淡交 第8巻第1号-第6号 = 第67号-第72号(昭和29年1月~6月)
新年号
表紙(河野鷹思)
目次(川端彌之助)
◇關守石 新年の辭(千宗室)
傳統・風流(竹山道雄)
茶道に於ける夢と笑ひ(久松眞一)
對談 利休への夢(川端康成/小林太市郎)
点前解説 習う人のために(指導・裏千家々元)
人と作品 乾山(小林太市郎)
新春茶道常識集
茶室(適水庵)
茶花(山藤宗山)
茶庭(加藤熊吉)
菓子(鈴木宗康)
懷石(辻嘉一)
近世茶人列傳 富岡鉄斎(富士正晴)
名物めぐり 光悦の茶碗(林屋晴三)
共同研究 これからの茶の湯設計 建築の立場から(堀口捨己/谷口吉郎/山脇巖)
モデル茶會 アンテリゥムを床に(千宗興)
カメラ茶道史 茶の渡來(桑田忠親)
利休の眞蹟(田山方南/桑田忠親)
茶家の新春 -招く時・招かれる時-(千嘉代子)
グラビア
除夜から新年へ 家元迎春アルバム
こんな所にも 街頭
われ茶を愛す(徳富蘇峰/森田たま/藤原銀次郎)
時代椀の遍歴(松田權六)
もしも私が アンケート(伊谷賢藏/西坂專慶/嘉治隆一/J・P・オシュコルヌ/湯川スミ)
茶室の色彩(岡田喜義)
茶道風土記 加越百万石の名殘(久保田正衞)
鼎談 女性にお正月は何時?(中村汀女/森田たま/山本安英)
畫筆行脚 異國での茶の味(繪と文・小早川秋聲)
◇年輪(田井つみ)
年賀状 東から西から
中國(張源祥)
インド(A・サワ)
ロシヤ(ヤストルジェムスキー)
ドイツ(H・ボーネル)
イスパニヤ(J・L・アルバレス)
お正月の茶の間
◇出來るだけ簡單に(田中澄江)
◇私のゆめ(加藤シヅエ)
◇母の思い出(西崎緑)
▽ハワイの茶室開き
▽短波
▽淡交俳壇
▽各地のたより
(卷頭色刷口繪) 竹模樣椀
二月号
表紙(河野鷹思)
目次(川端彌之助)
◇關守石 人間萬事(千宗室)
切支丹の渡來(魚木忠一)
共同研究 利休の故郷(奈良本辰也/原田伴彦/林屋辰三郎/藤岡謙二郎)
点前解説 習う人のために(指導・裏千家々元)
春立つ日に
日本の鬼(猪熊兼繁)
中國の鬼(道端良秀)
西歐の鬼(野上素一)
豆と民間信仰(棚瀬襄爾)
豆と食生活(柏祐賢)
モデル茶會 雪・ワイキキの茶會(千宗興)
富岡鐵齋(近世茶人列傳)(富士正晴)
カメラ茶道史 茶の芽生え(桑田忠親)
名物めぐり 茶碗の約束から(田中作太郎)
グラビア
われ茶を愛す(團伊能/俣野健輔/湯川秀樹)
こんな所にも 直線と曲線
時代椀の遍歴(松田權六)
人と作品 石黒宗麿論(大屋幾久雄)
座談会 爐邊会議(西田直二郎/西村秀雄/長谷川万吉/石黒宗麿/浜本宗俊)
お茶の場のはなし(山脇巖)
梅五題
梅ところどころ(黒田重太郎)
梅(荻原井泉水)
菅公と梅(香西大見)
探梅行(佐々木三味)
梅の名所(戸塚文子)
杉山彦三郎翁の談話(中勘助)
もしも私が アンケート(C・S・バビア/梶原緋佐子/長崎太郎/西村貞/須田國太郎)
▽短波
▽淡交俳壇
(卷頭・色刷口繪) 皆朱黒繪松鶴文喰初椀
三月号
表紙(河野鷹思)
目次(川端彌之助)
◇關守石 獨りをつゝしむ(千宗室)
封建的と近代的(古谷綱武)
鼎談 利休と秀吉(井上友一郎/澁沢秀雄/桑田忠親)
アメリカの女性と趣味生活(坂西志保)
點前解説 習う人のために(指導・裏千家々元)
共同研究 これからの茶の湯設計 女性の立場から(山脇道子/藤川栄子/竹原はん/宮操子)
モデル茶會 雛祭の茶會(千宗興)
岡倉天心(近世茶人列傳)(保田與重郎)
カメラ茶道史 遊びの形式(桑田忠親)
名物めぐり 古釜ところどころ(長野垤志)
茶道の色彩(岡田喜義)
グラビヤ
われ茶を愛す(吉澤義則/板東蓑助/溝口健二)
こんな所にも 背景
◇杉山彦三郎翁の談話(中勘助)
座談會 春近し友来る(白洲正子/湯川スミ/大谷智子/大沢幸惠)
夜ばなし(田山方南)
茶席への裝い
茶席の化粧(村井八壽子)
茶の湯の髪(マヤ・片岡)
茶室のキモノ(千巳津彦)
アクセサリー(藤川延子)
《今月の顔》 梅若六郎(守美雄)
もしも私が アンケート(中村研一/平林たい子/清水六兵衞/G・ヘンダーソン/末川博)
▽東京初釜式点描
▽各地のたより
(卷頭・原色口繪) 梅模樣椀
四月号
表紙(河野鷹思)
目次(川端彌之助)
◇關守石 不完全の味(千宗室)
利休と「南坊録」(小宮豊隆)
「変り種らしき」座談会(北大路魯山人/岡本太郎/勅使河原蒼風/棟方志功/青山二郎)
点前解説 習う人のために(指導・裏千家々元)
カメラ茶道史 堺の町(一)
岡倉天心(保田與重郎)
抹茶と珈琲の経済学
コーヒー黨の感覺(猪田七郎)
抹茶は必需品(渡邊雅之助)
巷の聲(アンケート)
榮養學からの審判(酒戸彌二郎)
抹茶とコーヒーの經濟問答(堀江保藏)
モデル茶會 花のない茶會(千宗興)
グラビア
われ茶を愛す(O・ケリー/J・P・オシュコルヌ/G・ヘンダーソン)
こんな所にも(ひかり)
時代椀の遍歴(松田權六)
鼎談 贋物御注意(今井貞次郎/淡川康一/里見忠三郎)
京都滯在記(青山二郎)
もしも私が アンケート(皆川月華/近藤悠三/H・エンゲル/星野立子/依田義賢)
人と作品 本阿彌光悦(源豊宗)
季節の手帖
◇吉野の桜◇花見の懐石◇釣釜◇しゆん◇透木◇醍醐の花見◇夜桜棗◇横顔
茶飯釜(田山方南)
百爛花漫
お師匠さん(酒井屋壽榮)
都踊小吟(吉井勇)
お客さん(祇園小花)
◇年輪(田井つみ)
▽短波
▽各地のたより
▽初の海外派遣講師出發
▽版木投稿用紙
(卷頭・色刷口繪) 名月椀
五月号
表紙(河野鷹思)
目次(川端彌之助)
◇關守石 道場(千宗室)
利休と「南坊録」(小宮豊隆)
座談會 日本人の色彩感覚(和田三造/岡田喜義/木下勝治郎)
点前解説 習う人のために(指導・裏千家々元)
カメラ茶道史 堺の町(二)
井伊直弼(和田勝一)
皐月隨想
五月の空の色(河野鷹思)
葵祭と粽(鈴鹿野風呂)
更衣(石垣綾子)
ホタル(春山行夫)
鯉雨燈籠(棟方志功)
モデル茶會 客の次第(千宗興)
共同研究 これからの茶の湯設計 新陶作家群の意見(石黒宗麿/千宗興/陶和会メンバー)
グラビア
われ茶を愛す(水谷川忠麿/朝比奈源/堀越宗圓)
こんな所にも リズム
季節の手帖
端午の節句 初風爐の懷石 茶の保存 覆下園 珈琲のいれ方 風爐 鯉幟
鼎談 新茶の科學(酒戸彌二郎/田中正三/三井哲夫)
人と作品 濱田庄司について(上司海雲)
もしも私が アンケート(ダン道子/石井庄司/小池富美子/今和次郎)
◇今月の顔 芝祐泰(郡司正勝)
女性サロン
主人の趣味
アクセサリーではなく(壽岳しづ)
美味求眞(山本千枝子)
ものを覺えさす事(若山セツ子)
萬物への愛着(黒田初子)
自然を友として(猪熊ふみ子)
▽海渡る日本建築
▽道場建設への第一歩
▽版木
▽版木欄投稿用紙
▽ハワイ通信
▽各地のたより
(卷頭・色刷口繪) 藤棚模樣椀
六月号
表紙(河野鷹思)
目次(川端彌之助)
◇關守石 清淨心(千宗室)
利休と「南坊録」(小宮豊隆)
座談会 美しき朝鮮(加藤三之雄/小林太市郎/西田直二郎/東伏見慈治/三品彰英)
点前解説 習う人のために(指導・裏千家々元)
井伊直弼(和田勝一)
カメラ茶道史 利休の背景 (織田信長)
名物めぐり 織錦の鑑賞(龍村謙)
天下一おらがコレクション
達磨(徳力富吉郎)
新聞(出雲路敬豊)
時計(上口愚朗)
染織品(明石染人)
モデル茶會 叶ふ心(千宗興)
時代椀の遍歴(松田權六)
グラビア
われ茶を愛す(富本憲吉/バーナード・リーチ/觀世元正)
こんな所にも 靜けさ
季節の手帖
人権・六月の懷石・掛物の手入・アユ・夏至・釜の手入・時の記念日・道具の整理・花の水揚
數寄屋と茶道(H・エンゲル)
鼎談 道具は生きている(善田一雄/戸田鐘之助/吉田庄藏)
陶痴放談(深瀬基寛)
もしも私が アンケート(尾關岩二/圖師嘉彦/佐野繁次郎/水澤澄夫)
◇年輪(田井つみ)
ゆかたの美学
生産工程(塚本市郎)
流行と選び方(鍛冶太郎)
歴史(日置昌一)
ゆかたと日本人(L・ハーヴィツ)
六代目のゆかた(花柳章太郎)
ゆかたの鑑賞(ノエルヌェット)
◇今日の顔 楠部彌弌(橋本喜三)
時は金なり
茶人・時間・禮儀(佐々木三味)
食欲・時間・懷石(湯水貞二)
▽淡交俳壇
▽版木
▽玄々齋の還暦茶會
▽フオト・トピック
▽版木投稿用紙
▽各地のたより
(卷頭・色刷口繪) 芹椀