雑誌ベッサツ レキシ ドクホン 100021845

別冊歴史読本 第26巻第12号 = 第568号(平成13年5月)

サブタイトル
戦記シリーズ No.54 関東軍全戦史
著者名
出版者
新人物往来社
出版年月
2001年(平成13年)5月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
195p
NDC(分類)
210
請求記号
210/B39/26-12
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

Photographic History 写真で追う満州事変 昭和六年九月一八日、柳条湖の鉄道爆破から関東軍の関内侵攻まで、満州事変の軌跡を写真でつづる。
総論1 日本の大陸政策と関東軍の栄枯盛衰(中山隆志)
総論2 満蒙問題武力解決のコンセンサス(松尾博志)
第一部 関東軍の誕生
写真構成 独立守備隊から関東軍へ(平塚柾緒)
関東軍の謀略 張作霖爆殺事件とその余波(矢部琢也)
事変の立役者 作戦参謀・石原莞爾の登場(森山康平)
第二部 関東軍の満州支配
写真構成 皇帝溥儀と満州国建設 清朝最後の皇帝・宣統帝としての即位から、満州国皇帝を経て、中国の一人民として生涯を終えるまで、愛新覚羅溥儀の生涯を追う。
満州事変を知るための五つのポイント(森山康平)
第三部 関東軍の野心
分離工作 満州国の衛星国化を目指した策動と日中全面戦争の勃発(千葉仁志)
国境紛争 関東軍の真の実力が試されたソ連軍とのふたつの戦い
1 張鼓峰事件 重大な影響を与えた朝鮮・ソ連国境の激闘(阪明)
2 ノモンハン事件 楽観と誤算、虚栄が生んだ痛恨の敗北(大山格)
関特演 史上最大規模の動員を行った昭和一六年の対ソ戦準備(矢部琢也)
第四部 関東軍の崩壊
追跡・南方戦線で戦った精鋭関東軍の運命(解説・作表・田藤博)
ルソン島に散った戦車第一〇連隊(田藤博)
昭和二〇年八月九日 ソ連侵攻と最後の奮戦(森山康平)
ソ連政府とスターリンの日本軍捕虜抑留計画(村上国士)
手記特集 満州で迎えた八月十五日
1 内心恐れていた敗戦が現実となって…(田中義夫)
2 その日、はじめて銃弾を浴びる!(野田亨)
3 夫のあとを追って大陸へ―そして敗戦(長谷川しげ)
4 引揚げの途中、過労で倒れた夫は異郷の土に…(深山小百合)
5 わずかの食糧から衣類はほとんど取られて、目先真っ暗に(渡辺伯子)
6 玉音放送は砲弾飛びかう前線には伝わらなかった(阪田泰正)
7 あの日、死を決して黙々と敵と対峙していた(湯治万蔵)
8 三歳で渡満、三〇数年してやっと祖国へ(清野進)
写真提供(近現代フォトライブラリー)
企画編集(太平洋戦争研究会)