雑誌レキシ ト タビ 100021837

歴史と旅 臨時増刊 第17巻16号(平成2年10月)

サブタイトル
著者名
出版者
秋田書店
出版年月
1990年(平成2年)10月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
546p
NDC(分類)
210
請求記号
210/R25/17-16
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

日清・日露から太平洋戦争までの海将二〇〇〇名余を網羅
帝国海軍提督総覧
帝国海軍を動かした人々 明治の海軍創設期から太平洋戦争の終焉までの日本海軍を担った提督たち!!(半藤一利)
草創期の将星
中将 榎本武揚 日本海軍の創設者(邦光史郎)
元帥大将 西郷従道 日本最初の海軍大将(土門周平)
中将 中牟田倉之助 海軍建設の父(篠原宏)
大将 川村純義 薩派勢力を磐石にした軍閥の祖(河野弘善)
元帥大将 井上良馨 薩摩閥海軍の長老(河野弘善)
大将 樺山資紀 日清戦争で胆勇を轟かす(河野弘善)
日清・日露戦争の提督
元帥大将 伊東祐亨 初代連合艦隊司令長官(杉森久英)
大将 上村彦之丞 不運を克服したGF裏方の提督(岡本好古)
元帥大将 東郷平八郎 日本海海戦を指揮した名提督(真木洋三)
中将 秋山真之 連合艦隊の天才的戦術家(吉田俊雄)
大将 八代六郎 シーメンス事件処理の海相(吉田俊雄)
元帥大将 伊集院五郎 先見と努力と猛訓練(吉田俊雄)
大将 柴山矢八 後衛にいて海軍発達に尽力(今野信雄)
大将 片岡七郎 脇役に徹した司令長官(中村彰彦)
元帥大将 島村速雄 功を誇らぬ知勇兼備の名将(中村彰彦)
大将 瓜生外吉 日本海海戦勝利への貢献者(鎌田芳朗)
大将 有馬良橘 旅順港口閉塞作戦の起案者(野沢正)
大将 山下源太郎 日露戦争の大本営参謀(高須廣一)
大将 三須宗太郎 彦根出身の将の使命感(光武敏郎)
第一次世界大戦の海将
大将 山本権兵衛 日本海軍建設の父の挫折(小林久三)
元帥大将 加藤友三郎 軍縮に賭けた理性派(夏堀正元)
中将 平賀譲 軍艦設計の神様(内藤初穂)
大将 末次信正 潜水艦の大改革者(野沢正)
大将 加藤寛治 二つの軍縮会議の最強硬派(高須廣一)
中将 堀悌吉 ロンドン軍縮会議の条約派(末國正雄)
中将 佐藤鉄太郎 海主陸従を理論づける(川村晃)
大将 黒井悌次郎 日露戦の海軍重砲隊長(川村晃)
大将 出羽重遠 薩閥派外の最初の大将(川村晃)
日中戦争のリーダー
大将 岡田啓介 二・二六事件、危機一髪の脱出(檜山良昭)
元帥大将 伏見宮博恭王 規律を重んじた皇族将軍(堀和久)
元帥大将 永野修身 第二次ロンドン軍縮会議の主席全権(伊達久)
大将 斎藤実 挙国一致内閣を組織した軍人政治家(光武敏郎)
大将 財部彪 海軍王国薩摩の最後の星(堀和久)
大将 安保清種 戦艦「三笠」の名砲術長(堀和久)
大将 大角岑生 艦船兵器の研究を進めた運命論者(光武敏郎)
大将 山梨勝之進 軍縮会議に奔走した海軍軍政家(多賀一史)
大将 小林躋造 台湾総督としての手腕(伊達久)
第二次世界大戦の名指揮官
大将 米内光政 日本帝国海軍に引導を渡した海相(利根川裕)
大将 井上成美 戦争終結への決断と行動(深田秀明)
大将 野村吉三郎 対米開戦時の特命全権大使(今野信雄)
大将 及川古志郎 三国同盟締結時の海相(円谷真護)
大将 豊田貞次郎 海軍を踏み台にした将軍(加来耕三)
大将 嶋田繁太郎 東条開戦内閣の海軍大臣(今野信雄)
太平洋戦争と終焉期の戦将
元帥大将 山本五十六 連合艦隊司令長官の栄光と悲劇(野村実)
大将 南雲忠一 真珠湾奇襲の機動部隊長官(森史朗)
中将 角田覚治 北洋・南太平洋海戦の勇将(奥宮正武)
中将 大西瀧治郎 神風特別攻撃隊生みの親(中村整史朗)
中将 栗田健男 レイテ沖海戦“謎の反転”(木山玄)
大将 鈴木貫太郎 武弁が見せる一級の政治感覚(中村義彦)
中将 小沢治三郎 最後の連合艦隊司令長官(伊達久)
中将 山口多聞 空母飛龍に殉じた提督(木山玄)
中将 三川軍一 第一次ソロモン海戦の知将(中村整史朗)
少将 吉川潔 第三次ソロモン海戦の勇将(石渡幸二)
中将 木村昌福 奇跡のキスカ撤収作戦(佐藤和正)
元帥大将 古賀峯一 南の空に果てた悲運の提督(末國正雄)
大将 豊田副武 遅れてきた連合艦隊司令長官(加来耕三)
中将 田中頼三 ルンガ沖夜戦の不屈の猛将(小泉剛)
中将 有馬正文 必死必殺の体当りで大義に殉ず(中村整史朗)
大将 伊東整一 「大和」とともに散った勇将(市来俊男)
中将 宇垣纒 終戦の日に死所を求めて出撃(木山玄)
大将 吉田善吾 アメリカ流リベラリストの悲哀(加来耕三))
特別読物
連合艦隊編制史 日清戦争、日露戦争、大正から昭和、太平洋戦争における連合艦隊の変遷(雨倉孝之)
海軍VS陸軍抗争史 明治維新の原動力となった薩長は「薩の海軍」「長の陸軍」として対立した(土門周平)
戦艦大和の歴代艦長たち わずか四年間という短命で沈んだ巨大戦艦「大和」を指揮した五人の艦長(多賀一史)
提督たちの母校[江田島丘学校] 士官養成を目的に開かれた海軍操練所からは優秀な“海の男”が巣立った(鎌田芳朗)
海の勇者たち 北辺の防人・郡司成忠/沈勇の人・佐久間勉/軍神第一号・広瀬武夫ら(棟田博)
特別企画 海軍将官総覧 全ての将官の経歴・事積等を記した画期的事典(外山操)
『帝国陸軍将軍総覧』『帝国海軍提督総覧』編集の辞(外山操)
表紙(中川恵司)
口絵/削像画・銅像・絵画に見る海戦と提督
グラビア/日清・日露戦争から太平洋戦争まで帝国海軍の興亡史
編集後記