主婦之友 第10巻第6号(大正15年6月)
(特別彩色口繪)
▲初夏の流行の裝ひ
▲今夏流行の新型婦人洋服二種
▲家庭で縫へる可愛らしい女兒服二種
▲涼しい夏の室内裝飾
○日本婦人の典型として仰がるゝ和宮親子内親王の御生涯(道重信教)
○夫婦和合の相性と其の選び方(森田正馬)
○夫婦愛の危機に立つ人妻の煩悶に答ふ(綱島佳吉)
○盲目が見えるやうになる新潟醫大熊谷博士の新手術(特派記者)
○復興局疑獄事件の最中に自殺した太田圓三氏未亡人を訪ふの記(婦人記者)
○良人操縱の祕訣百ケ條(その十)(某匿名氏)
◇夫の愛に感激した妻の告白
(一)罪を追うて滅びんとした人妻の懺悔(金澤みさを)
(二)病んで初めて知つた良人の愛の深さ(星野久子)
(三)母の過失から夫の愛を知り得た喜び(緑川高子)
(四)病床に臥して良人の愛に目覺めた妻(櫻井みどり)
(五)不具の身を包んで結婚した若妻の告白(園部百合子)
○駿河臺より(石川武美)
○一變した夏の室内裝飾法(一記者)
○巴里の手帖から(その二)(西條八十)
○叱言を言はぬ家庭の聯盟(特派記者)
◇月收二百圓前後の家計實驗(懸賞當選)
○蓄音機でタイピスト養成(婦人記者)
○(寫眞鑑定)婦人の運命判斷(船井梅南)
○(農村副業)有利確實な麻裏草履の製作法(川村武郎)
○確實有利な貸金法の祕訣(吉益松風)
○(漫畫脚本)親爺來る(中島六郎)
○(時事感想)政界革新の叫び(田川大吉郎)
○子供の樂園(子供の讀物)(本誌記者)
○新工夫の『華玉』の美しい生け方(小林鷺洲)
◇現代十美人投票募集
○テニス上達の祕訣十ケ條(太田利雄)
○双生兒逆兒の徴候と手當(その四)(長谷川茂治)
◇お金いらずの婦人病の療法實驗(懸賞當選)
○不治の小兒麻痺を治した經驗(婦人記者)
療法と衞生
○性的惡習に惱む婦人の質問に答へて(吉岡彌生)
○妊娠十ケ月の衞生(その二)(岩崎直子)
○西洋の母が實行する育兒の祕訣(その二)(マーチン夫人)
○離乳後の食物と無害の間食(福井龍起)
○肺病の無錢新療法(その四)(江口有)
○粘液疝痛の症状と手當法(その十九)(矢尾板誠策)
○忽ち蠅の死滅する新發見藥(本誌記者)
◇(長篇小説)十字路の乙女(井手訶六)
◇(漫畫戲曲)地獄へ(麻生豐)
◇(傳説繪卷)舞袖しぐれ(大倉桃郎)
職業婦人の身嗜みとお化粧の實驗談(三婦人)
○美しい髪を有つ福助氏夫人の美髪祕傳(婦人記者)
○伸びた斷髪の恰好よき結び方(マリー・ルイズ)
○優雅な即席拔染のクッション(矢崎好幸)
○畫用紙で出來る綺麗な絲箱の作方(金澤靜子)
○令孃向きの手提二種の作り方(婦人記者)
○短い帶で上手にお太鼓が結べる『帶形』(婦人記者)
○姿をよく見せる乳おさへの作り方(平岩●(けい)子)
○毛織物保存に有效確實の殺蟲劑(石津利作)
○脱ぎ棄てた冬物は何う始末するか(三夫人)
○洗張りを上手にする祕訣(和泉屋主人)
○簡單にできる蚊帳の色揚げ法(山崎敏一)
○便利で恰好のよい女學生用頭巾附レイン・コートの作方(田中鑛太郎)
○流行のワイシャツとソフトカラーの上手な仕立方(佐藤福三郎)
○兎さんポケットの夏向き女兒服の仕立方(並木伊三郎)
○男物單羽織の仕立方祕傳(小高松藏)
○夏の外出着に相應しい新流行婦人洋服の仕立方(足立喜久子)
○梅雨季節の野菜西洋料理獻立(野間きく子)
○誕生日の祝ひを兼ねた家庭的懇親會の御馳走(松宮しん子)
○御飯を主にした美味しい西洋料理(川上清一郎)
◇懸賞當選浴衣地誌上展覽會(卷頭オフセット版)
◇『主婦之友』浴衣地くらべ(卷頭寫眞版八頁)
(表紙と口繪)
△表紙繪(HB版)(畫・多田北烏)
△新緑の頃(三色版)(畫・伊東深水)
△舞袖しぐれ(三色版)(畫・石井朋昌)
△家庭手藝品(三色版)
△主婦之友寫眞畫報
▲漫畫(中島六郎)
▲家庭の歌(選・若山牧水)
▲俳句(選・村上鬼城)
▲懸賞新題發表
▲家庭法律相談
▲家庭衞生相談
▲産婦人科相談
▲育兒衞生相談
▲美容理裝相談
▲和漢藥處方箋
▲編輯日誌(石川武美)
▲代理部季節品案内
▲誌上倶樂部
▲考物當選者發表
▲特別懸賞募集問題
▲主婦之友映畫欄(卷頭廣告中)