸問題
映画批評の内容(谷川徹三)
映画批評の基準(北載河)
時評的所感-映画の本質に就いて(岡邦雄)
鑑賞と批評-感覚と理性について(矢野文雄)
欧米映画批評界の現状(来島雪夫)
映画の芸術性と娯楽性(大宅壮一)
映画統制の「効果」(岩崎昶)
ナチス政策下のドイツ映画-観て来たドイツの映画界(中谷博)
演劇文化と映画文化(辻久一)
興行映画と教育対策(藤岡慎一郎)
ニユース映画論
ニユース映画の諸問題(真名子兵太)
ニユース映画の個性(伊東恭雄)
ニユース映画のペーヂ
映画論評
「新らしき土」の文化的意義(石田義則)
蒼氓について(千葉昭)
「新らしき土」に関するハガキ回答
座談会 国立演劇映画専門学校設立案を廻つて(岸田国士,北村喜八,城戸四郎,内田吐夢,牛原虚彦,飯島正,筈見恒夫,唐沢俊樹,三島通陽,館林三喜男,中田俊造,板垣鷹穂,八木保太郎,増谷達之輔,千賀彰,菅原太郎)
随筆欄
フアンク博士の功業(森岩雄)
「新しき土」その他(林文三郎)
「新しき土」を推す(犬上太八)
せいくわつ(丸山定夫)
村山知義へ(三好十郎)
時評
純粋映画雑誌衰亡論(北川周平)
映画批評断想(杉本英三)
内外映画批評
(日本映画)新しき土・荒城の月・小市丹兵衛・戦国群盗伝・風流艶歌隊・蒼氓(山本三郎)
(外国映画)新しき土・永遠の戦場(岩崎南海夫)
映画音楽月評(塩入亀輔)
(はがき回答)日本映画の水準を高めるための緊急策
読者評壇
読者稿壇
読者投稿規定
内外新映画紹介
映画界月報
シナリオ 雪崩(全編)(P・C・L映画化)(原作 大仏次郎,脚色 村山知義)
編輯後記

五月号 シナリオ理論と創作・特輯号
第一部 シナリオ教程
シナリオ文学の制約(長谷川如是閑)
シナリオ文学の台頭(矢野文雄)
映画の創造過程の分業-シナリオライターの位置その他(村山知義)
シナリオ創作論(北川冬彦)
ダイヤローグの映画性(土橋栄)
小説の映画化に就いて(町田恭一)
欧米シナリオ作家紹介(筈見恒夫)
音楽月評-世界の歌姫・楽聖ベートーヴエン・天使の花園(塩入亀輔)
時評
えいぐわ音頭(岩崎南海夫)
シナリオ文学景気(北川周平)
随筆
学生と映画(中谷博)
映画界月報
ハガキ回答
ニユース映画の頁
読者稿壇
読者投稿規定
研究懇談会 児童映画について-岸辺福雄・久留島武彦両氏を中心に文部省、映画検閲官・教育家・映画作家の座談会
映画論評
ウインターセツト(目撃者)について(マルセルアシアル)
内外映画批評(山本三郎,石田義則,笠井信太郎)
からゆきさん・淑女は何を忘れたか・うそ倶楽部・女だけの都・平原児
新映画紹介
第二部 文芸シナリオ
(松竹映画)朱と緑(二百枚)(原作 片岡鉄兵,脚色 池田忠雄)
(日活映画)双面神(百八十枚)(原作 岸田国士,脚色 八木保太郎)
編輯室誌
表紙・扉・カツト(笹鹿彪)

六月号 映画と文化特輯号
日本映画の水準(菊池寛)
映画の文化的役割(新明正道)
映画と文化-特に民衆的立場の問題(青野季吉)
映画の認識論的価値と風俗描写(戸坂潤)
文化映画を検討する(岩崎昶)
国策上より見たる文化映画の問題-文化映画への一視角(増谷達之輔)
映画の作家批評(村田実)
各国映画の姿態と精神(沢村勉)
映画教育の実際(今井新兵衛)
音楽月評-春の流れ・間奏楽・失へる地平線・青春部隊・故郷(塩入亀輔)
時評-新聞と映画(岩崎南海夫)
随筆
映画のラヂオ放送(小林徳三郎)
巴里で見た映画(嵯峨善兵)
記憶に残る映画(窪川稲子)
ハガキ回答
ニユース映画の頁
読者評壇
読者稿壇
投稿規定
映画界月報
映画界扮装の渦中より(松竹撮影所長 城戸四郎,P・C・L・撮影所長 植村泰二,日活撮影所長 根岸寛一)
特別読物
映画界人名鑑-小林一三と大谷竹次郎(大塚虎雄)
大阪落城点描(多根茂)
映画論評-「群盗伝」「夏の陣」をめぐつて(筧清)
内外映画批評-大阪夏の陣・朱と緑・春の流れ・限りなき旅・間奏楽・目撃者・描かれた人生・沙漠の花園(石田義則,山本三郎,笠井信太郎,矢野文雄)
新映画紹介
外国映画の輸入から封切まで(青野幹)
文芸シナリオ
(日活映画)真実一路(百五十枚)(原作 山本有三,脚色 荒牧芳郎)
オリジナル・シナリオ 六軒家(シナリオ新人会同人 喬木十一)
編輯室誌
表紙・扉・カツト(笹鹿彪)