婦人公論　〔第２２巻第３号〕　３月号附録（昭和１２年３月）

一 廣田内閣が瓦解するまで
▽明治七十年の第七十議會
▽議會政戰の幕開く
▽濱田國松氏の突撃
▽議政壇上の割腹問答
▽激論の後に停會
▽閣議解散に傾く
▽永野海相調停に起つ
▽民政黨總裁邸深夜の會見
▽政友會も妥協的
▽表面に現れた三つの立場
▽内閣、斷崖に立つ
▽廣田内閣崩壞す
二 大命降下まで
▽勅使興津の西園寺公へ
▽明治天皇と西園寺公
▽西園寺公の進歩主義
▽日本に『古來』の憲法なし
▽明治天皇と憲法政治
▽『憲政の常道』といふ事
▽後繼首相奏薦の手續
三 大命宇垣大將に下る
▽貧農の子宇垣杢次
▽陛下霜凍る深夜に御召し
▽陸軍、果然反對す
▽宇垣大將、局面打開に苦心
▽宇垣大將と政黨の關係
▽軍部と政黨の對立
▽政黨の外交失敗攻撃
▽結束の堅壘突破できず
▽林中將の文武恪循論
▽宇垣氏大將を辭す
▽宇垣大將大命を拜辭す
四 日本の内と外の事情
▽現役將校の大臣制、効果發揮
▽日本獨特の憲法とは何か
▽軍部の強力な理由
▽軍部の特權－軍政と軍令
▽軍部が内閣を潰した例
▽西園寺公の選擇狹めらる
▽世界の進歩する姿
▽世界は大戰に懲りる
▽階級主義と國民主義
▽日本の國際關係
五 林内閣成立へ
▽運を本讀んで待つ
▽人格高潔な林大將
▽陸海軍人選に應ぜず
▽林大將と組閣參謀長の衝突
▽林内閣の特徴二つ
▽超『超然内閣』成る
六、日本の明日(結びの言葉)
▽日本は明朗になるか
▽政黨の將來
▽社會はどうなるか
▽生活は暮しにくくなる
▽國際關係は如何
▽女性としてのあなたの任務