淡交 第6巻第1号-第6号 = 第43号-第48号(昭和27年1月~6月)
新春特大号
表紙(元井三門里)
目次(川端彌之助)
◇年頭の辞 茶道の國際性(千宗室)
◇今の課題(千宗興)
各流の新年行事(遠州流・小堀宗慶/藪内流・藪内紹智/松尾流・松尾宗吾/江戸千家・川上宗雪)
茶道の玄旨(久松眞一)
東都茶碗譜 是閑手茶碗(佐藤進三)
老眼鏡からのぞいた現代茶道(小林逸翁/松永耳庵/畠山一清/疎林庵宗鳥)
◇茶美生活(北大路魯山人)
◇萬暦赤繪(加藤義一郎)
座談会 画・お茶・寳くじ(鎌倉文士夫人)
名席巡禮 櫻下亭の茶室(繪と文・小早川秋聲)
◇露地のしたつゆ(戸田宗寛)
をりにふれて(梨本伊都子)
◇母の祈り(千嘉代子)
冬花に寄する(繪と文・黒田重太郎)
友への手紙(千宗興)
◇月暦の會記・古銅龍耳の花入(佐々木三味)
◇スケツチ 車窓東海道(林正治)
應用編 棚物莊付詳解(濱本宗俊)
◇新年の謠曲(種田嘉一)
能面について(高橋義孝)
お能とお茶 三宗家座談會(金剛巖/観世元正/金春信高)
掌にこもるあたゝかさ(森田たま)
茶とそのほか(堂本印象)
今年の抱負(小合友之助/伊藤久三郎/秋野不矩/清水禮四郎/桑田道夫/依田義賢)
希望訪門 仕事場の志村立美先生・家庭の山本安英さんを訪ねて
戯曲 北山しぐれ(喜多村潤)
創作 生きていた利休(連載)(西堀一三)
◇續へちま日記(繪と文・田山方南)
◇教祖樣(田井つみ)
放談アメリカ道中双六(繪と文・北村ただし)
新・春・娯・樂・室
◎當世噺家行状記 (三遊亭金馬)
◎とんでも茶人(大辻司朗)
◎我が交友録(秋田實)
▽お茶の泉
▽鶴岡八幡宮献茶式
▽大徳寺・桐蔭茶會
▽光悦會便り
▽各地の便り
▽懸賞クロスワード・パズル
特輯グラフ カメラに拾う若宗匠アメリカ紀行
(卷頭色刷口繪) 萬暦赤繪尊式花生
◇別冊附録◇ 昭和二十七年度 茶事暦
二月號
表紙(門井三門里)
扉繪(橋本潔)
卷頭言 本立而道生(千宗室)
旅を終えて(千宗興)
◇東都茶碗譜 火計茶碗(佐藤進三)
◇南坊録に學ぶ(中村直勝)
◇茶美生活(北大路魯山人)
◇名席巡禮 左勝手の茶亭泰勝軒(繪と文・小早川秋聲)
棚物莊付詳解(濱本宗俊)
◇茶道の織物美(龍村謙)
◇風爐灰の話(山藤宗山)
◇昭和新名器を拾う 光悦東茶碗(高原慶三)
◇黄瀬戸(加藤義一郎)
◇月暦の會記・竹一重切花入(佐々木三味)
民藝あれこれ
民藝是非(上村六郎)
朝鮮の茶碗(深瀬基寛)
ガラスのことごと(大頭尚一)
民藝品の理解(林彌衞)
茶碗作り(濱田庄司)
民藝の手(楠部彌弌)
アメリカの旅より(河井博)
(順不同)
鎌倉にて(菊岡久利)
日本の古陶磁(小山富士夫)
◇人物點描 菊池契月(橋本喜三)
◇露地のしたつゆ(戸田宗寛)
◇茶道閑話(鈴木日々庵)
利休の眞蹟(田山方南/桑田忠親)
◇竹工談(飯塚琅●齋(ろうかんさい))
◇季節の謠曲(種田嘉一)
◇名園を訪ねて 慈照寺銀閣の庭(松岡敏衞)
希望訪門 仕事場の石黒宗麿先生を訪ねて
◇アメリカの茶道(臼井憲定)
◇茶碗を通して(六鬼道人)
◇ハロー君の探訪 近頃着物達引(北村ただし)
創作 生きていた利休(連載)(西堀一三)
お茶の泉
アメリカ便り
世界の銀幕飾る裏流點前
永遠に生きる一世紀の茶道
各地の便り
後記
【原色口繪】 黄瀬戸鉦鉢
カット(山田みのる)
三月號
表紙(元井三門里)
扉繪(橋本潔)
卷頭言 道を求める心(千宗室)
懷石点描(千宗興)
◇東都茶碗譜 織部沓茶碗(佐藤進三)
◇南坊録に學ぶ(中村直勝)
◇茶美生活(北大路魯山人)
◇名席巡禮 利休愛惜の茶亭(繪と文・小早川秋聲)
棚物莊付詳解(濱本宗俊)
◇月暦の會記・伊賀耳付花入(佐々木三味)
◇染附の香合(加藤義一郎)
◇昭和新名器を拾う 仁清一文字香合(高原慶三)
特輯 茶道と歌舞伎
私と芝居(河竹繁俊)
鏡獅子とコクトー(伊吹武彦)
私と芝居(田中澄江)
私と芝居(三輪晁勢)
關西若手歌舞伎(菅泰夫)
隨想櫻時雨(高谷伸)
私と芝居(今尾哲也)
櫻しぐれ(井口海仙)
櫻しぐれの上演(編輯部)
(順不同)
私の茶の湯の印象(デイビツド・キツド/木戸幽明)
ニューヨーク市に於る茶道(ジニイ・グリユツク/福永陽幽)
◇人物點描 堂本印象(橋本喜三)
◇露地のしたつゆ(戸田宗寛)
◇風爐灰の話(山藤宗山)
利休の眞蹟(田山方南/桑田忠親)
◇茶道閑話(鈴木日々庵)
◇鑑賞される紙(禿子祐祥)
◇名園を訪ねて 南禪寺の無隣庵庭(松岡敏衞)
◇季節の謠曲(種田嘉一)
対談 これからのお茶(千宗興/山下晶子)
◇アメリカの茶道(臼井憲定)
◇ハロー君の探訪 花やはな二筋道(繪と文・北村ただし)
創作 生きていた利休(連載)(西堀一三)
千巳津彦君の渡米
お茶の泉
各地の便り
後記
【原色口繪】 染付莊子香合
カット(山田みのる)
四月號
表紙(元井三門里)
扉繪(橋本潔)
卷頭言 茶道の實際(千宗室)
あるともだち(千宗興)
棚物莊付詳解(濱本宗俊)
◇易と五行思想(窪徳忠)
◇東都茶碗譜 古萩茶碗(佐藤進三)
◇南坊録に學ぶ(中村直勝)
◇利休の遺蹟(井口海仙)
◇名席巡禮 東陽坊(繪と文・小早川秋聲)
写真巡礼
名物こぶ屋吉光(岸本貫之助)
竹(葛西宗誠)
◇月暦の會記・染付高砂魚耳花入(佐々木三味)
◇伊賀の花生(加藤義一郎)
◇昭和新名器を拾う 雲堂染付高野茶碗(高原慶三)
◇風爐灰の話(山藤宗山)
舞踊界あれこれ
動と靜(高谷伸)
お茶を點てない吉野の話(林悌三)
紋付姿は美くしい(棋茂都陸平)
靜と動(若柳吉兵衞)
舞踊の事ども(尾上梅幸)
舞踊の分派發達過程について(高橋正雄)
踊る馬鹿觀る馬鹿(法村康之)
(掲載順)
日本美術史(下店靜市)
歌麿の藝術(中井宗太郎)
自畫自讃 墨繪寸感(小野竹喬)
利休の眞蹟(田山方南/桑田忠親)
◇茶道閑話(鈴木日々庵)
◇まる窓(喜多村潤)
◇人物點描 清水六和(橋本喜三)
隨想(田山方南/伊藤康安/西村彦兵衞/内島北朗/杵屋六左衞門/初瀬川松太郎/一力次郎/神田宗珪 (掲載順))
◇アメリカの茶道(臼井憲定)
◇名園を訪ねて 高臺寺の庭(松岡敏衞)
◇青い眼の世相諷刺(ジェイ・グリック)
電話対談 東西おどり放談(新橋・まり千代/祇園・屋壽栄)
◇ハロー君の探訪 洋舞と日舞おどり合戦(繪と文・北村ただし)
◇茶湯者瓢庵の死(桑田忠親)
創作 生きていた利休(連載)(西堀一三)
お茶の泉
留學生アルバム
各地の頼り
後記
【原色口繪】 古賀三角耳花生
カット(山田みのる)
五月號
表紙(元井三門里)
扉繪(橋本潔)
卷頭言 師弟の道(千宗室)
利休を迎ぐ(田山方南)
白天目と紹鴎の佗茶(林屋晴三)
棚物莊付詳解(濱本宗俊)
◇東都茶碗譜 古刷毛目茶碗(佐藤進三)
◇南坊録に學ぶ(中村直勝)
写真巡礼 蒔灰(寫眞と文・葛西宗誠)
◇利休の遺蹟(井口海仙)
◇名席巡禮 昨夢軒(繪と文・小早川秋聲)
◇月暦の會記・砧青磁筍花入(佐々木三味)
◇昭和新名器を拾う 朝鮮唐津白妙茶碗(高原慶三)
◇南禪寺の庭々(松岡敏衞)
色彩の魔術(明石染人)
特輯 茶室のきもの
着物の良さについて(花柳章太郎)
私の望み(緒方洪平)
生活着としての和服(高林三郎)
三浦アンナ先生の着物觀(綾小路公一)
着物に就て(上村松篁)
(掲載順)
日本美術史(下店靜市)
茶道の發生とその時代の風俗(江馬務)
自畫自讃 牡丹・帽子(黒田重太郎)
利休の眞蹟(田山方南/桑田忠親)
マザー・ボーイ(千宗興)
◇人物點描 吉井勇(橋本喜三)
隨想(渡邊一夫/吉川幸次/阿地丘/野上素一/梶原緋佐子/竹中三郎/松本正子/(掲載順))
◇梅松(田井つみ)
◇青い眼の世相諷刺(ジェイ・グリック)
利休忌大茶会を見る(於上野国立博物館)
◇ハロー君の探訪 お人形合戰(繪と文・北村ただし)
◇茶湯者瓢庵の死(桑田忠親)
◇生きていた利休(西堀一三)
〈カメラ特輯〉 ハワイ支部茶道実習団来日アルバム
家元の利休忌
お茶の泉
マイケル・パウエル氏來庵
北野大萬燈
各地の便り
後記
【原色口繪】 古赤繪金襴手角瓢花生
カツト(山田みのる)
六月號
表紙(元井三門里)
扉繪(橋本潔)
卷頭言 向上の道(千宗室)
茶道發生とその時代の風俗(江馬務)
能面の表情(野村万藏)
逃鴬日記(吉川英治)
◇棚物莊付詳解(濱本宗俊)
◇東都茶碗譜 鈍阿茶碗(佐藤進三)
◇南坊録に學ぶ(中村直勝)
◇利休の遺蹟(井口海仙)
写真巡礼 調和(寫眞と文・葛西宗誠)
◇月歴の會記・竹二重切花入(佐々木三味)
◇名席巡禮 名席好文亭(繪と文・小早川秋聲)
◇牡丹唐草金襴地文釜(高原慶三)
◇妙心寺の庭々(松岡敏衞)
対談 味の哲学(吉兆・湯木貞一/辻留・辻嘉一)
味覺遍路(竹内逸)
無抵抗(澤潟 久孝)
あまから地方色(戸塚文子)
五味の説(青木正兒)
日本の味(C・S・バビア)
江戸の食べ物と昭和の食べ物(河竹登史夫)
再び主人公(後藤瑞巖)
日本美術史(下店靜市)
日野俊基の消息について(赤松俊秀)
自画自讃 我が陶器道(富本憲吉)
利休の真蹟(田山方南/桑田忠親)
アメリカに於ける茶道(千宗興)
◇人物点描 小野竹喬(橋本喜三)
◇松花堂と狩野山雪(土井次義)
隨想(犬養健/坂東三津三郎/石黒宗麿/高安國世/三岸節子/植田壽藏/千嘉治/(掲載順))
◇風爐灰の話(山藤宗山)
◇青い眼の世相諷世相諷刺(ジェイ・グリック)
座談会 京都展望帖(猪熊弦一郎/初瀬川松太郎/劍持勇)
◇ハロー君の探訪 大海原と舞妓(繪と文・北村ただし)
◇生きていた利休(西堀一三)
〈カメラ特輯〉 ハワイ支部茶道実習団来日アルバム
お茶の泉
家元だより
献茶だより
後記
【原色口繪】 古備前緋襷小判形水指
カツト(山田みのる)