雑誌ニホン ショウジョ 100022430

日本少女 第22巻第5号(昭和17年8月)

サブタイトル
著者名
出版者
小学館
出版年月
1942年(昭和17年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
152p
NDC(分類)
051
請求記号
051/N71/22-5
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

表紙 朝(島野重之)
口絵
過般東京府の美術館で開催された海洋美術展覧会と美術文化展覧会出品作の中から皆さんに、向くやうなゑを三枚あつめました。
男装(町田曲江)
年輪(谷口克巳)
少女(戸川金雄)
夏まつり(本山桂川)
各地の夏まつりから特に面白いと思はれる事、風習をえらんで解説しました。大東亜戦下夏まつりのうちにも私たちは日本精神を知ることが出来ます。
万葉集の歌(風間恒夫)
万葉にかへれ、万葉の精神を現代に生かせと、近頃とみに万葉研究の叫びが高くなりました。こゝには数多い万葉秀歌の中から二三をぬき出して、解釈を付けました。
グラビヤ
産業報国-尾道市横浜帆布向上を訪ねる(五)
巻頭 汗を流せ(村山しげる)
詩 子供のすきな少女に(津村信雄)
雲と海(阿部艶子)
小説家阿部先生の少女の日の思ひ出です。
てんぐさ(三浦定之助)
海にちなんで、てんぐさについて豊富な知識を三浦先生に語つていたゞきました。
かく鍛へる(訪問記)
神奈川県大和村の大和学園高等女学校は、耕作に、グライダーに、自動車操縦に生活に即した特異な教育法で知られてゐます。
私たちの防諜(大坪義勢)
スパイはどこにもゐる。私たちは結束してスパイの目を耳をふさがなければなりません。それこそ銃後にある者の第一のつとめです。
働く少女に贈る
ほこり高らかに(鈴木舜一)
職場の少女よ、ほこりを高らかにもて。鈴木先生は警視庁労務監督官。実際に即して皆さんにお話下さいます。
お国のために働かう(対談会)
今の日本に働かない者が一人でもゐる事は許されません。老いも若きも皆して働きませう。それには…
よろこびを持つ少女(黒田米子)
筆者黒田先生は放送局勤務、働く女性の立場から、女の人の働きや働くことのよろこびを御懇切に御指導下さいます。
信州の少女(紀行)(井口文秀)
水泳の手ほどき(松兼幸子)
太平洋のかちどき(同盟調査部)
ミツドウエー攻撃、アリユーシヤン上陸と、相次ぐすばらしい戦果は、太平洋作戦の上にどんな影響をあたへるでせうか。
ニュースカメラマンの手記(本間金資)
聖戦に参加していくたびか敵弾下死を決した筆者が身を以ってかたるニユース映画撮影の苦心。
映画物語 海猫の港(石田吉男)
随筆 故郷の川(二反長半)
創作
くるめ絣の発明(名婦伝)(松田武夫 吉田貫三郎画)
向日葵(ユーモア小説)(神崎武雄 松野一夫画)
富士子のおばちやん(短篇)(鈴木清次郎 小田晴子画)
乙女だより(長篇)(深田久弥 林唯一画)
黄金の手(長篇)(中里恒子 深沢紅子画)
光る騒音(短歌)(五島美代子)
映画批評(津村秀夫)
快田さん(漫画)(松下井知夫)
読者文芸
良書紹介